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マッパGO!GO!GO!
タイトルからの出オチで申し訳ない。
ひょんなことから友人の生活スタイルを聞いた。結論からいうと、彼は家にいるときはなるべく裸で暮らすようにしているのだという。
以下は彼の独白である。
裸でいると気持ちいいんだよ、ホント。別に変な性癖とかじゃなくてさ、もう純粋な気持ちでの裸生活。はたから見ればヘンだろうなって重々承知の上だけど、でもそれ以上に得るものがある。人生観変わるといっても過言じゃない、
【鑑賞日記】宇野亞喜良展を観に行った
宇野亞喜良展 AQUIRAX UNO @東京オペラシティアートギャラリー
なにより驚かされたのは絵の上手さでした。プロに対して上手いというのは、おこがましいにも程があると承知してはいるのですが、とにかく「上手い」としか言いようのない衝撃があったのでした。
単なる巧さではなく、ドライブ感というかケレン味というか、描かれた線ひとつひとつに必然がある。そして紙面全体の構成力。ため息漏れるばかりでした。
よくみる『怖い夢』の3つのパターン
人間誰しも夢をみる。そして、みる夢は素敵な夢ばかりではない。
というよりも起きたときに憶えている夢って「怖い夢」の方が多いのではなかろうか。だって、怖くて飛び起きるんだもん、忘れようがないのではないのでは。少なくとも起きた時点では。
そして、この怖かった夢は一過性ではない。同じ内容のものをけっこう繰り返しみてしまう。たぶん怖かったという思いが脳内に記憶されてしまったため、睡眠中、怖い気持ちにな
【鑑賞日記】法然と極楽浄土展を観に行った
特別展「法然と極楽浄土」@東京国立博物館東博平成館をフルに使用の4章構成。
第1章 法然とその時代
第2章 阿弥陀仏の世界
第3章 法然の弟子たちと法脈
第4章 江戸時代の浄土宗
第1章では、法然自身に焦点があたっています。法然の生涯を描いた巻物や法然の像などが複数展示され、いままであまり知らなかった法然のことを学ぶ場となりました。
人物に焦点のあたった展覧会はそこそこ観てきました。で、今
【鑑賞日記】第8回横浜トリエンナーレを観に行った(3周目)
第8回横浜トリエンナーレ「野草:いま、ここで⽣きてる」 @横浜美術館ほか
横浜トリエンナーレ、3周目。
会期も終了が近づいてきたせいか、人の入りも多かったです。そのせいかフェスティバル感もあって、鑑賞者の人数で雰囲気って変わるもんだな。という印象の変化が面白かったです。
作品解説もひととおりわかっているので、今回はあまりなにも考えずに回遊することにしました。
展示室階へのエスカレーターを昇
ごはんに何かをかけて食べる料理ってアリですか?
結論からいうと自分は基本的にご飯に何かをかけて食べるのはナシだ。
はじめからかけることを前提としている料理なら受け入れるけれど、心の中では「別にかけなくてもいいのになあ」と思っている。
もっともポピュラーな『かけ料理』であろうカレーライス。自分も大好物だし、よく食べる。
ただ、もしカレーとライスが別々に出てくるなら、ライスのうえにカレールーをダバっとかける食べかたはしない。食べる部分にだけか
【鑑賞日記】黄金町バザール2024を観に行った
黄金町バザール2024 —世界のすべてがアートでできているわけではない @黄金町周辺
黄金町バザールは年に一回のアートイベントですが、自分はこれまで基本的にトリエンナーレの年にしか行っていませんでした。
もちろん毎年開催していることは知っていますし、顔を出した年もありました。ただ、どうしてもなんでもない年にまでには、と足が遠のいてしまう。
毎年行くことでみえることもあると思うのです。一方、3年
【鑑賞日記】翻訳できない わたしの言葉を観に行った
翻訳できない わたしの言葉@東京都現代美術館言葉とは何か。
言語とは何か。
言語はコミュニケートや自己の表現の手段足り得るのか。
さまざまな、いわゆるマイノリティのインタラクティブなコミュニケーション事例をもって鑑賞者に考えるきっかけを提供するということが目的の企画展でした。
5人の作家による作品は、それぞれ抱える課題感や目的意識は異なりつつ、観る者たちに対して「あなたはどう考えますか?」