今ここ ふくしまの復興

(公社)福島相双復興推進機構の公式アカウントです。 福島の復興に向けた取組や、事業者・…

今ここ ふくしまの復興

(公社)福島相双復興推進機構の公式アカウントです。 福島の復興に向けた取組や、事業者・農業者さまのストーリーを伝えています。 ぜひフォローをお願いいたします。 福島相双復興推進機構HP:https://www.fsrt.jp/

記事一覧

関係人口拡大に向けた取り組み(フクシマックス)

ふくしま未来創造アカデミーに続き、関係人口拡大に向けた取り組みをご紹介いたします。 「関係人口」とは、移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でも…

浪江町の魅力を伝えるイベント「浪江の食と酒と器」が開催されました

和食店を東京都、新潟県で13店舗展開する株式会社僖成は、株式会社鈴木酒造店(福島県双葉郡浪江町)、大堀相馬焼 松永窯(福島県西白河郡)と共同で、福島県浪江町の魅力…

川内野菜勉強会:農業復興と地域活性化を目指す・・・楽しみながら。

福島県川内村で活動する「川内野菜勉強会」は、2015年に設立された、地域農業の復興と活性化を目指している団体です。 村内の女性たちが中心となり、野菜の種まきから収…

昔懐かしい花嫁行列が都路を彩った! 地域住民が手作りレトロ結婚式で移住カップルを祝福

2024年2月17日(土)、福島県田村市都路町にて、移住してきた新郎新婦を地域住民が中心となってお祝いする「手作りレトロ結婚式」が盛大に執り行われました。 昔懐かしい…

農業で町を盛り上げたい!(福島県楢葉町)さつまいも商品ブランド「いがりのおいも」が始動、新商品3種を追加し絶賛販売中!

楢葉町のさつまいも農家が新ブランドの展開をスタート 楢葉町では一次産品としてのさつまいもの生産が増えつつありますが、加工品はまだまだ少ない状況にあります。楢葉…

関係人口拡大に向けた取り組み(ふくしま未来創造アカデミー)

皆さんは「関係人口」(※)という言葉を聞いたことはありますか?「関係人口」とは、移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、特定の地域と多様な…

福島相双復興官民合同チーム     活動報告会

福島相双復興官民合同チームは、原子力災害で被災された事業者の方々の事業・なりわい再建を目的として2015年8月に設立されて以来、国・県・民間企業が一体となって活動し…

人と人とのつながりを作り、地域の農業を活性化したい!~地域おこし協力隊・ベラルーシ出身ナスタッシャさん①(福島県伊達郡川…

■ 地域おこし協力隊へ 川俣町地域おこし協力隊*として活動されているスタルジンスカヤ・ナスタッシャさんは、東ヨーロッパのベラルーシ出身です。福島大学大学院留学中に…

東日本大震災と原子力災害からの復興に向けた「住民主体のまちづくり検討ワークショップ(福島県富岡町)」富岡町「富岡地区」「…

福島県富岡町では、令和6年度末に計画期間が終了する「富岡町災害復興計画(第二次)後期」に続く長期総合計画となる「富岡町災害復興計画(第三次)」の策定を令和5年度か…

福島県田村市とニカラグア      私が大好きな2つの場所をコーヒーで繋ぎたい

コーヒーを通じて田村市とニカラグア両方に貢献したい 宮之原尚子さんは福島県田村市の地域おこし協力隊です 着任したのは2023年。東京の暮らしでは自分の心と家族と…

天然とらふぐ「福とら」の知名度向上を目指して(福島県相馬市)

近年、福島県相馬市では、ふぐの王様と言われるほど食感の良さと旨みの深さが特長の「天然とらふぐ」の水揚げが急増しています。「人にまちに福を呼ぶ天然とらふぐ」として…

From南相馬 歌とダンスで地域を元気に!

