実業之日本社 文芸出版部

「100年たっても本が好き。」 1897年の創業から123年目となる実業之日本社の文芸…

実業之日本社 文芸出版部

「100年たっても本が好き。」 1897年の創業から123年目となる実業之日本社の文芸出版部です。文芸書単行本、文庫の刊行と、文芸ウェブマガジン「Webジェイ・ノベル」を配信中。 アイコンはカンパニーキャラクター「実之介(じつのすけ)」です!

マガジン

  • 新・ブンゲイの現場

    令和になって実業之日本社文芸編集部に配属された新人文芸編集者が仕事に奮闘する様子や考えていることを綴ります!

  • 隔月刊行!実業之日本社文庫新刊紹介

    隔月(偶数月)に刊行される実業之日本社文庫の新刊について、各担当者が熱く語ります!

  • イベント情報

最近の記事

名取佐和子さん『銀河の図書室』書店員さんの感想ご紹介!⑤

「これだけ鮮やかな青春を過ごした彼らは、この先困難にぶつかっても飛び越えていけるはずだ。新しい道を歩いていく彼らの姿が眩しくて涙が出てきた」――吉井めぐみさん(宮脇書店ゆめモール下関店) 「賢治は現実と闘った人でした。『銀河鉄道の夜』の深意を読み取り、それぞれの未来につなげていった『イーハトー部』のメンバーに拍手を送りたい」――吉田知広さん(ブックスオオトリ四つ木店) 「青春小説はキラキラしたイメージがあり苦手なのですが、読んでよかった!」――若林美佳さん(くまざ

    • 名取佐和子さん『銀河の図書室』 書店員さん、司書さんの感想をご紹介!④

      名取佐和子さん『銀河の図書室』を読んでくださった書店員、そして司書さんの、熱いご感想を紹介します! 作品について詳しく知りたい方は下記の記事をご参照ください。 「私の予想はことごとく安易な思い込みだったと気づき、幾度となく考えさせられた。驚きとともにページを遡ってほしい」――松村幹彦さん(図書館流通センター) 「私たち書店員は、長く読み継がれてきた本を、この先を生きる人々に届けるためにも頑張らなくてはいけないと思った」――峯森和代さん(SuperKaBoS鯖江店)

      • 名取佐和子著『銀河の図書室』書店員さん、司書さんのご感想を紹介!③

        名取佐和子さん『銀河の図書室』を読んでくださった書店員、そして司書さんの、熱いご感想を紹介します! 作品について詳しく知りたい方は下記の記事をご参照ください。 「誰もがみんな弱い。だから傷付けるし傷付く。でもそれに気付いた時、ほんの少し誰かを傷付けない強さを、自分を傷付けない強さを、手に入れることができるかもしれない」――永嶋裕子さん(水嶋書房くずは駅店) 「一文を、一言を、『読み解く』ことで、さらに本に深く沈んでいけると教えてもらいました」――稲益さん(TSUTAYA

        • 名取佐和子著『銀河の図書室』書店員さんのご感想を紹介!②

          名取佐和子さん『銀河の図書室』を読んでくださった書店員さんの熱いご感想を紹介します! 作品について詳しく知りたい方は下記の記事をご参照ください。 「高校時代に持っていた真摯な思いが鮮やかに蘇って、涙しました。今よりずっと深く自分を見つめて、人に言えない悩みを抱えていた高校生の時。誰よりもずっとずっと心の奥を共有し合えた仲間たち」――海老原眞紀さん(リブロ福生店) 「イーハトー部が学校にあったら絶対に入部したくなっちゃうよ!」――岡田優衣さん(くまざわ書店シャポー船橋

        名取佐和子さん『銀河の図書室』書店員さんの感想ご紹介!⑤

        マガジン

        • 新・ブンゲイの現場
          1本
        • イベント情報
          2本
        • 隔月刊行!実業之日本社文庫新刊紹介
          2本

        記事

          名取佐和子著『銀河の図書室』書店員さんのご感想を紹介!①

          本の目利きたちから、感動の声続々!名取佐和子さん『銀河の図書室』を読んでくださった書店員さんの熱いご感想を紹介します! 作品について詳しく知りたい方は下記の記事をご参照ください。 伊賀理恵子さん(福岡金文堂志摩店) 「絶望は、ひとりでは超えられない。この事実をここまで書いてしまう作品の力に圧倒された」 石坂華月さん(未来屋書店大日店) 「こんなに泣いてしまうとは。本を読んでいると、自分と似た感情と共に、全く違う誰かの心を想像することができる。許し許され、今までどれだけ

