我が家の中学受験2021 (いまさら)#1
ザーッと通しで我が家の中学受験について書いてみようと思います。
受験したのは2021年です。
いまさら書いてみます。
とりあえず、5年までを書いてみました。
■4歳〜小3
4歳の時に公文を始めたのが息子の勉強のスタート。
その前は百均で買ったひらがなや数字のドリルをやっていました。
公文は英語と算数。
親戚の6つぐらい上のお兄ちゃんが公文を頑張っていて、トロフィーがもらえると知り、トロフィー欲しさだけに毎日たくさんの枚数をやり、小4でサピに入るタイミングで辞める、小1くらいから毎年トロフィーを貰ってました。
算数は中学1年に入ったくらいのところまでやっていました。
2学年先のプリントをやっていればもらえるので、プリントを1日に何枚もやる気合い、モチベーション管理がとてもめんどくさかったです。
ニンテンドーDSばっかりしないで、公文やりなさい!みたいなバトルは毎日のようにありましたが、親もトロフィーがもらえるように枚数を調整したりしながら、なんとかやっていました。
あとは、スポーツを週3回くらい習って体をたくさん動かしてました。
幼児教育的なものは取り組んでいません。
英語教材を結構な値段で買いましたが、うまく活用できず、物置に。。。
読書もたくさんしていない。。。
図鑑とかも特に買い与えていない。。。
よく言われる知的な幼児教育っぽいことはしていませんでした。
■小4
公文を辞め、スポーツは継続。
小4からサピに入学し、年に何回かαコースになる事もありましたが、安定せず。
アルファクラスに上がった時は、息子の大好きなビュッフェでお祝いをしていました。
この時期は言葉ナビや白地図などで、ことわざや地名を旅行先の車の中でも問題を出したりしていました。
旅行先で、宿題があるというので、夜にお菓子を食べながらホテルのロビーで勉強を一緒にしたりする事はありました。
この時期は週3くらいでスポーツの習い事もしていて、勉強もママが見ていて、よくバトルしてるなー。という感じでした。私も受験についてはまったく無知で、関心もありませんでした…。
息子は運動大好き、ゲーム大好き、勝負事が大好きな気の強い負けず嫌いの気の強い、やんちゃ坊主です。
隠れてゲームやるなんて事は当たり前に毎日のようにありました。
「子供のことを信じてたのに、、、」みたいなそんな世界は我が家にはありません。
どうせ騙しているだろう。。。どうせこっそりさぼってるだろう。
というのが大前提です。。我が家の場合は。
■小5
5年の春にそんな息子にママがギブアップし、私が息子の受験担当者に。
私自身も友達がみんな塾に行っているという理由で小学生の時に塾に行きましたが、そのクラスで受験しないのは私だけで、「おまえは何でここにいるんだ?」と言われた記憶があります…。
・受験の情報を本で勉強
とりあえず、保護者向けの受験本(プレジデントファミリーなど)を数冊読み、サピからの冊子、さぴあを熟読。
御三家という名称も、自分が小学生の時に聞いた記憶があるけど、まだこの言い方ってあるんだ!
でそれってどこなの?昔と同じままなの?
開成はわかるけど、残り2つはどこ?という感じの中学受験初心者でした。
保護者向けの受験本を数冊と「さぴあ」を熟読した後は、サピから配布される「年間学習法」を熟読。
カリキュラムや、毎回習う授業のポイントが端的に書いてあり、さらに各教科の家庭での学習法や宿題のやり方まで書いてある!
とても参考になりました。というかこの冊子にすべて書いているのね。という感じでした。
5年の年間学習法は何度も何度も、読み返したので、一番汚れています。
・宿題一覧の作成とそれぞれにかかるおよその時間を把握
・週間スケジュールの作成
担当するようになって、宿題がたくさんあるしプリントもたくさんあるなーと。よくわからないし、こんがらがるなーと。毎日何をやればいいのか考えるのがめんどくさいなと。
なので、各教科の宿題内容を息子に聞き、一覧にし、そのそれぞれの宿題を解くのにどれくらいの時間がかかるのかを2週間くらいかけて把握しました。隣に張りついて、、、。
そして、それを日々の確保できる学習できる時間の中ではめ込んでいき、何曜日はこれをやるという、やる事一覧を作成しました。
これをやると、今日は水曜日だからこれをやればいいね!と整理できて、とても良かったです。毎日何をやればいいか考える必要がなくなります!
