実業之日本社 文芸出版部

「100年たっても本が好き。」 1897年の創業から123年目となる実業之日本社の文芸…

実業之日本社 文芸出版部

「100年たっても本が好き。」 1897年の創業から123年目となる実業之日本社の文芸出版部です。文芸書単行本、文庫の刊行と、文芸ウェブマガジン「Webジェイ・ノベル」を配信中。 アイコンはカンパニーキャラクター「実之介(じつのすけ)」です!

マガジン

  • 隔月刊行!実業之日本社文庫新刊紹介

    隔月(偶数月)に刊行される実業之日本社文庫の新刊について、各担当者が熱く語ります!

  • イベント情報

  • 新・ブンゲイの現場

    令和になって実業之日本社文芸編集部に配属された新人文芸編集者が仕事に奮闘する様子や考えていることを綴ります!

記事一覧

12月の実業之日本社文庫新刊、『帰ってきた腕貫探偵』(西澤保彦)が即重版いたしました!!ありがとうございます!
ぜひ、謎の公務員・腕貫探偵の痛快な謎解きをお楽しみください~

発想力や論理的思考力が身につく、ショートショートの魅力 〜ショートショートの書き方講座レポート〜

みなさんは〈ショートショート〉を読んだことがありますか? ショートショートとは、簡単にいうと「短くて不思議な物語」。もっというと「アイデアがあり、それを活かした…

『ふしぎの旅人』(田丸雅智)より、「ホーム列車」無料公開!

ショートショートの旗手・田丸雅智さんによる、旅をテーマにした『ふしぎの旅人』(単行本『インスタント・ジャーニー』改題)が、実業之日本社文庫より10月4日に発売さ…

60年前の本が現代に復刊されるまで 『父 渋沢栄一 新版』編集記①

こんにちは。新人文芸編集者の田野です。 人生で初めて担当する単行本がわりと(めっちゃ)重めだった話をします。 (任せていただき大変勉強になりました…!) ~プロ…

岡崎琢磨さん『下北沢インディーズ』刊行記念イベントの舞台裏@本屋B&B

岡崎琢磨さんの新刊『下北沢インディーズ』(実業之日本社刊)の出版記念イベントが、7月30日に下北沢の本屋B&Bで開催されました。ゲストは誉田哲也さん、島本理生さん…

令和の文芸編集者に何ができるのか。

はじめまして、6月より文芸出版部に配属された、田野と申します。 太宰治の『人間失格』に衝撃を受けた14歳の頃から十数年、社会人3年目にしてついに念願の文芸編集者に…

12月の実業之日本社文庫新刊、『帰ってきた腕貫探偵』(西澤保彦)が即重版いたしました!!ありがとうございます!
ぜひ、謎の公務員・腕貫探偵の痛快な謎解きをお楽しみください~

発想力や論理的思考力が身につく、ショートショートの魅力    〜ショートショートの書き方講座レポート〜

発想力や論理的思考力が身につく、ショートショートの魅力 〜ショートショートの書き方講座レポート〜

みなさんは〈ショートショート〉を読んだことがありますか?

ショートショートとは、簡単にいうと「短くて不思議な物語」。もっというと「アイデアがあり、それを活かした印象的な結末のある物語」です。長く余韻が残るもの、どんでん返しがあるもの等々、たったの数ページにもかかわらず、じつに多様なお話が楽しめます。

短いがゆえに、コツをつかめば実はとても簡単に作ることができるんですよ。

そんなショートショー

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『ふしぎの旅人』(田丸雅智)より、「ホーム列車」無料公開!

『ふしぎの旅人』(田丸雅智)より、「ホーム列車」無料公開!

ショートショートの旗手・田丸雅智さんによる、旅をテーマにした『ふしぎの旅人』(単行本『インスタント・ジャーニー』改題)が、実業之日本社文庫より10月4日に発売されます!

これを記念して、第一篇「ホーム列車」を無料公開いたします。

すべての旅はここから、はじまります。

ぜひ、お楽しみください。

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ホーム列車

夜汽車を待っ

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60年前の本が現代に復刊されるまで  『父 渋沢栄一 新版』編集記①

60年前の本が現代に復刊されるまで 『父 渋沢栄一 新版』編集記①

こんにちは。新人文芸編集者の田野です。

人生で初めて担当する単行本がわりと(めっちゃ)重めだった話をします。
(任せていただき大変勉強になりました…!)

~プロローグ~配属されて間もないある日、社長(以下、社)に呼び出された私(以下、た)。

社「ねえ、新しい紙幣の顔が発表されたよね」
た「はあ、そうですね」
社「渋沢栄一っているじゃん」
た「はい」
社「あの人、実はうちの雑誌で昔連載してたん

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岡崎琢磨さん『下北沢インディーズ』刊行記念イベントの舞台裏@本屋B&B

岡崎琢磨さん『下北沢インディーズ』刊行記念イベントの舞台裏@本屋B&B

岡崎琢磨さんの新刊『下北沢インディーズ』(実業之日本社刊)の出版記念イベントが、7月30日に下北沢の本屋B&Bで開催されました。ゲストは誉田哲也さん、島本理生さん、佐藤青南さんという豪華な顔ぶれ! 興奮冷めやらぬ編集担当・藤森がイベント当日までの舞台裏を振り返ります!
※トークの詳しい内容も、別途アップする予定です。

♪♪♪

『下北沢インディーズ』は、バンドマンたちの青春ミステリーだ。2017

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令和の文芸編集者に何ができるのか。

令和の文芸編集者に何ができるのか。

はじめまして、6月より文芸出版部に配属された、田野と申します。

太宰治の『人間失格』に衝撃を受けた14歳の頃から十数年、社会人3年目にしてついに念願の文芸編集者になることができました。

今の時代に文芸って、儲かるの……?
文芸編集者といえば、ノリスケさんのイメージだけど、あんな感じなの?
作家さんって、なんだか怖そう……

きっとみなさんは文芸に対して、こんなふわっとしたイメージがおありかと思

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