今回は、南相馬と杉並を繋ぐ“トモダチプロジェクト”の創造者で(株)LITTLE STAR代表 狩野 菜穂さんをご紹介します。 まずは、狩野さんが南相馬と関わるきっかけとな…

コンテストからつながる今後の展開に向けてー大学生の呼び込みによる交流人口・関係人口拡大の取組「大学生観光まちづくりコンテ…

※「①大学生観光まちづくりコンテストとは」「②実際に行われたフィールドワーク」「③本選発表会」「④グランプリチームが葛尾村を訪問」の記事もご参照ください。 今後…

観光まちづくりプランの実現に向けてー大学生の呼び込みによる交流人口・関係人口拡大の取組「大学生観光まちづくりコンテスト20…

※「①大学生観光まちづくりコンテストとは」「②実際に行われたフィールドワーク」「③本選発表会」の記事もご参照ください。 グランプリ受賞チームの葛尾村役場訪問 本…

いよいよプランの発表!本選発表会が開催ー大学生の呼び込みによる交流人口・関係人口拡大の取組「大学生観光まちづくりコンテス…

※「①大学生観光まちづくりコンテストとは」「②実際に行われたフィールドワーク」の記事もご参照ください。 2023年の夏、エントリーした117チームのうち98チームがコン…

大学生が福島でフィールドワークを行いましたー大学生の呼び込みによる交流人口・関係人口拡大の取組「大学生観光まちづくりコン…

※「①大学生観光まちづくりコンテストとは」の記事もご参照ください。 2023年の夏休みを利用してコンテストに応募した大学生が福島へフィールドワークにやってきました。…

関係人口拡大に向けた取り組み(フクシマックス)

関係人口拡大に向けた取り組み(フクシマックス)


ふくしま未来創造アカデミーに続き、関係人口拡大に向けた取り組みをご紹介いたします。

「関係人口」とは、移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、特定の地域と多様な形で関わる人々を指す言葉です。

大都市圏への一極集中と少子高齢化が進むとともに、地方部では若年層の人口流出が加速化し、それに伴い地域の活力が失われつつある中で、近年、地域づくりの担い手として関係人口に注目が集まっ

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浪江町の魅力を伝えるイベント「浪江の食と酒と器」が開催されました

浪江町の魅力を伝えるイベント「浪江の食と酒と器」が開催されました

和食店を東京都、新潟県で13店舗展開する株式会社僖成は、株式会社鈴木酒造店(福島県双葉郡浪江町)、大堀相馬焼 松永窯(福島県西白河郡)と共同で、福島県浪江町の魅力溢れる食材、日本酒、器をPRするコラボレーションイベント「浪江の食と酒と器」を、2024年7月5日(金)に和食店 僖ニ成ル食 京橋(東京都千代田区)にて開催しました。

昼の部は「大堀相馬焼展示販売会」、夜の部は「和喰醸酒の宴 浪江と磐城

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川内野菜勉強会:農業復興と地域活性化を目指す・・・楽しみながら。

川内野菜勉強会:農業復興と地域活性化を目指す・・・楽しみながら。


福島県川内村で活動する「川内野菜勉強会」は、2015年に設立された、地域農業の復興と活性化を目指している団体です。

村内の女性たちが中心となり、野菜の種まきから収穫、農薬や肥料の適切な使い方、病害虫対策など、農業経験者と初心者が一緒になり、西洋野菜など、あまり馴染みのない作物にも挑戦しながら実践的な知識を身につけています。

近年では、放課後子ども教室との連携事業も始まり、児童たちが野菜の栽培

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昔懐かしい花嫁行列が都路を彩った!   地域住民が手作りレトロ結婚式で移住カップルを祝福

昔懐かしい花嫁行列が都路を彩った! 地域住民が手作りレトロ結婚式で移住カップルを祝福

2024年2月17日(土)、福島県田村市都路町にて、移住してきた新郎新婦を地域住民が中心となってお祝いする「手作りレトロ結婚式」が盛大に執り行われました。

昔懐かしい花嫁行列が町内を練り歩き、地元住民へ新郎新婦をお披露目。
その後、「よりあい処 華」にて、地域住民の温かい協力のもと、結婚式と披露宴が挙行されました。

新郎新婦への祝福と歓迎の気持ちを込め、地域住民は心を込めて準備し、
また、若い

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農業で町を盛り上げたい!(福島県楢葉町)さつまいも商品ブランド「いがりのおいも」が始動、新商品3種を追加し絶賛販売中!

農業で町を盛り上げたい!(福島県楢葉町)さつまいも商品ブランド「いがりのおいも」が始動、新商品3種を追加し絶賛販売中!


