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仕事選びのススメ☆職種分類別件数から分析してみた

求人広告や採用のお役立ち情報をまとめているライターのいおりです。今回は求職者の方に大切なお知らせをしていきます

3月の求人広告の職種分類別件数、約40%減!!

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まぁ去年にコロナが流行りだしたときに比べたら明るい兆しなんでしょうけど、それでも40%減のままです😨

で、これは求人件数にも付随したデータにはなりますが、求人件数ではなく職種分類別件数の話です!つまり、業界や職種によっては求人がごっつい減っていますよ~という通知になります。

つまり、どういう話かをもっと具体的に言うと「接客販売、運搬・清掃・包装など、給仕サービス(いわゆる庶務)、飲食の調理サービス関連の求人がごっそり減っていますよ」ということ。

この職種に就きたかった新卒の皆様や中途採用でキャリアを活かしたい方にとっては悲報でしょう(求人が全くないわけではないので、まず先に検索をしてみましょう。ただ、選べるほど求人がない可能性もあります)医療・福祉サービスはコロナの影響もあって需要が高すぎる事情や、求人を出す暇がない事情で求人がちょっと減っているのではないかと思われます。

情報元はこちらです。気になる方はぜひチェックしてみましょう。

ただ、グラフを見る限り、ちょっとずつ回復傾向がありそうなので悲観せずに就職活動や転職活動をしていけば結果が出そうではあります!応援していますので、引き続き頑張ってください🌸

IT技術者募集は追い風!

ただ、コロナ関係なく求人が出っぱなしの職種もあります。エンジニアとか特に追い風です(笑)一言でエンジニア、SE、プログラマーといってもいろんな仕事を担当する専門家がいらっしゃるので、基本パソコンを使う高度技術職を担当している方は求人探し放題な方です💻

この手は会社側も月給と年収も高い金額を提示してくるものの、コロナで不況になると給与アップを狙える求人は多くないかもしれません;逆に新人というほどではないけど、腕をつけたい&スキルアップがしたい人向けの求人はそこそこありそうですね!チャレンジしてみてもいいのでは?

医療・福祉専門職も求人が多め

医療介護系の職種を希望されている方も、この中では追い風が吹いている方ですね!理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、視能訓練士の資格があるだけでも引っ張りだこでしょう。※ちなみにこのあたりは全国的に採用難易度が高い(企業内での取り合いが激しい)です、有資格者が応募したら、すぐ面接に来てくださいって言われるでしょうね。

資格取得にも励んで、専門学校に通っている学生さんとか、喉から手が出るほど欲しがる職場が多いので、この業界で社会貢献したい人は本当に尊い存在です。ぜひその道を極めていってほしいですね✨

金融・法務専門職も求人多数あり?!

就活生の中には銀行や金融系に行きたいと思っている方もいるでしょう。ここも件数が結構あります。ただ、ハイレベルな戦いに巻き込まれるかと;

法務専門職とは何か?というと…「総務、人事、労務、経理、知財、内部監査、財務」のほか「弁護士、弁理士、社労士、会計士などの国家資格がないとできない士業」のお仕事です。

ちなみに豆知識:求人広告のライターの経験上、一番いろんな仕事を経験できるのは総務だと思います(笑)企業の中では総務=何でも屋、万事屋と思っているときもあって、一般事務どころか経理も労務も人事も広報(しかも動画編集とか撮影とかクリエイティブ系業務も込み)もやります的な求人を結構書いてきました(笑) ただ、事務経験だけでなく事務以外の面(暗記が得意、凡ミスしない、周りが人に興味があるか、愛嬌があるかどうかなど)も問われるので職歴が浅いうちに総務になるのは至難の業かと。

つまり、中途採用や経験者採用(即戦力採用)、リファラル採用(縁故採用)で受けるか、資格を取った後にすぐ独立しないでまずは企業で働くか、仕事をしながら資格を取って、転職して待遇大逆転を狙うコースに行くかという道筋になるかと思います。

今は年齢問わず、できる人は役員になれるパターンもあるので実力でモノを言わせたい方は、この道を今のタイミングで選ぶのもアリなのではないでしょうか?

