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内向型の力を解き放つ: 静かな人たちのための戦略マニュアル

内向型の力を解き放つ: 静かな人たちのための戦略マニュアル

こんにちは、アイルランド在住会計士のつぐみです。

今日は読書ログ。内向型の人たちが、自己表現と成功を実現するための秘訣を紹介する本です。

「静かな人」の戦略書 - 騒がしすぎるこの世界で内向型が静かな力を発揮する法

どんな著者のどんな本?
題名の通り、内向的な性格を持つ人々が自らの能力を最大限に活用し、静かに力強い存在感を放つための戦略を提案している本です。傍目にはピカピカのエリートの著者で

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読書ログ:侍 - 遠藤周作の名著が信仰とは何かを教えてくれる

読書ログ:侍 - 遠藤周作の名著が信仰とは何かを教えてくれる

遠藤周作の侍の読書ログ。

遠藤周作すごい!の一言に尽きる名作です。
人生で信じるべきものを明らかにしてくれる感動小説。自分の人生に疑問符が浮かんだ時に読んでほしい一冊です。

これは私が運営しているブッククラブでの選書。最近、SHOGUNが流行っているので同時代の小説をピックしようという気軽な気持ちでの選書でしたが、度肝を抜かれる良書でした。

あらすじ17世紀初頭の日本を舞台にした小説で、低位

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自己紹介更新

自己紹介更新

こんにちは。アイルランド在住会計士のつぐみです。

投稿がバラバラしてきたので、自己紹介を兼ね、まとめてみました。

私は日本の公認会計士バックグラウンドで、アイルランドの首都ダブリンに移り住み、10年目になります。

フリーランス会計士として働き、日系企業の英国やアイルランド子会社管理などがメイン業務です。その他、仕事に関することはこちら。

基本的に以下5つのカテゴリーで投稿しています。

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読書ログ:脱ダラダラ習慣

読書ログ:脱ダラダラ習慣

こんにちは。アイルランドに住んでいるつぐみです。アイルランド人は年の初めの一月に新年の抱負を立て、二月もその勢いで乗り切り、三月になるとセントパトリックデーやイースターなどの休暇がちらつき始めて、少しだれる時期。

ゲームやテレビ、SNS。近年は、いろんな企業があなたの時間を吸い取ろうと、魅力的なサービスを提供し続けているので、気がつくとあっという間に時間が溶けてしまいます。

依存性に負けず、自

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国際女性デーに、女性が家庭や子供の世話をしながら稼ぐにはどうするかを考える

国際女性デーに、女性が家庭や子供の世話をしながら稼ぐにはどうするかを考える

3月8日は国際女性デー。この日は、女性の権利と成就を祝い、まだ解決されていない性別に基づく不平等に光を当てる機会です。多くの女性にとって、家庭と職業の両立は大きな課題。しかし、このバランスをどのように取るかは、個々の女性にとっての大きな問題だけでなく、社会全体にとっての重要な問題です。そんなわけで女性に関するテーマについて。

女性格差に関する素晴らしい本私は正直「女性」というカテゴリーよりも、「

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読書ログ: The organised mind 脳の整理、拡張に興味ある人向け

読書ログ: The organised mind 脳の整理、拡張に興味ある人向け

洋書The Organised Mindの読書ログです。

成功者は他のことに気を取られずに、今ここに集中する。どうしたらそのような脳を育てることができるのかをテーマにした本。

家の中、人間関係、時間管理まで、各々のエリアを「整理」することで、脳を整理することができる。
成功者は有用な情報とただの阻害情報を分類する力に長けているが、その秘訣は何なのか?

脳をどうやって使う?脳の機能を最大限活か

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読書ログ:お金の流れでわかる世界の歴史

読書ログ:お金の流れでわかる世界の歴史

今日は読書ログ。お金の流れでわかる世界の歴史

元国税調査官が、歴史を政治や戦争からではなく、お金経済から紐解く本。
お金をうまく集め、適正に分配できるものが政治力を持つ、そして、戦争に勝つ者は、必ず経済の裏付けがある。税収システムにもこだわりや工夫がある。

私は歴史は得意ではないのですが、色んな史実をお金や経済の観点から説明されると、結構しっくり頭に入るので面白かったです。

歴史好きはもちろ

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2023振り返り:面白かった本ベスト5

2023振り返り:面白かった本ベスト5

こんにちは、アイルランド在住会計士のツグミです。
2023年に読んだ本のベスト5です。毎年年始すぐに投稿しようと思いつつ、1月末に投稿するのが私の特性を物語っております。でもbetter late than never!

