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語学のコツは怠け者!?〜怠け者こそ語学に向いている〜【英語編】
はじめに ぼくには自慢できることがひとつだけある。それは怠け者であることだ。例えば、本棚の整理に何カ月も手をつけられないでいるのは、ぼくにはよくある話である。
でも、人には誰しも怠け者な一面があるのではないかとも思っている。ぼくのように、スマホのデータ整理をしなければと思いながらも、結局そのまま使用している、という人は案外と多いのではないだろうか。
そこで今回は『怠け者こそ語学に向いている
勉強は体力でゴリ押せ!! ~段取りの大切さ~
ぼくはこの13年ほどの間、ひょんなきっかけから、大学受験生を中心に学習指導をしている。その対象は、高校生はもちろんのこと、浪人生や社会人と様々な背景をもった受験生たちだ。
学習塾を開業するという知人からの依頼を引き受けたのがこの仕事の始まりだったのだが、ぼくは、好きなクラスメイトが通っているから、といった理由でしか塾に通った経験がなかった。
そのため、一般的な学生たちが何を求めて塾に通っ
好奇心と懐疑心は紙一重? 〜疑うことで得られるもの〜
ぼくは「好奇心が旺盛ですね」と言われることが多い。しかし、その一方でぼくは、自分のことを懐疑心の塊、すなわち、ただの疑り深い人間に過ぎないと思っている。
そこで今回は、note公式お題『私のイチオシ』として、疑り深く生きる生き方をイチオシしてみたい。
映画を疑う
幼稚園生の時、テレビで海外の映画の日本語吹替版を観る父のとなりで、こんなことを思っていた。
「口の動きと音声が全く合って
ぼくは逆上がりができない ~たったひとつのぼくの習慣~
ぼくには胸を張って公言できるほどの習慣がない。生活リズムは不規則だし、本もほとんど読まないし、少し雨が降っただけでプールに行くのをやめてしまう。
ところがひとつだけ、これはぼくの習慣と言ってもよいのではないか、と思い当たることがあった。
それは『やれそうだと思ったことには何でも挑んでみる』、という行動様式である。この習慣の根底には、『人は自分にできないことをやろうと思ったりはしない』、と
5つの『好きな言葉』で自己紹介
ぼくには、言葉を通じて人を見るところがある。日常での話し言葉やSNS上での書き言葉は、その人を理解するための大きな手掛かりになる。そこで今回は、5つのぼくの好きな言葉を紹介することで、自己紹介をしてみたいと思う。
1.怠惰を求めて勤勉に行き着く
漫画『哲也−雀聖と呼ばれた男−』でこの言葉と出会った時、これこそ、ぼくの生き方が集約された言葉だと強く共感したことを今でも覚えている。
この漫
英語学習に迫る影 ~ソレラ病からの脱出~
※お読みいただく前に※
当記事に登場する「ゲンキュウ病」や「ソレラ病」といったあらゆる病名は架空のものであり、実在する疾病とは一切関係がありません。
今回はnote公式お題『#仕事について話そう』にちなんで、特に春の時期にぼくが専念することになる仕事についてお話ししたい。それは英語学習で見かけることの多い、二つの病の治療である。
ぼくはこの季節になると、英語の長文読解を不得手とする大学受
マライアに首ったけ ~推す力がくれたもの~
note公式企画「春の連続投稿チャレンジ」、参加第2弾となるお題は『はじめて買ったCD』である。今回はこれにちなんだ、語学学習に関するぼくのエピソードをお話しようと思う。
ぼくがマアメリカ人歌手のライア・キャリーを知ったのは12歳の時だった。真夜中に目を覚ますと、消し忘れられたテレビで、彼女のミュージックビデオが流れていた。小学生ながらにその歌声に衝撃を受けたぼくは、画面に表示された彼女の名
英語ゲリラ部隊の急襲!〜"allowance=おこづかい"の謎が解けた話〜
はじめに
英単語の学習について、
1.英英辞典を使って学習しなさい
2.語源を大切にして学習しなさい
―と高校時代に指導された経験のある人は多いだろう。
その際には、英英辞典を使用することで、英単語が持つ根幹の意味を掴めるようになり、語源を大切にすることで、未知の単語の意味を推測可能になる、といった点が強調されることが多い。
ぼくも高校生の時に、このような単語学習を先生から勧められた。
いろいろな勉強があっていいんだよ ~ぼくのチームの戦術編~
はじめに ぼくが高校生や浪人生、社会人の大学受験生に勉強を教えて今年で14年目になる。といっても、本来ぼくは学校や塾の先生ではなく、ソフトウェア開発と飲食店経営を主業務とする会社の代表である。
学習指導を始めたのは知人からの依頼がきっかけだった。この13年間を振り返ってみると、事業としてではなく、個人的な活動として教育と関わることができたのはとてもよかったと感じている。それは、もしもあの時、