守月かたり

「お守りの声になれますように。」歌、作詞作曲、詩

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「お守りの声になれますように。」歌、作詞作曲、詩

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うたう・つくる理由

ぱっと出てくるのは マイクの前 自分の声が入っていく感覚 ステージの上で歌える時間 が好き ステージの上で歌う自分は好きになれる 人前に立っても自信が持てる シンプ…

守月かたり
5か月前
31

『dear canola flowers』

00:00 | 00:00

『プレゼントを文学で』 90回スクロールしたら、ずらっと並んだ文字の天井がみえた 自分の名前と「よろしくね」 蒔いた種が、壁に植え付けられていく 右からぽん 左か…

3

『無生物の監視』

私に詳しいトラックの荷台は  中学生の頃一緒に住んでいた犬の死の前日を知っている 私に詳しい石ころは 水道水で湿った絆創膏の匂いを覚えている 私に詳しい自由帳は …

7

『三日月ドロップ』

はぁーーー…っと、 私の心が天井を突き抜ける 細くて、弱くて、ちぎれそうな、声の心電図 3歩先の虹を渡っている自分らしき人に流す 小さな音を立てて、歪な荒い波を立て…

守月かたり
2週間前
12

炎を宿す引き金

しまっていた、眠っていた、忘れかけていた感情が溢れ出る 物凄くアツいものが湧き上がる 私の人生に絶対、この日、このライブは必要で、ひとつひとつの行動が、明日、明…

守月かたり
1か月前
6

一生モノの衝撃

好きな作品の2.5次元化には反射的に拒絶反応を起こしていた 「2.5の世界を好きになれる日は一生来ないかも」 でも、この考えはこの舞台で消えた 次元は、飛び越えられる…

守月かたり
1か月前
2

『プレゼントを文学で』

90回スクロールしたら、ずらっと並んだ文字の天井がみえた 自分の名前と「よろしくね」 蒔いた種が、壁に植え付けられていく 右からぽん 左からぽん ぽんぽんって、箱…

守月かたり
1か月前
12

『うさぎの足跡』を読んで

ページを開くと、インスタで見たことがある、私のお気に入りの絵がお出迎えしてくれた。 絵の下「」の中にいる文字は、今この瞬間の気持ちをその時に外に出してあげること…

守月かたり
2か月前
7

『歌詞の詩』

足の下には雲 口の前には声 頭の上には月 脳内の星空で何回、月の真下に立っただろう 足の下には地 唇の間には縫い目 手を伸ばしても背景 光の粉を降りそそぐんだ ちが…

守月かたり
2か月前
5

『抑える魔力』

音楽の鎧を付けないで たくさんの目の前に立つ 道を書いた記号の紙を2枚机に 声を響かせる先っぽあみあみを右手に 「あー、あー、テステス」 たくさんの目の前 ヒトの目…

守月かたり
2か月前
5

ゴールデンの断片

祖父母の家に帰ると甘いものたくさん食べちゃう 
「あと2年」冗談でも聞くの嫌だな 
庭に植えてもらっているお花たち おばあちゃんに育ててもらうの嬉しいと思う 長生…

守月かたり
2か月前
5

ライブに行く理由

私はライブに行くのが好き 生活の中での優先順位も高い でも、なんで高いチケットをとってまで遠くまで足を運ぶんだろ それは 「学ぶため」が大きな理由 だけど、それ…

守月かたり
3か月前
10

部屋

今日?昨日? 私の中ではまだ今日だから、今日! 約5年住んでいたお家から引っ越して、一人暮らしを始めるみたいです。 深夜すぎるけど、何か書かないと落ち着かないので…

守月かたり
5か月前
34

『開示』

壁壁壁壁壁 私の中の真っ暗闇は、檻の中に閉じ込められている 耳を塞いでも通り抜けてくる雷 あぁ、なんで私はこんな土地に植えられてしまったんだろう 「置かれた場所で…

守月かたり
5か月前
15

『立体と面の狭間』

7センチ以上のヒールを履いていた 私が右肩を叩いたハイヒールの立体は 私を置いてスタスタと学校の自動ドアに向かっていった 金魚鉢の中の制服に 錆びれたプライドに 落…

守月かたり
5か月前
11

『歩く、渋谷区』

いつもとは逆方向に足が動く ドアを叩いても返事だけで開けてくれないから 私はさよならを言った 「一緒に行こうね」 口約束した、くまちゃん温泉 信号機の赤色で人は止…

