星野木伊

過去の書き溜めや思ったことをひたすら放出。三日坊主なので更新は気まぐれ。2年以上うつ状…

星野木伊

過去の書き溜めや思ったことをひたすら放出。三日坊主なので更新は気まぐれ。2年以上うつ状態。反出生主義。大学生

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誰も興味ないだろうけど、自己紹介

ざっくりと(とは言えないほどの分量になってしまった)自分の経歴をあげるなど。 幼少期それなりに楽しい生活を送っていたが、幼稚園生の頃にすでに虚無感のようなものを…

星野木伊
2年前
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違う自分になりたい

もうすぐ彼と付き合いだして一年が経つ。といっても、私たちの関係は世間一般のいう「恋人」とはだいぶかけ離れているように思う。その原因は主に私にあって、彼は言うなれ…

星野木伊
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メンヘラの戯言

いつからこんなに病的に憂鬱になってしまったのだろう。小さい頃からネガティブもネガティブ、陰キャ中の陰キャではあったが、これほど深刻ではなかった。 精神科に通って…

星野木伊
2年前
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相変わらず、死にたい。

最近、何ということもないのに気分がずっと落ち込んでいて、泣いてばかりいる。心が折れてしまいそうだ。いや、もう既に折れているのかもしれない。 なかなか理解してもら…

星野木伊
2年前
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バイトを1日で辞めた話。

私の好きな作家、ヘルマン・ヘッセの逸話のなかで「書店員見習いを3日で辞める」というものがある。作家というものはどの人も多かれ少なかれ社会不適合者の素質があるもの…

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2年前
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駄文

何か書こうと思ったのに何も書くことが思い浮かばない。うつ病のせいなのか最近ますます思考力が落ちて考えがまとまらなくなっているように感じる。去年は受験生だったのも…

星野木伊
2年前
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笑顔

毎日のように憂鬱な人生を終わらせたくなる。このまま生き続けたところで何にもならないから。どんなに楽しいことがあっても苦しいことが多すぎるから。人とうまく話せなく…

星野木伊
2年前
3

「楽しい」の消失

いつからだろう、何もかも楽しめなくなったのは。 いや、こう書くと語弊があるかもしれない。正確に言えば「楽しいことがあっても一瞬で虚しくなってしまう」のである。 …

星野木伊
2年前
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「死にたい」

一口に「死にたい」といっても、いろいろな思いが込められていると思う。 今日の「死にたい」は「めんどくさいから何もしたくない」だ。これは割と軽い方だと思う。「うま…

星野木伊
2年前
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死を希うきもち

死にたいと思ったことはあるだろうか。何かミスをして「最悪~死にたい」とつぶやく人はよくいるだろう。けれども大抵の場合それは本心ではなく、冗談にすぎない。また、死…

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反出生主義との出合い

「自分はたぶん、子供は産まないだろうな」 中学生の頃、漠然と考えていた。悪阻も出産も痛そうだし、人(特に小さい子供)と碌に関われない自分に子育てなんて無理だろう…

星野木伊
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絶望

【高校生の頃に書いたものシリーズ第一弾】 全部がめんどくさくなって 何もかも投げ出したくなることがある どうせ自分なんて生きている意味ない こんなつらい思いするく…

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2年前
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生きるに値しない世界

「生きるに値しない命」という言葉がある。ナチスが知的障害者や精神障害者のことを生きるに値しない劣等的な資質の持ち主だとし、彼らを毒ガスで安楽死させていたという。…

星野木伊
2年前
16

無令和の日

2年くらい前にとある文学賞に応募して(当然といえばそうだが)佳作にすら掠りもしなかった作品を供養として載せておきます。星新一のショートショートに感化されてそれっ…

星野木伊
3年前
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誰も興味ないだろうけど、自己紹介

ざっくりと(とは言えないほどの分量になってしまった)自分の経歴をあげるなど。

幼少期それなりに楽しい生活を送っていたが、幼稚園生の頃にすでに虚無感のようなものを抱いていた。コミュニケーションが苦手で友達が少なく、一人遊びしているのを親に心配されていた模様。元漫画家志望の父の影響か、小さい頃から絵を描くのが好きな子だった。この頃の記憶はあまりないので省略。

波乱の小学生時代小学1年生の頃だったか

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違う自分になりたい

違う自分になりたい

もうすぐ彼と付き合いだして一年が経つ。といっても、私たちの関係は世間一般のいう「恋人」とはだいぶかけ離れているように思う。その原因は主に私にあって、彼は言うなれば「メンヘラのお世話係」であり、保護者-被保護者のような関係なのだ。

こんなことを書いたら「理解のある彼くん」じゃん、理解者に恵まれているくせに病んでるのか、と不快に思われたり叩かれたりするかもしれない。それでも、彼と過ごすようになって1

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メンヘラの戯言

いつからこんなに病的に憂鬱になってしまったのだろう。小さい頃からネガティブもネガティブ、陰キャ中の陰キャではあったが、これほど深刻ではなかった。
精神科に通っているくらいだから私は「普通」ではないのだろう。「普通」の人はちょっとやそっとのことで死にたくなんてならないのだろう。「普通」の人は、趣味とか好きな芸能人とかそんなことで元気になれるのだろう。
周りの人が単純なことで喜んでいられるのが羨ましい

