相変わらず、死にたい。

最近、何ということもないのに気分がずっと落ち込んでいて、泣いてばかりいる。心が折れてしまいそうだ。いや、もう既に折れているのかもしれない。

なかなか理解してもらえないが、言いようもない漠然とした不安がある。それは将来に対する不安か、周りの人から見捨てられないかという不安か。自分でも何に対してこんなに不安を抱いているのか、なぜこんな気持ちになるのかわからない。

兎にも角にも、そうした気分に陥る瞬間が不意に訪れる。するとダムが決壊したように涙が溢れて止まらなくなる。もう毎日のように泣きすぎて目のあたりが腫れてしまった。

このところ本当に心が晴れない。季節柄気分が沈みやすいというのはあるだろうが、そのほかに特にストレスの要因になりそうなものも思い浮かばない。課題に追われているわけでもないし、対人関係にも特に問題はない。

人と会う予定がないと一日中寝てばかりいるのがよくないのかもしれない。今日も何もできなかった、もっとやりたいことがあるはずなのに、勉強しなければいけないのに……明日こそはちゃんとしようと思ってもうまくいかない。

こんな日がずっと続くのだろうかと考えると人生を終わらせたくなる。別に特段辛いことがあるわけでもないが、退屈だしあと何年生き続けなければならないのだろうと考えると嫌になる。この程度で病んでいたらもっと悲惨な状況にいる人に合わせる顔がないが。

生きることはそんなに良いことなのだろうか。死を期待するのはやめなよ、自殺なんて綺麗なものじゃないよと言われたけれど、生きるのだって何にもならないのに。

もう何も楽しめなくなった。生きていても良いことがあるとは到底思えない。父はやたらと「大恋愛をすればきっと人生観が変わる」などとほざいているが、そんなことでこの悩みが解消されるとは思えない。それに仮に解消されたらされたで今までの苦労は何だったのだろうと癪に思ってしまいそうだ。

自殺する勇気がないから生きているけれど、楽に死ねる方法があったら選んでしまうと思う。もう疲れたのだ。昔は夢も希望もあった。だが今はない。行きたかった大学には行けなかったし、叶えたかったはずの夢は潰えた。どれも自分のせいなのだが、精神病にならなかったら実現できていたのだろうかと考えてしまう。

何のために生きれば良いのかわからない。目先的な楽しみや快楽で一瞬満たされていても、すぐにまた絶望に突き落とされる。人と会っている間は多少気がまぎれる。だが家路につきベッドに寝転がると、猛烈な虚無感と孤独感が押し寄せる。

精神病を治したいと思っていないのもよくないことなのかもしれないが、正直回復する見込みがない。あと何年病院に通い続ければこの病気(?)は治るのだろう。

たまに前向きになれることがあってもそれは束の間のこと。精神を病む前の状態にはもう二度と戻れないのだろうし、たとえ多少回復しても何かの拍子で抑うつ状態に引き戻されてしまいそうだ。そう考えると途方もないように思えて何もかも終わらせたくなる。

こんな自分と一生付き合っていかなければならないなんて、耐えられない。自分に愛想が尽きた。こんな人間死んでしまえばいいのに。ずっとそう思っている。

結局最後に思い浮かぶのは、なぜ生まれてきてしまったのだろうという後悔と産まないでほしかったのにという親への恨み。そんなことを考えたところで何にもならないし、この歳にもなってまだ幼い考えを捨てきれない己の未熟さに腹が立つ。だがどうしてもそう思わずにはいられない。

死んでしまいたい。こう言うと、大抵の人はそんなことを言うなと悲しんだり怒ったりしてくる。だが私の心には響かない。それどころか余計に苦しくなるだけだ。だからといってどうしてほしいのか自分でもわからない。わからないから困っているのだけれども。

おそらく全く救いようがないわけでもないのだろう。自分で言うのもなんだが、そこそこの能力を持っていることは自負している。それでもだめなのだ。生きる希望がないのだ。生きていける気がしないのだ。

やはり成人する前に死んでしまいたい。どうやら成人年齢が引き下げられてそのうち勝手に成年として扱われてしまうようだが、20歳までに死んでしまいたい。まだまだ子供でいたい、というより大人になりきれなかったから大人とみなされたくない。

2022年こそは、潔く死ぬか、あるいはこのような取るに足らない自問自答をすっぱりとやめて前向きに生きていくか、どちらかにしたい。

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