守月かたり
5か月前
10
うたう・つくる理由

うたう・つくる理由

ぱっと出てくるのは

マイクの前
自分の声が入っていく感覚
ステージの上で歌える時間
が好き

ステージの上で歌う自分は好きになれる
人前に立っても自信が持てる

シンプルに「好き」だから

っていう理由。

奥底にあるのは

今までチャンスを自分で潰すことが多い人生だった

本当にやりたいことから目を背け続けて、本当は聞こえている自分の声・小さい頃からの夢に向き合えなくて、ずるずる引きずってきた

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00:00 | 00:00

『プレゼントを文学で』

90回スクロールしたら、ずらっと並んだ文字の天井がみえた

自分の名前と「よろしくね」

蒔いた種が、壁に植え付けられていく

右からぽん
左からぽん

ぽんぽんって、箱が上に流れていく

小さな箱
大きな箱
葉っぱが溢れ出した箱
声の箱
顔が見える箱

ぽんって置かれた、置いた箱

一個一個、目に入れて、味わって、血液に流して、左側の奥の奥にぎゅっとしまって、噛み砕いて

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『無生物の監視』

『無生物の監視』

私に詳しいトラックの荷台は 
中学生の頃一緒に住んでいた犬の死の前日を知っている

私に詳しい石ころは
水道水で湿った絆創膏の匂いを覚えている

私に詳しい自由帳は
「心の花束を忘れるな」と言っている

私に詳しいドアノブは
スマホに眠る前のメロディを口ずさんでいる

私に詳しい椅子の目は
好きな人をマリオネットにしたことを思い出させている

私に詳しい間接照明は
真っ赤な充電ケーブルを切るところ

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『三日月ドロップ』

『三日月ドロップ』

はぁーーー…っと、
私の心が天井を突き抜ける

細くて、弱くて、ちぎれそうな、声の心電図
3歩先の虹を渡っている自分らしき人に流す
小さな音を立てて、歪な荒い波を立てて

哀れなる三日月が私の頬に手をあてた
つーっと流れそうなドロップ。流れても良いんだって。さ。

「おやすみ」を言ったら、明日には「おはよう」があるのか?