楢葉町のさつまいも農家が新ブランドの展開をスタート

楢葉町では一次産品としてのさつまいもの生産が増えつつありますが、加工品はまだまだ少ない状況にあります。楢葉町のさつまいも農家猪狩一さん・礼子さんは、楢葉町のさつまいもの福島県内での認知度を向上させ、ブランド化していくために、自社のさつまいもブランド『いがりのおいも』を立ち上げ、年間を通じて、さつまいもの美味しさを味わえる加工品の開発に取り組ま

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関係人口拡大に向けた取り組み(ふくしま未来創造アカデミー)

関係人口拡大に向けた取り組み(ふくしま未来創造アカデミー)

皆さんは「関係人口」(※)という言葉を聞いたことはありますか?「関係人口」とは、移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、特定の地域と多様な形で関わる人々を指す言葉です。大都市圏への一極集中と少子高齢化が進むとともに、地方部では若年層の人口流出が加速化し、それに伴い地域の活力が失われつつある中で、近年、地域づくりの担い手として関係人口に注目が集まっています。
福島12市町村では

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福島相双復興官民合同チーム     活動報告会

福島相双復興官民合同チーム     活動報告会

福島相双復興官民合同チームは、原子力災害で被災された事業者の方々の事業・なりわい再建を目的として2015年8月に設立されて以来、国・県・民間企業が一体となって活動しています。第二期復興・創生期間も半ばを過ぎ、生活環境の整備、企業立地などが着実に進む一方、商圏や人材の不足が顕在化するなど様々な課題があるなかで、引き続き現場主義を徹底し、支援事業者等の皆さまに寄り添った取り組みを進めています。
このた

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人と人とのつながりを作り、地域の農業を活性化したい!~地域おこし協力隊・ベラルーシ出身ナスタッシャさん①(福島県伊達郡川俣町)

人と人とのつながりを作り、地域の農業を活性化したい!~地域おこし協力隊・ベラルーシ出身ナスタッシャさん①(福島県伊達郡川俣町)

■ 地域おこし協力隊へ

川俣町地域おこし協力隊*として活動されているスタルジンスカヤ・ナスタッシャさんは、東ヨーロッパのベラルーシ出身です。福島大学大学院留学中に農業経済学を学び、その研究の中で「生産者と消費者とのつながりが必要」との思いに至り、2022年から川俣町地域おこし協力隊に参加しました。

*地域おこし協力隊とは…地域の活性化や定住を図るために、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR

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東日本大震災と原子力災害からの復興に向けた「住民主体のまちづくり検討ワークショップ(福島県富岡町)」富岡町「富岡地区」「夜の森地区」合同ワークショップ開催

東日本大震災と原子力災害からの復興に向けた「住民主体のまちづくり検討ワークショップ(福島県富岡町)」富岡町「富岡地区」「夜の森地区」合同ワークショップ開催

福島県富岡町では、令和6年度末に計画期間が終了する「富岡町災害復興計画(第二次)後期」に続く長期総合計画となる「富岡町災害復興計画(第三次)」の策定を令和5年度から6年度にかけて進めています。

私たち福島相双復興推進機構では、富岡町の住民の皆さまが中心となった「まちづくり検討ワークショップ」を開催することによって、皆さまの意見・アイデアが反映された復興計画となるよう応援しています。

富岡町にあ

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福島県田村市とニカラグア      私が大好きな2つの場所をコーヒーで繋ぎたい

福島県田村市とニカラグア      私が大好きな2つの場所をコーヒーで繋ぎたい

コーヒーを通じて田村市とニカラグア両方に貢献したい

宮之原尚子さんは福島県田村市の地域おこし協力隊です

着任したのは2023年。東京の暮らしでは自分の心と家族との生活が置き去りになっていると強く感じ、田村市に移住しました。

「どこか田舎で暮らしてみたい」

夏休みに田舎暮らし体験をし、その思いを強くした宮之原さんの目に留まったのは、田村市が募集していた起業型の地域おこし協力隊です。

「田村

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天然とらふぐ「福とら」の知名度向上を目指して(福島県相馬市)

天然とらふぐ「福とら」の知名度向上を目指して(福島県相馬市)

近年、福島県相馬市では、ふぐの王様と言われるほど食感の良さと旨みの深さが特長の「天然とらふぐ」の水揚げが急増しています。「人にまちに福を呼ぶ天然とらふぐ」として「福とら」と命名し、地域が一体となって新しい名物の認知度向上を目指しています。

公益社団法人 福島相双復興推進機構(以下、官民合同チーム)では、この新名物「福とら」の認知度を向上し、地域の新たなビジネスチャンスの結実に向け、地域の水産加工

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From南相馬 歌とダンスで地域を元気に!