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相変わらず、死にたい。

最近、何ということもないのに気分がずっと落ち込んでいて、泣いてばかりいる。心が折れてしまいそうだ。いや、もう既に折れているのかもしれない。

なかなか理解してもらえないが、言いようもない漠然とした不安がある。それは将来に対する不安か、周りの人から見捨てられないかという不安か。自分でも何に対してこんなに不安を抱いているのか、なぜこんな気持ちになるのかわからない。

兎にも角にも、そうした気分に陥る瞬

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バイトを1日で辞めた話。

私の好きな作家、ヘルマン・ヘッセの逸話のなかで「書店員見習いを3日で辞める」というものがある。作家というものはどの人も多かれ少なかれ社会不適合者の素質があるものだと勝手に思っているが、ヘッセの社不っぷりもこのエピソードから垣間見られるのではないだろうか。

そんなヘッセを尊敬しているだけあって(?)私も筋金入りの社会不適合者だということは自覚している。とにかく労働が嫌いなのだ。まず集団生活を嫌って

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駄文

何か書こうと思ったのに何も書くことが思い浮かばない。うつ病のせいなのか最近ますます思考力が落ちて考えがまとまらなくなっているように感じる。去年は受験生だったのもあって(とはいってもほかの受験生と比べると圧倒的に勉強量が足りなかったが)それなりに頭を使っていた。しかし、最近は怠惰の極みである。気が付けばスマホをいじっては何時間も空費している。そんな時間があるのならもっと有意義なことに時間を割けばよか

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笑顔

毎日のように憂鬱な人生を終わらせたくなる。このまま生き続けたところで何にもならないから。どんなに楽しいことがあっても苦しいことが多すぎるから。人とうまく話せなくて生きていける気がしないから。自分の居場所がどこにもないように感じるから。

「笑い方が気持ち悪い」と、家族に言われた。その自覚はある。自分でも、自分の笑い声を聞いたり笑顔を見たりすると違和感を覚える。どこかぎこちなくて、「普通」ではないよ

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「楽しい」の消失

いつからだろう、何もかも楽しめなくなったのは。

いや、こう書くと語弊があるかもしれない。正確に言えば「楽しいことがあっても一瞬で虚しくなってしまう」のである。

よく「死んだらこの先に待っている楽しいことも味わえなくなっちゃうよ」といった言葉をかけてくる人がいる。しかし私のような人間にはもはやその言葉は届かなくなってしまっているのだ。

率直に言ってしまえば、「もう楽しみとかどうでもいいから早く

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「死にたい」

一口に「死にたい」といっても、いろいろな思いが込められていると思う。

今日の「死にたい」は「めんどくさいから何もしたくない」だ。これは割と軽い方だと思う。「うまくいかなかった」という場合もしかり。「将来が不安」な日もある。「ずっと寝ていたい」という日もあれば「人間関係が難しい」という日もある。本当は「生きていたくない」のかもしれないし、あるいはどの思いも抱えている日もある。

「死にたい」という

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死を希うきもち

死にたいと思ったことはあるだろうか。何かミスをして「最悪~死にたい」とつぶやく人はよくいるだろう。けれども大抵の場合それは本心ではなく、冗談にすぎない。また、死にたいと思うようなことがあっても、数時間、長くとも数日経てばその気持ちは消えている場合が多い。

一方で、何年経っても死にたいと思うのをやめられない人がいる。うつ病などの精神疾患を抱えている人に多いだろう。ただ漠然と死ぬことを望んでいる状態

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反出生主義との出合い

「自分はたぶん、子供は産まないだろうな」

中学生の頃、漠然と考えていた。悪阻も出産も痛そうだし、人(特に小さい子供)と碌に関われない自分に子育てなんて無理だろうし、そもそも、一生を共にするパートナーなど、自分にはできないだろうと考えていたからだ。だが、一番の理由は、自分も子供を苦しめてしまいそうだから、であった。

私はいわゆる、機能不全家族のもとで育った。そのことについてはいずれ書こうと思って

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絶望

【高校生の頃に書いたものシリーズ第一弾】

全部がめんどくさくなって
何もかも投げ出したくなることがある

どうせ自分なんて生きている意味ない
こんなつらい思いするくらいなら死んだほうがましだ
誰もわかってくれないし誰も信じられない
そういう気持ちに一度とりつかれると
呪いみたいにこびりついて離れなくなる
気が付けば死ぬ事ばかり考えてしまって
どうやって死のうか、とか
楽に死ねる方法ってないのかな

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生きるに値しない世界

「生きるに値しない命」という言葉がある。ナチスが知的障害者や精神障害者のことを生きるに値しない劣等的な資質の持ち主だとし、彼らを毒ガスで安楽死させていたという。当然ながら現代ではこの思想は間違っていたと言われている。確かに、障害があるからとか、差別の標的となってきた出自だからとかそういった理由で人を「生きるに値しない命」とみなすのはあってはならないことだ。

しかし、いつからか私は生きるに値する命

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無令和の日

2年くらい前にとある文学賞に応募して(当然といえばそうだが)佳作にすら掠りもしなかった作品を供養として載せておきます。星新一のショートショートに感化されてそれっぽいのを書こうとしましたが、結構これが難しいのですね。拙い作品ですが読んでいただければ幸いです。

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「いよいよ今日だね。"あれ

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