知らないけど、今はドロップを舐める。

虹の上で手を振っている人の口は動い

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炎を宿す引き金

炎を宿す引き金

しまっていた、眠っていた、忘れかけていた感情が溢れ出る
物凄くアツいものが湧き上がる

私の人生に絶対、この日、このライブは必要で、ひとつひとつの行動が、明日、明後日、次の日の予定が、人生を加速させられる方に変えられた。自分で変えられた。

【いつだって生まれ変われる】
本当に、生まれ変われた

ライブの次の日の1限
【今日を頑張る】がずっと心に残ってるから、ちゃんと学校に行けた

音楽療法の授業

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一生モノの衝撃

一生モノの衝撃

好きな作品の2.5次元化には反射的に拒絶反応を起こしていた

「2.5の世界を好きになれる日は一生来ないかも」

でも、この考えはこの舞台で消えた

次元は、飛び越えられる。

そもそも、長年こびりついていた【二次元コンテンツを三次元化することへのマイナス感情】はどこからきていたのか。

作品の世界観を壊されたくないから

は、良く聞く一般的な理由かも。

現実世界での疲れ・不安・喪失感・空虚感な

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『プレゼントを文学で』

『プレゼントを文学で』

90回スクロールしたら、ずらっと並んだ文字の天井がみえた

自分の名前と「よろしくね」

蒔いた種が、壁に植え付けられていく

右からぽん
左からぽん

ぽんぽんって、箱が上に流れていく

小さな箱
大きな箱
葉っぱが溢れ出した箱
声の箱
顔が見える箱

ぽんって置かれた、置いた箱

一個一個、目に入れて、味わって、血液に流して、左側の奥の奥にぎゅっとしまって、噛み砕いて、優しく、指先まで、返す。

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『うさぎの足跡』を読んで

『うさぎの足跡』を読んで

ページを開くと、インスタで見たことがある、私のお気に入りの絵がお出迎えしてくれた。

絵の下「」の中にいる文字は、今この瞬間の気持ちをその時に外に出してあげることが大切だと教えてくれる。

時間をある程度自由に使えて、次の日・その日にできた予定をすぐ入れられる

春には大きすぎる休みがある

冷める前のお風呂のお湯みたいな世界

そんな世界から、

起きる時間・帰る時間が縛られて、休みの日が本当に

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『歌詞の詩』

『歌詞の詩』

足の下には雲
口の前には声
頭の上には月

脳内の星空で何回、月の真下に立っただろう

足の下には地
唇の間には縫い目
手を伸ばしても背景

光の粉を降りそそぐんだ
ちがった。
私はこっち。まだこっち

月の真下への足跡は
音を鳴らせ。葉を散らせ。
心臓の皮を剥ぎ、水面を破る。
暗くて重い水の中で、口から吐いた泡を掴む。

水でいっぱいの耳から聴こえる
切り絵の文字で描く五線譜

カッターナイフの

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『抑える魔力』

『抑える魔力』

音楽の鎧を付けないで
たくさんの目の前に立つ

道を書いた記号の紙を2枚机に
声を響かせる先っぽあみあみを右手に

「あー、あー、テステス」

たくさんの目の前
ヒトの目と目の間に自分の目を通す
ずーっとぼやぼや

紙に書いた2つの記号図を見たら
死ぬ前に流れるらしい映画が始まった

「はぁ…はぁ…」

道は決めてきたのに
次が喉に絡みついて
口から漏れ出る
中身のない音だけが響く

映画はいつの

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ゴールデンの断片

ゴールデンの断片

祖父母の家に帰ると甘いものたくさん食べちゃう


「あと2年」冗談でも聞くの嫌だな


庭に植えてもらっているお花たち
おばあちゃんに育ててもらうの嬉しいと思う
長生きできるから


8年前に亡くなったわんちゃんのクッキーの命日は5月3日
おばあちゃんは今でもお花をお供えし続けている

今年初めて、私も犬のおやつお供えした
忘れ去られてないのは、喜んでるかな
最期、独りだったから、悲しんでるかな

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ライブに行く理由

ライブに行く理由

私はライブに行くのが好き

生活の中での優先順位も高い

でも、なんで高いチケットをとってまで遠くまで足を運ぶんだろ

それは

「学ぶため」が大きな理由

だけど、それだけじゃないな

過去・今のモヤモヤを
その瞬間は、消してくれる

過去・今のモヤモヤが
その瞬間は、強制的にきえる

余計なことが考えられなくなる

からかな

光と音が融合した、癒しの旅館
非日常と余韻を共有する、一緒に帰る場

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部屋

部屋

今日?昨日?
私の中ではまだ今日だから、今日!

約5年住んでいたお家から引っ越して、一人暮らしを始めるみたいです。

深夜すぎるけど、何か書かないと落ち着かないので今まで住んでいた部屋のこと、書きます✏️

さっきいた部屋は、これから他の誰かの部屋になる

初めてできた、自分の部屋だった

もう後がない中、たくさん失敗した部屋

人生終わった
と思っていた。
けど、生きている限り終わらないと気付

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『開示』

『開示』

壁壁壁壁壁
私の中の真っ暗闇は、檻の中に閉じ込められている

耳を塞いでも通り抜けてくる雷
あぁ、なんで私はこんな土地に植えられてしまったんだろう

「置かれた場所で咲きなさい」
なんて、
ふざけないでよ。私を縛り付けないで。

ずっとそばにいるからねって言ってくれた
目の前で冷たくなった
雷のお葬式なんて行きたくない
行かなきゃいけない

このまま、たった独り
灰になって、空に呼ばれて、散ってい

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『立体と面の狭間』

『立体と面の狭間』

7センチ以上のヒールを履いていた

私が右肩を叩いたハイヒールの立体は
私を置いてスタスタと学校の自動ドアに向かっていった

金魚鉢の中の制服に
錆びれたプライドに
落胆と逃避行のモラトリアムが私で

積み木が崩れたあの時から、私の延命治療をしてくれるのは「面の世界」だけ
と思っていたけれど、なんだか最近はちょっと変だ

握り返した手を押しやっても
手がそこにある。扉が開けてあるような

ヒールを

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『歩く、渋谷区』

『歩く、渋谷区』

いつもとは逆方向に足が動く

ドアを叩いても返事だけで開けてくれないから
私はさよならを言った

「一緒に行こうね」
口約束した、くまちゃん温泉

信号機の赤色で人は止まる
信号機の青色で人は進む

でも
見えない線で繋がっているだけの打ち込まれた文字では、人は動かない

そういえば、来週は友達と同じ道を歩く

クリームソーダの喫茶店
おすすめの本屋
チーズケーキがおいしい白ウサギ

モノクロの道

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