From南相馬 歌とダンスで地域を元気に!

今回は、南相馬と杉並を繋ぐ“トモダチプロジェクト”の創造者で(株)LITTLE STAR代表 狩野 菜穂さんをご紹介します。

まずは、狩野さんが南相馬と関わるきっかけとなったパン屋さんのインタビューと、社名でもある「LITTLE STAR」に込めた狩野さんの思いをご覧ください。

京都府生まれ、山口県育ちの狩野さんは、大学卒業後、教員免許を取得するも歌手になりたいという夢を叶え、有名なアニメソ

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コンテストからつながる今後の展開に向けてー大学生の呼び込みによる交流人口・関係人口拡大の取組「大学生観光まちづくりコンテスト2023 福島復興ステージ」

コンテストからつながる今後の展開に向けてー大学生の呼び込みによる交流人口・関係人口拡大の取組「大学生観光まちづくりコンテスト2023 福島復興ステージ」

※「①大学生観光まちづくりコンテストとは」「②実際に行われたフィールドワーク」「③本選発表会」「④グランプリチームが葛尾村を訪問」の記事もご参照ください。

今後の展開

ここまで大学生が福島12市町村を訪れ、その土地ならではの特徴を生かして観光プランを考えるコンテストについて紹介してきました。

今後は、福島復興ステージに参加した学生と地域の皆さまとの関係維持交流を深め関係人口化を図ることが重要

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観光まちづくりプランの実現に向けてー大学生の呼び込みによる交流人口・関係人口拡大の取組「大学生観光まちづくりコンテスト2023 福島復興ステージ」

観光まちづくりプランの実現に向けてー大学生の呼び込みによる交流人口・関係人口拡大の取組「大学生観光まちづくりコンテスト2023 福島復興ステージ」

※「①大学生観光まちづくりコンテストとは」「②実際に行われたフィールドワーク」「③本選発表会」の記事もご参照ください。

グランプリ受賞チームの葛尾村役場訪問

本選発表会にて「グランプリ観光庁長官賞」に輝いた「筑波大学 都市デザイン研究室」の学生2名がプランの対象として取り上げた福島県葛尾村を2023年11月22日(水)に訪問しました。葛尾村 篠木 弘 村長をはじめフィールドワークで対話した村民

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いよいよプランの発表!本選発表会が開催ー大学生の呼び込みによる交流人口・関係人口拡大の取組「大学生観光まちづくりコンテスト2023 福島復興ステージ」

いよいよプランの発表!本選発表会が開催ー大学生の呼び込みによる交流人口・関係人口拡大の取組「大学生観光まちづくりコンテスト2023 福島復興ステージ」

※「①大学生観光まちづくりコンテストとは」「②実際に行われたフィールドワーク」の記事もご参照ください。

2023年の夏、エントリーした117チームのうち98チームがコンテストにプランを提出しました。その後、厳正な書類審査の結果11チームが本選発表会 への出場を勝ち取りました。

*「大学生観光まちづくりコンテスト」(https://gaku-machi.jp/)とはJTBと三菱総研が運営事務局を

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大学生が福島でフィールドワークを行いましたー大学生の呼び込みによる交流人口・関係人口拡大の取組「大学生観光まちづくりコンテスト2023 福島復興ステージ」

大学生が福島でフィールドワークを行いましたー大学生の呼び込みによる交流人口・関係人口拡大の取組「大学生観光まちづくりコンテスト2023 福島復興ステージ」

※「①大学生観光まちづくりコンテストとは」の記事もご参照ください。

2023年の夏休みを利用してコンテストに応募した大学生が福島へフィールドワークにやってきました。

*「大学生観光まちづくりコンテスト」(https://gaku-machi.jp/)とはJTBと三菱総研が運営事務局を務め、全国の大学生を対象に観光まちづくりプランを競うコンテストです。

キーパーソンを通じて知る地域の現状

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