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Vol142 沖縄に移住をするならどの地域がおススメ?

どこまでも青い海、白い砂浜、手付かずな自然、陽気な人々・・・観光で沖縄にくると、きっと誰もが「夢の楽園」のように感じるのではないでしょうか。その魅力的な沖縄には、都会を捨てて移住したい、と考える人があとを絶ちません。

そこで、沖縄に移住するならどの地域が良いのか?
3つの地域に分けてその特徴について書いてみました。
沖縄に興味がある方は、ぜひ、ご参考にしてください。

こんにちは、移住専門FP「移住プランナー」の仲西といいます。
ここでは、これまでの17年間の活動、2500組以上の移住相談対応から
皆さんに役立つ情報を書いています。
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1⃣ 沖縄県の魅力



沖縄県は日本屈指の観光地で、海や自然、食べ物などさまざまな魅力を誇ります。年間を通して寒暖差の少ない温暖な気候なため、どの季節に訪れても楽しめます。
その沖縄県は人口およそ145万人で那覇市が県庁所在地になります。
人口の約9割が沖縄本島に集中しており、さらに本島中南部に人口の8割が集中しています。
特に、那覇市中心部は「三大都市圏に匹敵する人口密度がある」と言われています。

2⃣ 沖縄市の3つの地域の特徴


3つの地域は、道路状況や賃貸住宅の事情は大きく異なり、生活の特徴も変わりますので、移住地を探す際には注意が必要です。

① 沖縄本島の北部エリア

北部エリアは山原(ヤンバル)と呼ばれる山々が連なり、沖縄美ら海水族館などの観光スポットがたくさんあります。
特に、西海岸にはリゾートホテルが立ち並び、沖縄を代表する観光エリアとなります。
沖縄本島の北部エリアは観光事業が中心となり、観光客との共存した生活になります。

② 沖縄本島の中南部エリア


沖縄本島の中部に位置する沖縄市(おきなわし)は、県内でのトップクラスの人口を抱える沖縄市都市圏の中心都市です。
第三次産業が経済の8割を占め、米軍基地が多く立地していることから国際色豊かな独自の文化を持つ街です。
また、那覇市は沖縄県最大の都市となり、都市機能が集中をしています。商業施設が建ち並び、都市開発が進む一方で、首里城跡などの世界遺産も共存するエリアです。
沖縄本島の中南部エリアは仕事や賃貸住宅が充実しています。また道路の渋滞が多い一方で、外来生物の危険性は減るでしょう。

③ 沖縄本島周辺の離島エリア


石垣島や宮古島等がある沖縄本島周辺の離島エリアは、島ごとに異なる風景や文化が養われていますが、それぞれが小さなコミュニティで形成された島々になります。
自然が豊富な一面、外来生物の危険があったり、小さなコミュニティの中で、すぐに生活に飽きてしまう人も多くなります。
また、台風などの自然災害により、物資が滞るなどの不便さもあります。

沖縄には3つの顔があることを理解し、その生活環境をしっかりと理解しておくことが、移住を成功させるコツといえるでしょう。

3⃣ 沖縄の住宅事情は要チェック


「沖縄に移住をしたいが、住むところが見つからない」と言った声をよく聞きます。
沖縄の住居は不足傾向が続いており、移住時の大きなネックになっています。
また、沖縄の不動産は、かなり高いと言っても良いです。
新築の一軒家を買おうとすれば、郊外でも相場は3,000万円以上となります。賃貸も同様に、かなり高くなっています。那覇市ならば1人暮らし用のワンルームの家賃相場が45,000円~50,000円と言われています。

その、沖縄では、住宅を買うというよりも借りるケースが多くなります。
そして、「保証人」についての壁があります。
沖縄では賃貸住宅を借りる場合は、連帯保証人が必要となりますが、この連帯保証人を県内の在住者に指定されることがあります。知り合いのいない移住者にとっては、これはとても高いハードルになってしまいます。特に、石垣島や宮古島でこの傾向があるみたいですので注意が必要です。

4⃣ TOPの画像


沖縄県那覇市の「ゆいレール」の写真です。
沖縄県の透明度の高い海・やんばるの原生林などの美しい自然、マリンスポーツや様々なアクティビティなど、魅力あふれる沖縄県で暮らせたら良いですよね。


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移住専門FP「移住プランナー」として活動をしています。これまで18年間2500組以上の移住相談に対応をしてきました。ここでは、私の経験からお役に立てる情報を日常的に綴っていきます。「移住」という夢の実現にお役に立てればうれしいです。大阪出身、北海道と鹿児島の3拠点生活中。