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【朝一でこれだけ読もう】日経新聞

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【毎朝9時更新】忙しい皆様のために、日経新聞の主要トピック(主にIT/DX関連)を毎日分かりやすく解説していきます。「朝一でこれだけ読めば大丈夫」が目標です。
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#DX

30秒の音声から病気がわかる??

30秒の音声から病気がわかる??

SMK社と国立循環器病研究センターは、音声から「認知症」の可能性を判定できるAI開発に着手します。

最終的には、
スマホで録音した30秒の音声データをアップロードすると、AIが認知症の可能性をスコアリングしてくれるようなアプリです。

AIは音声の高低等を活用して分析し、判定精度は80%を目指します。

同社は今後、3000人の高齢者から音声データを収集していくとしています。

●音声からの病気

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金融業界もメタバースへ移行??

金融業界もメタバースへ移行??

米JPモルガンチェースは、顧客への営業活動としてメタバースを活用します。

具体的には、インターネット上に仮想空間をつくり、そこに顧客を呼び込みます。

そのほか、大手金融業界では「ブロックチェーン」や「ブロックチェーンを活用したデジタル通貨」が喫緊の取り組み事項として検討されます。

メタバース活用ですが、最初は物珍しさ?からイノベーター層が利用するだろう見込まれます。

果たして、仮想空間(メ

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BaaSについて。

BaaSについて。

BaaSとはBank as a Serviceの略であり、銀行サービスをAPIを介してクラウドサービスとして提供する事です。

APIなので、組み込みは容易です。

BaaSの登場は、現在の銀行のあり方を大きく変えていきます。

三菱UFJFG社長は、「BaaSの利用でMUFGに口座を保有していなかった顧客にもアクセスできるようになる」と述べます。

つまり、今までは銀行が巨大な金融プラットフォー

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自治体はDXをしていない!

自治体はDXをしていない!

デジタルトランスフォーメーション研究所がまとめた調査報告書によると、8割の自治体がDXに未着手という事です。

調査は約1800の地方自治体に対しておこなわれ、有効回収数は280件とのこと。

日本の自治体(市、町、村)は約1800箇所となりますので、全ての自治体にアンケートを送付したという事ですね😅

そのうちの15%(280件)が回答したという事は、残りの85%はDXに取り組んだか否か非公開

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【何故今?】ヤフーが社員を再教育へ

【何故今?】ヤフーが社員を再教育へ

ヤフーは、グループ社員8000人を対象に再教育による業務転換を図っていきます。

2023年までに再教育を完了する予定であり、AIを中心にした再教育プログラムを提供していきます。

ヤフーといえば、「私服勤務」や「リモートワーク」等でどこよりも早く取り組みを進める事で有名です。

そんなヤフーが23年までに社員8000人を再教育する理由は何なのでしょう。

今後2年内にAIやRPAによる業務自動化

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AI顔認識データの利用ルールを!!

AI顔認識データの利用ルールを!!

個人情報保護委員会は、カメラで取得した人の顔認識データに関して利用ルールを策定していきます。

現状、店舗や公共施設へカメラを設置して顔認識データを取得するには利用目的を撮影されている人が必ず見やすい場所に記載する必要があります。

ただ、これにプラスして顔認識データの「保管期間」の記載も求めていく等検討をしていきます。

保管期間を書いたあとは保管場所の管理企業の名や国名を書いたり等考えると書く

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宇宙から工場を分析!!

宇宙から工場を分析!!

米オービタルインサイト社は、日本国内にある大型工場の稼働状況を分析するサービスを提供します。

分析データは金融関連企業へ提供し、融資先の変化把握に利用してもらいます。

つまり、①工場が稼働している気配がない▶︎②融資先の売上が安定していないな▶︎③倒産してしまわないだろうか、融資を打ち切るべきか

のような判断材料の一部に利用されていきます。

大型工場の稼働状況分析ですが、「出入りする自動車

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介護の人員規制を変更!?

介護の人員規制を変更!?

政府は、1人の介護職員が介護できる人数を現状の3人から4人へ引き上げる検討をしています。

また、先端技術「介護テック」を導入して介護職員の負担を減らしていきたい考えです。

介護テックですが、センサーを活用した入居者の見守りサービスが普及してきています。

また、毎日の介護記録をラクにできるひと工夫されたクラウドサービスなんかもありますね。

そのうち、動画で入居者の1日を撮影、AIが自動で介護

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金融DXについて

金融DXについて

金融機関において、サービスのデジタル化が急速に進んでいます。

AIを活用した融資の自動判断や取引口座のセキュリティ診断等取り組みが非常に増えています。

一般ユーザー向けにも充実しており、AIチャットボットの導入から全申請書類のデジタル化がおこなわれています。

そんな中先日、所用で銀行に行ってきました。

私が銀行に行った理由は、とある支払いの申請のためです。

もちろん、WEBで完結する手続

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コンビニのレシートが電子化へ!

コンビニのレシートが電子化へ!

ミニストップは、全約1900店舗で電子レシートの発行を開始します。

国内のコンビニとして初の取り組みであり、色々なメディアで取り上げられています。

ここ2年、DXやデジタル化が急速に進む中、”紙”を扱う機会はめっきり減ってきました。

配達のサインもタブレットになり、銀行の手続きなんかもアプリ上で簡単にできちゃいます。

そんな中、たしかにレシートって電子化されてませんよね(笑)。

もらうの

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AI活用倫理を策定!←遅くない?

AI活用倫理を策定!←遅くない?

三菱電機は、AIの活用に関する倫理原則を策定したと発表しました。

このAIの活用に関する倫理原則ですが、「AIが公平につくられたのか」「差別や偏見を持っていないか」「説明責任を果たせるのか」等のAI導入に関わる社会的懸念を払拭するためにAI企業を中心に作成が進んでいます。

と言うのは、
過去に差別や偏見を持ったAIが誤った判断をしてしまい、最終的に企業や利用者が不利益を被った事例が米国を中心に

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ナスダック、AWSへ移行!?

ナスダック、AWSへ移行!?

米国証券取引所「ナスダック」は、運営する基幹システムを全面的にAWSへ移行すると発表しました。

日本においても、政府省庁がクラウドへデータ移行を発表しています。

また、米国国防省等の情報機関でもクラウドへの移行が進むなど、オンプレミスからクラウドへの移行が「今まで渋っていた企業や団体」において進んできています😌

AIとクラウドを組み合わせ、未知の攻撃を防止するソリューションやアクセス権限の

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無人店舗ってどこまできた??

無人店舗ってどこまできた??

コンビニというと、コロナ禍でも売り上げが低下したイメージはあまりありませんね😀

ただ、ここに来てライバル(新たなトレンド)が現れています。

それが、「消費のデジタル化」。

代表的なのが、「即時デリバリーを売りにした宅配サービス」です。

コンビニの利便性と言えば、「身近にある」ですね☺️

ただ、豊富な商品を即時宅配で注文できたらどうでしょう?

コンビニの利便性が少しずつ失われていきます

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脱PPAPは流行するのか。

脱PPAPは流行するのか。

PPAPとは、ファイルをパスワード付きzipファイルにして別途メールでパスワードを送信する事です。

このPPAPですが、政府の一部省庁によるPPAP廃止の発表を機に民間においても脱PPAPが進んでいこうとしています。

脱PPAPというキーワードで特に代替え先として挙げられるのは「クラウドストレージ」を活用したファイルの受け渡しです。

例えば、「DropBox」や「Box」が有名ですね😀

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