          名取佐和子著『銀河の図書室』書店員さんのご感想を紹介!①

          名取佐和子著『銀河の図書室』特集

          NEWS2024.7.25 特集ページが公開されました ABOUT本を愛する人と、これから本と出会うすべての人へ—— 著者最高傑作誕生! 宮沢賢治の言葉と高校生の「今」が深く共鳴する青春小説 STORY 「ほんとうの幸いは、遠い。」宮沢賢治のことばをのこして、先輩が消えた…… 県立野亜高校の図書室で活動する「イーハトー部」は、宮沢賢治を研究する弱小同好会だ。部長だった風見先輩は、なぜ突然学校から消えてしまったのか。高校生たちは、賢治が残した言葉や詩、そして未完の傑作『

          名取佐和子著『銀河の図書室』特集

          12月の実業之日本社文庫新刊、『帰ってきた腕貫探偵』(西澤保彦)が即重版いたしました!!ありがとうございます! ぜひ、謎の公務員・腕貫探偵の痛快な謎解きをお楽しみください~

          12月の実業之日本社文庫新刊、『帰ってきた腕貫探偵』(西澤保彦)が即重版いたしました!!ありがとうございます! ぜひ、謎の公務員・腕貫探偵の痛快な謎解きをお楽しみください~

          発想力や論理的思考力が身につく、ショートショートの魅力 〜ショートショートの書き方講座レポート〜

          みなさんは〈ショートショート〉を読んだことがありますか? ショートショートとは、簡単にいうと「短くて不思議な物語」。もっというと「アイデアがあり、それを活かした印象的な結末のある物語」です。長く余韻が残るもの、どんでん返しがあるもの等々、たったの数ページにもかかわらず、じつに多様なお話が楽しめます。 短いがゆえに、コツをつかめば実はとても簡単に作ることができるんですよ。 そんなショートショートを広めるべく、自作のワークシート(http://kinobooks.jp/lp

          発想力や論理的思考力が身につく、ショートショートの魅力 〜ショートショートの書き方講座レポート〜

          『ふしぎの旅人』(田丸雅智)より、「ホーム列車」無料公開!

          ショートショートの旗手・田丸雅智さんによる、旅をテーマにした『ふしぎの旅人』(単行本『インスタント・ジャーニー』改題)が、実業之日本社文庫より10月4日に発売されます! これを記念して、第一篇「ホーム列車」を無料公開いたします。 すべての旅はここから、はじまります。 ぜひ、お楽しみください。 ┿┿┿┿┿┿┿┿┿┿┿┿┿┿┿┿┿┿┿┿┿┿┿┿┿┿┿┿┿┿┿┿┿┿ ホーム列車 夜汽車を待っていた。 故郷に向かう寝台列車は、もうすぐ到着予定だった。ぼくはベンチに腰掛けて

          『ふしぎの旅人』(田丸雅智)より、「ホーム列車」無料公開!

          60年前の本が現代に復刊されるまで 『父 渋沢栄一 新版』編集記①

          こんにちは。新人文芸編集者の田野です。 人生で初めて担当する単行本がわりと(めっちゃ)重めだった話をします。 (任せていただき大変勉強になりました…!) ~プロローグ~配属されて間もないある日、社長(以下、社)に呼び出された私(以下、た)。 社「ねえ、新しい紙幣の顔が発表されたよね」 た「はあ、そうですね」 社「渋沢栄一っているじゃん」 た「はい」 社「あの人、実はうちの雑誌で昔連載してたんだわ」 た「!?」 社「まあ100年位前なんだけど」 た「!?!?」 社「で、彼

          60年前の本が現代に復刊されるまで 『父 渋沢栄一 新版』編集記①

          岡崎琢磨さん『下北沢インディーズ』刊行記念イベントの舞台裏@本屋B&B

          岡崎琢磨さんの新刊『下北沢インディーズ』(実業之日本社刊)の出版記念イベントが、7月30日に下北沢の本屋B&Bで開催されました。ゲストは誉田哲也さん、島本理生さん、佐藤青南さんという豪華な顔ぶれ! 興奮冷めやらぬ編集担当・藤森がイベント当日までの舞台裏を振り返ります! ※トークの詳しい内容も、別途アップする予定です。 ♪♪♪ 『下北沢インディーズ』は、バンドマンたちの青春ミステリーだ。2017年にwebジェイ・ノベルで連載がはじまり、私は3代目の編集担当として単行本化から

          岡崎琢磨さん『下北沢インディーズ』刊行記念イベントの舞台裏@本屋B&B