なぜ34年ぶりに日経平均が3万5000円を超えているか分かる?


日経平均株価が34年ぶりに3万5000円を回復。このニュースを受けて「新NISAの影響だ」とか訳の分からないことを発言しているマスコミがいるが、答えは至ってシンプルである。理由は簡単だ。

円安だからだ。


すべてはこれに尽きる。これをいまだに理解していないテレビや新聞社が多い。日本の中でハイクオリティーペーパーとして名を馳せている日経新聞は、「円安」を”悪い”円安”と報じる始末。日本のメディアを真面に信用していると、いつまで経っても本質的な情報に触れることは難しいだろう。

まず円安になると、日本のエクセレントカンパニーが所属する輸出企業の業績が好調になる。企業業績が好調になると法人税も増え、結果的に税収は増えるし(今年の税収はおそらく80兆円近くになり、再び過去最高を更新予定)、GDPも増加する。円安になると日本全体の経済が上向くのだから日経平均株価が上昇するのは当たり前の現象だということだ。

日経新聞を筆頭に円安を”悪”と表現する人が多いけど、「円高」になれば、企業業績は悪化し、税収は減。GDPも減少し、結果的に雇用も失われる。円安時と逆の現象が起こってしまう。悲惨な状況に陥る。
皆も記憶にあると思うけど、民主党政権時には1ドル75円まで強烈に円高が進行。あの時の日経平均株価は8500円割れ。リーマンショックの震源地はアメリカなのに、日本は強烈な円高のためにアメリカ以上に景気悪化してしまった恥ずべき出来事だ。

この時、強烈な円高を招いた主犯者は日銀だ。もっと言えばその当時、日銀総裁をしていた白川総裁である。あの当時、リーマンショックで世界は大恐慌に陥る恐怖の中にいた。そこでその恐怖から何とかして復活するために各国が取った金融政策が”金融緩和”である。

各国は自国通貨の供給量を増やしまくる一方で、日銀の白川総裁は非常にショボい金融緩和しか打ち出さなかったため、マーケット上で円の供給量が他の通貨と比べて少ない状況に陥り、強烈な円高を招いてしまった。
その被害を直に受けたのが、日の丸半導体として設立された「エルピーダメモリー」だ。強烈な円高のために倒産に追い込まれてしまったのだ。技術力があってもこれだけ円高になれば太刀打ち出来るはずがない。白川総裁の金融政策の過ちが悲劇を生んだと言ってもいいだろう。

マーケットは常にリアルな情報を届けてくれる。テレビや新聞とは違って合理的に判断してくれる。コロナ後のマーケットは特にそうだ。良い企業には申し分ない程にお金が集まるし、”やってるフリ”をしている企業にはお金は集まらない。本来あるべき姿に達したのだと個人的には思っている。

マーケットに抗うのではなく、「なぜマーケットはこう動いているのだろうか?」と考えてほしい。そうすればテレビや新聞に騙されることはなくなってくる。一方、「なんでこんな状況で上がるんだ。絶対におかしい!」と思っている間は、いつまで経っても真の情報には辿り着けないだろう。

僕は常にマーケットと向き合ってほしい


とお客様に伝え続けてきた。なぜそう動くのか?。それを”調べる癖”を身に付けてる人が得をする時代だと思っている。





























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