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うつ病

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あおいの「うつ病」に関する記事をまとめています
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2023年2月の記事一覧

最近しんどすぎる

最近しんどすぎる

2月半ばからずっとしんどい。
特にここ数日はしんどすぎて、大好きなnoteも書けていなかった。

朝(というかもはや昼)に起きると身体がだるい。重力が私にだけ何倍もかかっていて、ベッドから身体が離れなくなっているようだ。
お腹はすいているので適当に朝昼兼用食を食べるものの、だるいのですぐにベッドに戻る。
そこからどうしても出かけなければいけない時間になるか、またお腹がすくか、夫が帰ってくるまでほぼ

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腕に傷をつける

腕に傷をつける

この記事はもしかするとあなたの自傷衝動を強めてしまうかもしれませんし、人によってはグロテスクに感じるかもしれません。
読むときにはお気をつけください。
また、この記事は自傷行為や自殺を推奨するものではありません。

腕に傷をつけた。
人生で3回目だ。

1回目と2回目は、死にたくて死にたくて泣きながらカッターで腕を切った。
怖いから、腕の皮をちょっと切るだけ、数センチの小さな傷をそれぞれ一つずつつ

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1か月だけ東京に住みたい

1か月だけ東京に住みたい

1週間だけ東京に住んでいたことがある。
正確には住む、というよりは妹の家に転がり込んだだけなのだが。

うつ病で仕事を辞めてまず思ったのが、
「これで気兼ねなく友達に会いに行ける!」
ということだった。うつ病のくせしてえらくポジティブである。

コロナ禍に公務員をしていたこともあり、県外、特に東京にいくのはなんとなく憚られる環境だった。それなのに私の友人たちは大体東京にいる。
大好きな人たちに会い

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「楽しい」と「好き」を見つけるぞ

「楽しい」と「好き」を見つけるぞ

「楽しい」と「好き」を自分の新しい尺度にすることにした私。

じゃあ私にとって楽しいこと、好きなことってなんだろう。
せっかくなので記事にまとめて、見つけたら随時更新していこうと思う。

食べること!めっちゃ楽しい。過食の症状で食べ過ぎるときは気持ち悪さしかないけれど、普段の食事やおやつで美味しいものを食べるのは大好き。

行くとテンションが上がるのは
・スタバ(お洒落な気分になれる)
・くら寿司

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「役に立つ」信仰②

「役に立つ」信仰②

『「役に立つ」信仰』という記事を書いてすぐ。
投稿された自分の記事をスクロールしていったらやらぽんさんのこんな記事に出会った。

そしてこの記事は、マッコレイさんのこの記事にインスパイアされて書かれたとのことで、そちらも読んだ。

たった数分で、「役に立つ」という尺度について2つも示唆を得ることができた。

やらぽんさんの、

という言葉はグサっときた。ここの「人」を「自分自身」に置き換えるとまる

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「役に立つ」信仰

「役に立つ」信仰

うつ病になって自分と向き合い、気づいたことがある。

私は、「人の役に立たなければならない」という強迫観念的な信仰を持っている。

具合が悪くて何もできないとき、夫に言うのはきまって
「役に立たなくてごめんね」
だし、ただ寝ているしかないときも
「私は何の役にも立っていない」
と一人思って悲しくなる。

いつから「役に立たなければならない」と思い始めてしまったのだろう。
思い出せないずっと昔から、

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動き出すためのスイッチはどこだ

動き出すためのスイッチはどこだ

体調がよくも悪くもない日。
やるべきこと、はないけどやった方がいいこと、はある日。
今日はそんな日で、動き出すのにすごく苦労した。

昨日は泣きながら寝て、そのおかげか今朝の気分はすっきりしていた。
できれば消化器内科とジムとその他諸々の予定をやり遂げたい。
でも、体が重たい。

こんなとき、めっちゃ動けるようになる特効薬があったらいいのに、と毎回思う。
でもそんな薬は残念ながらないし、あったとし

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うつ太りを考察しよう

うつ太りを考察しよう

元々普通体型(いわゆる中肉中背ってやつ)だった私。
ベスト体重は152cm50kgだった(大学卒業間際の頃)。

うつ病と戦い始めて5年近くになるが、仕事をしていた頃はそこまで体型の変化に悩んだ覚えはない。
社会人の性か、体重は微増を続けていたけれど。
めっちゃウエストの細い服はさすがに着れなくなったけれど、だからといって服の選択肢が狭まることもなかった。