① 習得への情熱今年はベスト1が明らか過ぎて、検討の余地なし。自分のパフォーマンス分析から、自分のパフォーマンスを高水準で保つ方法、そのトリガーを見つける方法など、学びが好きな

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読書ログ:Why we get mad アンガーマネジメント

読書ログ:Why we get mad アンガーマネジメント

怒りとは何か、そしてどう対処するかを学ぶ読書ログ

Why we get mad
Ryan Martin

ちなみに筆者のTEDもものすごく面白いのでご参考まで。笑いが止まりません

アンガーマネジメントはできている方だと思うのですが、旦那さん相手だとたまに難しい…ので読んでみました。
怒りとは何か、怒りとうまく付き合う方法、良い対策とは何か。

❶怒りとは何か、その捉え方前提として、怒りを感じる

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読書ログ: 子どもは40000回質問する あなたの人生を創る「好奇心」の驚くべき力

読書ログ: 子どもは40000回質問する あなたの人生を創る「好奇心」の驚くべき力

明けましておめでとうございます。

2024年最初の投稿は、読書ログ、『子どもは40000回質問する あなたの人生を創る「好奇心」の驚くべき力 』です。

好奇心とは何か?
好奇心はなぜ必要か?
好奇心を伸ばすには?
という3つの質問を持ち、読んでみました。

好奇心に対して知りたい人にお勧めの一冊。気づきがたくさんすぎてまとめるのが大変でした!

①好奇心とは何か。・好奇心とは、食、性、安全とい

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読書ログ:投資としての読書 資産になる読書ログ、費用になる読書

読書ログ:投資としての読書 資産になる読書ログ、費用になる読書

「アウトプットを意識した読書」とは何なのかを知るために今一度考えるために読んでみました。

投資としての読書

最初から考えさせられるコメントが。
「読書は独学の単なる一つの形態でしかない。」人からヒアリングしたりインタビューしたり、友人の経験則から学ぶことも学びのリソースとして活用したいです。

●結論読書を資産化するには、アウトプットを意識した読書が必要

読んだのに説明できない本は、費用とな

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読書ログ:データサイエンスの無駄遣い 私の推し作家

読書ログ:データサイエンスの無駄遣い 私の推し作家

今日の読書ログは、私が2023年に出会った中で、トップクラスの推し作家、(マッド)データサイエンティスト篠田さんの本。

データサイエンスの無駄遣い 日常の些細な出来事を真面目に分析する

「となりのアルゴリズム」を読んで以来、ファンになりましたが、今回はその「となりのアルゴリズム」の原点とも言える作品の読書ログ。パッと見、真面目な難しそうな本に見えますが、そんなことはありません。データサイエンス

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読書ログ:それをお金で買いますか?ハーバード白熱教室サンデル教授の質問

読書ログ:それをお金で買いますか?ハーバード白熱教室サンデル教授の質問

ハーバード白熱教室、マイケルサンデル教授の哲学者。10年ほど前の本なので話が古い感はあるが、金銭にかかわる倫理観が上手に説明されていて、自分の価値観や倫理観を揺さぶられる一冊。

結論、不平等と腐敗を招く取引を市場から排除せよ、というのが著者の軸善悪の有無を問わず、お金儲けのためありとあらゆる物が販売されるように経済市場は発展してしまった。この事実を憂慮し、道徳的な価値判断から、売買してはならない

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読書ログ:OPEN:開くことができる人・組織・国家だけが生き残る - 人間は本能をコントロールできる

読書ログ:OPEN:開くことができる人・組織・国家だけが生き残る - 人間は本能をコントロールできる

OPEN:開くことができる人・組織・国家だけが生き残るを読みました。
ついつい籠りがちになってしまう人、組織が閉鎖的と感じる人、開放的になるためにはどうするのか気になる人にお勧め。

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どんな本?
コロナ時など危機的状況にあるほど、人も国も閉鎖的になるけど、むしろ国を挙げての国際協力が必要になる。エリート や 一部 政府が解決策を押し付けるのではなく

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