また、息子的にも、ただ書かれたことをやればいいだけで、これを終わらせれば、今日の勉強は終わりなんだな!という感じでふてくされることも少なくなり、親子共にバトルが少なくなりとてもストレスが減りました。
夜に私が、週間スケジュールを見ながら、明日やる事を箇条書きにノートに書いて、それを息子が取り組んで終わったものから消していくというスタイルになりました。
・小テストは満点をとる。
週間スケジュールは毎週の授業の内容をしっかり家庭学習を通して身につけられるようにする為です。
塾だけ行っても、特に成績は上がらないだろうし、どんないい先生に習っていようが、復習しないのであれば成績があがるイメージがありません。特に凡人はそうです。天才肌はそうではないと思います。一度習っただけで、いろいろわかっちゃう子はいます。
息子は天才肌ではないので、コツコツ復習です。。。
とにかくその週で習った内容を宿題を通して家庭学習で復習をして、定着させる地道な反復学習に取り組みました。
我が家では、その地道な成果ができているのかを確かめるのが毎週の小テストでした。地道に宿題をしっかり理解できれば、9割くらいは取れます。習った問題、宿題の数値変えなので、全部しっかり理解していれば100点が取れるような問題難易度です。
コアプラスや基礎トレはちょこちょこ毎日やりつつ、授業の内容がしっかり家庭学習で理解、定着できていれば、同じ問題が出るKTTやDCは、それなりにしっかり得点できました。
サピで習う
↓
家庭学習 (ここが一番時間を使う = 重要)
↓
小テスト (家庭学習の成果をチェック)
↓
マンスリーテスト (1ヶ月間の習った内容をチェック)
なので、とにかく小テストでしっかりと得点する。
間違えた問題はしっかりと復習して理解する。
を毎週の目標として取り組んでいました。
その先にマンスリーがあるので、その手前の小テストでまず得点を積み上げられるように意識していました。
・範囲ありのテストは2週間前から対策
日々授業の復習をやるだけでも、とても大変で追われている状態が続きますが、範囲ありテストの2週間前からはさらに日々のやる事に加えて、テスト範囲のテキストの復習を並行して追加して取り組んでいました。
とても大変な2週間ですが、算数であれば、テキスト4回分の問題のそれぞれできなかった問題を10問ずつ、合計40問を14日間、つまり毎日3問程度追加するといイメージです。
その他の教科も同様です。間違えた問題のみ、2週間かけて解き直します。
そして、がんばったご褒美として、テストの日は終わったら自由時間にしていました。
外に飛んで行き、友達と走り回っていました。
自己採点もその日にやってもいいけど、結果を話すのは明日にして!と。つまり、テストが終わった後は勉強の話をするなよ!と息子に念を押されていました。
テストの日だけは、勉強から完全解放でした。
・決め事?ルール
5年から担当になり、息子には口酸っぱく次のことを言っていました。
「間違えた問題は隠さずに、ちゃんと印をつける事。」
これを徹底させました。何ができて、何ができないのかよくわからなかったり、できていないのに隠して進んでも、結局テストでできないだけです。別にできてもできなくてもどうでもいいから、しっかりと間違えた問題に印をつけること。私も間違えたってそれ自体を怒るようなことはないよ。逆にしっかり印をつけて、間違いを認識している事は褒めてあげたいぐらいだよ!と。
あとは、実は理解できていない問題に関しても、?マークをつけてね!と。それをなんとなく理解したことにしたら、実際にテストに出た時できない可能性の方が高いよと。バツ印をつけるのは子供は嫌がりますし、その気持ちもわかりますが、そこを考え方を変えて、素直に印をつけられるようにと息子にも伝えていました。5年の秋くらいから?、しっかりと印が付けられるようになり、これでようやくしっかりと勉強に取り組めるようになったなーとほっとしたのを覚えています。
週間スケジュールをもとに、やることを全て消化するのはとても大変ですし、日々しっかりと勉強に取り組まないとできないです。
5年の時にこのスケジュールをベースにしっかりとコツコツ取り組めたのはとても大きかったです。この時期に受験のベースとなる考え方をしっかり身につけられました。
範囲ありテスト前の2週間はとても追い込まれていました。
ただ、それを毎月繰り返しながら頑張れていたので、結果、5年の6月以降から、成績が安定し、アルファクラスに継続して定着できるようになりました。
・第一志望校が決まる
友達のお父さんから聞いた学校に憧れを持ち、第一志望校になりました。何がそこまで息子に響いたのかは不明ですが、とにかく憧れを持ちました。
そして、説明会で飴をくれた学校が第二志望校になりました。
以上、読んで頂きありがとうございました。
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