しかし、この1年で20kg近く体重が増

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春が来るのがこわい

春が来るのがこわい

暖かくなってきて、楽しいこともいっぱいある春。
環境の変化にはドキドキするけれど、春が来るのが楽しみだった。
去年までは。

今は、春が来るのがこわい。

なぜなら、着られる服の選別で心を痛めるのが分かっているから。

うつ病と環境の変化と過食が(多分)原因で、この1年で20kg近く太った私。
「洋服が着られない」という問題が浮上したのはこの冬に入る頃だった。

数カ月前までは余裕で着られたパンツ

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夫と話したこと

夫と話したこと

今日は気分が落ちていた。
昨日の夜、お酒をたらふく飲んで楽しくなって薬を飲まずに寝て、浅過ぎる睡眠しか取れなかったのが一因。

気分転換に夫が外に連れ出してくれたけど、コンビニで車を停めてアイスを食べていたら、ふいに悲しくなってしまった。

私は何もできないし、何の役にも立っていない。

思わず「ごめんね」と運転席に座る夫に言っていた。
「なんで?」
「だって私何もできないし、何の役にも立っていな

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うつ病しながらオタクはつらいよ

うつ病しながらオタクはつらいよ

昔からアイドルが好きで。
可愛い女の子たちがキラキラしているのを見るのが大好きで。
推すアイドルグループは変わりながらも未だに現役アイドルオタクである。

なのだが。
うつ病がひどくなってから、いわゆる推し活を素直に楽しめなくなってきた。

推しのDVDが発売されるとき大体オンラインサイン会(一対一で会話しながらサインしてもらえるやつ)がついてくるので速攻申し込む。
どうせ円盤買うなら推しと話せた

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あんなに決意したはずなのに

あんなに決意したはずなのに

昨日の夜。
明日は部屋を片付けるぞ。
行けてなかった消化器内科にも行くぞ。

そう決意したはずなのに。

朝ごはんを食べ終えた私はベッドで横になっている。
朝ごはんを食べるまでも、ちゃんと覚醒するのにすごく時間がかかった。
なんだか動きたくなくて、でも動かなきゃとは思っていて、さてどうしたものかと困ってしまう。

これもうつ病の波なのだろうか。
心は動きたいのに体が言うことを聞いてくれない感じだ。

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社会の歯車になりたい

社会の歯車になりたい

正採用の仕事を辞めてから1年と4か月。
そろそろ、社会の歯車になりたい。

一般的には、「社会の歯車」ってあまりいい意味で使われない言葉だ。社会にこき使われているというか、自分の思い通りにならないというか、そんなイメージ。

でも、小さくても社会を回す力になっているのってすごいと、今の私は思う。

私はうつ病が悪化して仕事を辞めた。
うつ病の治療はとにかく無理をしないで休むこと。
はじめは正直楽し

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先生と呼ばれていた私が、うつ病になって仕事を辞めるまで

先生と呼ばれていた私が、うつ病になって仕事を辞めるまで

大学を卒業して、中学校の国語の先生になった。
中学生だった頃の私みたいに、学校が好きじゃない子を支えられる人になりたいと思ったからだ。

3月の末、私の赴任先が郵送で伝えられた。
土地勘がないのですぐにググる。
ど田舎僻地校、同じ校舎に小学校が併設されていることは分かった。

1年目、心療内科との出会い大卒即教員、経験値ゼロの私はいきなり担任になった。
担当は3学年全部の国語と、担任するクラスの道

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