専門技術者や研究者の道も有利!

理系の方は断然、有利ですね(笑)文系でもできることもありますが、絶対に資格が無いとできない仕事(施工管理、電気工事士など建設業に関わる仕事に多いもの)もあるので、難易度が高い資格に挑戦したり、研究開発職への道を選ぶのも良い手ですね👍

コロナリストラ手前で「技術力や経験は完璧なのに年齢だけで早期退職の勧告通知が来てしまった」という人もいます(私の父がコレを経験しましたが、会社がやっぱり残って欲しい!!と懇願して免れましたけど)
そういう確かなキャリアを持っている人は来て欲しい!という企業も多数ある影響もあって、求人が減っていないんだと思われます。

技術者、研修者だとハイキャリア層ばかりなので転職エージェントに登録したり、ビズリーチで非公開求人を探すのが一番早いと思います。追い風なので堂々と就職活動をしていってほしいですね☆

コロナ禍の就活ポイント:今までのスキルやキャリアを活かせる職種を検討しましょう!

経験者の方だと同業種で同職種の求人を探しがちではありますが、状況によっては求人がない可能性もあります。なので、第一候補だけでなく第二候補、第三候補の職種も考えておきましょう!

「経験者採用しかやってないんでしょ?!コロナ禍で未経験者募集って狭き門でしょ!!」とお怒りになる求職者の方も中にはいらっしゃるとは思いますが、どうか落ち着いてください!この1年、経験者採用を強めにやってみて不発だった企業も「ポテンシャルは十分ある未経験者も視野に入れます」と考えを改めて採用しているケースも増えてきたように感じます。チャンスは作れます、もうちょい粘ってみましょう!!

今後の生き延びポイント:万が一に備えた仕事選びも賢い選択!

仕事選びの軸っていろいろありますが、これから危なくなってくる考え方を暴露すると、こうなります

【ちょっと危ない、仕事選びの考え方】
・親や家族、学校の先生が何となく勧めた会社に行く(大企業でも疫病や不況には苦しむ場面があります。)
・AIが余裕で出来そうな仕事を選ぶ
・志望動機:人の役に立てる仕事がしたい、社会貢献したいだけパターン(どの仕事も人の役に立てます)
・新卒採用ではないのに額面が最低賃金スレスレの会社に行く
・楽ができるかどうかで仕事を選ぶ(これからは頭使う&そこそこストレスに耐える器が無いとできない仕事が増えると思います)
・将来のことを考え過ぎて、向いていない仕事に無理やり就くこと(これこそ危ないやつです。それなら最初から難なくできる仕事を選ぶ方が良い気がします)
・外国語を使わなさそうな仕事を選ぶ(あとで会社が海外展開とか言い出したら、付いていけなくなります。まぁ翻訳機も最近あるから大丈夫な気もしますけど;)
・在宅ワークしか見ない(コロナ終息後は恐らく出社が増えると思います…)
・なんか会社員より儲かりそう!自分の好きなように働けて楽しそう!と思って、そそくさとフリーランス(業務委託や個人事業主)に転向する(保険や人脈も実力もなしに上手くいくもんじゃないです)

悪いことは言いません!この手はよ~~~く考え直してみてください!!

全員に当てはまること:遙か高みを目指すこと

私、ヒカルの碁で囲碁やってたんで、上を目指すっていうと、この曲が流れるんですwwwww

私にも目指している師がいます。「君のライティングはトップクラスだ」と褒められても、私は師匠を一度も超えたと思ったことがありません。

でも、そのくらいの気持ちで前に進み続ければ、世界で病が流行っても、景気が悪くなったとしても何かしら突破口が見つけられると信じています。私はマスクを取って外を出歩ける世の中になった後も、みんなが自分らしく働ける世界を望んでいます。

GW中の職探しも就職活動も、幸あれ🌸


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