農業で町を盛り上げたい！（福島県楢葉町）さつまいも商品ブランド「いがりのおいも」が始動、新商品３種を追加し絶賛販売中！
楢葉町のさつまいも農家が新ブランドの展開をスタート
楢葉町では一次産品としてのさつまいもの生産が増えつつありますが、加工品はまだまだ少ない状況にあります。楢葉町のさつまいも農家猪狩一さん・礼子さんは、楢葉町のさつまいもの福島県内での認知度を向上させ、ブランド化していくために、自社のさつまいもブランド『いがりのおいも』を立ち上げ、年間を通じて、さつまいもの美味しさを味わえる加工品の開発に取り組まれました。福島相双復興推進機構は、農業コンサルタントとともにそのご支援をさせていただきました。
ブランドロゴには地域の郭公山とペンギンをデザインとして採用
商品ラベルは、さつまいもをイメージした色使いで統一し、また、ブランドロゴには楢葉町の郭公山（ほととぎすやま）を描きました。ロゴの左上に空を飛んでいる鳥がいますが、こちらをよく見ていただくと、ペンギンのシルエットとなっています。ちょっとした遊び心とともに、楢葉町でさつまいも商品を手掛ける先駆者（ファーストペンギン）でありたいという猪狩さんの思いが込められています。
猪狩さんの思い：楢葉町のさつまいもを年間通してアピールしたい！
猪狩一さんは、奥様の礼子さんとともに楢葉町で農業を営まれ、主に水稲とさつまいもを栽培されています。
被災地である楢葉町産のさつまいもの商品開発・販売を通じ地域をPRし盛り上げていきたいという思いから、福島県の６次化研修会にも参加され、楢葉町産のさつまいもをアピールし、年間通して味わっていただけるよう、ご夫婦で栽培されたさつまいもで商品開発に取り組まれました。
楢葉町を代表するさつまいも商品を年間通して製造！
奥様の礼子さんは昨年より干しいもを手作りし販売しておりましたが、今回、年間を通して楢葉町のさつまいもをアピールしたいとの思いから、約１年間をかけて新たに３種の商品開発を行い、2024年3月より販売をスタートしています。収穫したさつまいもをペースト加工し冷凍保存したものを使用することで、年間を通じた商品製造が実現しました。
①お芋チョコレート
オリジナルのチョコレート製造を専門とするメーカーへ自社農園で収穫した紅はるか原体を提供し、メーカーにてパウダー加工していただき、ホワイトチョコレートに練りこみ仕上げました。一口チョコレートに仕上げているため、子供からお年寄りまで食べやすい大きさで、ちょっと甘いものが欲しい時に何粒か手軽に手に取れる規格に仕上げており、人気の商品です。
②さつまいもシャーベット
白河市にあるこうじ店へ自社農園で収穫した紅はるかをペーストにしてお送りし、濃厚な甘酒として商品化しました。 シャーベットと名付けていますが、販売は常温で行い、「お召し上がりの際に凍らせる」商品ですので、常温でお持ち運びいただけます。1袋120ｇで約30ｇ程度紅はるかのペーストが使われております。
③お芋ようかん
羊羹製造の専門メーカーにて開発。自社農園で収穫した紅はるかのペースト使用。羊羹の製造上商品に入れ込める最大量のさつまいもペーストを使用し、素材の自然な味がしっかりと感じられるように仕上げています。口どけはなめらかでしつこい固さがなく、お子様からお年寄りまで幅広い年代層に食べやすい食感です。1本200ｇのサイズは、年配のご夫婦二人でも十分食べきれる大きさとなっており、スーパーや道の駅でよくお買い求めいただいています。
④干しいも
自社製造の干し芋です。自社農園で収穫した紅はるかを丁寧に洗い、ふかした後食べやすい大きさにカットします。天日干しを中心に数日かけてしっかりと干し、甘くてついついもう一つ食べたくなる、こだわりの干し芋に仕上げています。
【以下のお店でお買い求めいただけます！】
・セデッテかしま（南相馬SA）
福島県南相馬市鹿島区浮田もみ木沢２１２−１
絶賛販売中
・道の駅よつくら港
福島県いわき市四倉町五丁目２１８−１
絶賛販売中
・サンプラザふたば（伝承館前売店）
福島県双葉郡双葉町中野高田１番地１ 産業交流センタ 1F
絶賛販売中
・ブイチェーンネモト
福島県双葉郡楢葉町
絶賛販売中
・道の駅ならは
福島県双葉郡楢葉町
絶賛販売中
お近くのお店でお買い求めいただき、是非ご賞味いただけますよう、よろしくお願いいたします！
さつまいも生産者・干しいも製造事業者
【いがりのおいも 概要】
設 立 ： 令和４年８月
所在地 ： 福島県双葉郡楢葉町大字大谷字仲平４０
代表者 ： 猪狩 一（いがり はしめ）
ようかん製造事業者
有限会社富貴堂（愛知県）
シャーベット製造事業者
山口こうじ店（白河市）
チョコレート製造事業者
ヒルゼンミルキー株式会社（岡山県）
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