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Leatherwood Bespokeという松ヤニ
日本では梅雨が開けて夏本番。チェロにとっては裏板のニカワが緩む季節。
4月から中学生になった娘が学校でオケ部に入部をし、そして、めでたくチェロパートの一員となった。娘には幼少のころよりピアノを習わせているが、ぼくや息子がチェロを弾く姿を見て興味を抱いたのだろう、自らチェロを希望したのだった。
そんな娘が夏休みに入って、学校からあてがわれた楽器を持ち帰ってきた。しかし、話では聞いていたが、なかな
固定電話機のお役御免
コロナ禍のおかげでテレワークの時間が圧倒的に増えている。前にも書いたのだが、仕事での外出は月に1度あるかないかだ。役員を務めている会社のオフィスへはもう1年近く行っていない。その代わり、Zoom会議はめっちゃ増えており、会議だけでなく、コンペのプレゼンまでもがZoomで実施されるケースが増えている。
そうした状況下で困るのが、犬と固定電話なのだ。
まず、うちのエルモ(飼い犬:オーストラリアンラ
高校1年生の息子、カナダへ旅立つ
息子が留学したいと言い出したのは、おそらくは、ニュージーランドに留学している親しい友人の影響があるのだろう。その彼は、高校にあがるところで旅立って行ったのだが、現代はLINEやらオンラインゲームやらで、地球の裏側だろうが、気軽に話したり遊んだりできる。その彼からニュージーランドでの生活やさまざまな体験を聞かされるうちに、自分も留学してみたくなったのだと思う。
じつは、息子は中学2年生の時に学校の
息子と二人ヨコハマ・トリエンナーレ2020へ
春から夏にかけてはコロナ禍もあいまって、個人的な引きこもり傾向がさらに強化されたこともあり、そうこうしてる間に仕事も忙しくなって来て。しかし、気にはなっていたのだ。
また、普段から、横浜美術館はじめ、公益財団法人横浜市芸術文化振興財団には仕事でもいろいろと付き合いがあることもあり、会期終了間際ということで、オフィスには招待券まで送っていただいて。(招待券は社員のみなさまに譲ったけれど)さらに、最
My French Cello
ぼくが親父に勧められてチェロを習い始めたのが幼稚園の頃。週に一度、毎週教室に通った。加えて毎日30分、両親にみてもらい家でも練習をした。中学校に入ってからは部活を始めたし、それ以降もなんだかんだで日々は忙しく、家での練習はサボり気味。それでも、結婚するまでの20年間レッスンには通い続けた。
結婚してからはマンション暮らしがはじまって、自宅で思い切り練習できなくなったこと、また、教室までが遠くなっ
Magnacore LARSEN
こんどの演奏会に向けて、チェロの弦を交換した。これまで、A線、D線をLARSEN、G線、C線をSpirocoreという定番の組み合わせで弾いていたのだが、少し冒険がしたくなって、全ての弦をLARSENのMagnacoreに張り替えてみた。
しかし、なんとも、これまでの気に入っていたぼくの楽器の音色とは全く変わってしまった。気持ちよく鳴らない。とくにG線は金属音が気になって仕方がない。結局、G線と