Kanpur2 10日間ヴィパッサナー瞑想
濃すぎる!! 見出しの写真、どういう状況!?
この写真の中で俺は、紫色のシャツを着ている…… 方の右隣の方と、同じ眼鏡をかけている、黄色めの上着の方の前にいる、水色の細身の男、ではなくて、そのみっつ隣の赤い半袖を着ている人の右横に写っている。
いたいた。
彼だ。彼、何をしているんでしょう。
観察したい。
おててのしわとしわをあわせて。
はい、どうぞ。
はい正解。
頭にターバンを巻いている男も気になりますが、先に行きます。
皆様はヴィパッサナ―瞑想をご存知ですか?
今回シェアするのは10日間インドのモスクに缶詰めになって体験してきたよって話です。
今っぽく言うと、マインドフルネスとかって言うんでしょうか。慈悲の瞑想とか、いろいろ種類があって、それぞれ、密かに違っていたりしてるのかなぁ。僕は全然詳しくないので、担当の方にお任せます。
-終章 ネパール&インド編-の美味しい所は、ガンジス河、タージ・マハル、そしてここ10日間ヴィパッサナー瞑想の話です。
今日は、半月か。いいタイミングだ。
編集後記で待ってます。
観察始まりまーす。
Kanpur2 10日間ヴィパッサナー瞑想
アグラへ行ってきた。タージマハルめっちゃ綺麗だった。それで、ケタンの家に帰って来てバス移動で疲れたから、もうぐったり。
翌日早速ケタンの先導の元、タクシーでカンプールの奥地のモスクへ。タクシーでの移動は冷房が効いていて気持ち良かった。やっぱり自転車タクシーとは全然違う。
まずは受け付け、ここで荷物を殆ど預ける。財布とスマホとか。だからもう、持っていくのは鞄と洋服くらい。外部にはコンタクトしないように電子機器なんかも全部預ける。
あぁインド編ではこれを書きたかった。ここを書けばもっと自分に出会えるような気がする。カメラも預けたんだけど、瞑想が始まるまでは施設の事を収めておきたくて写真を撮っていた。
ダーマカルヤンって所に来たんだ俺は。ここで10日間の瞑想に入る。
途中で何日経ったか忘れそうになる程時間の感覚もおかしくなった。
一生の内10日間も何もしないなんて時間はなかった。世界から置いてけぼりにされている感覚に陥る。「ジャストビーハッピー」それだけ。
二階建ての簡易宿泊施設に入る。あるのは、簡易ベッドとトイレと洗面とシャワー。ワンルームの半分くらいの部屋。そこで10日寝泊まりをする。
飯は、食堂に毎日決められた時間に行ってみんなで食べる。今思えばこの時持っていたアイテムの半分くらいは壊れた。まだ使っているのもあるけど、もう新しいのにした方がいいかもしれない、このPCもそう。
人が生活するのに必要な物ってそうたくさんないのかもしれない。
ここはいつか、パースでサラが働いていた精神病棟みたいに何もなくて静かな空間だった。ここで僕は一体何を見るのか。
タイムテーブルが書かれている。朝6時に起きて、部屋で瞑想して朝食を食べてから、ホールで全体瞑想をして、とにかく一日中瞑想する。それが21:30迄、何度かの休憩とご飯休憩を入れながら10日間。ずっと静かに瞑想をするなんて、気がおかしくなるかもしれない。
鼻の呼吸に集中する。そこだけ。そして、観察する。
他の考えが浮かんで来たらやんわり捕まえる。
そして考えた事を感覚的に察する。それをまた観察する。
集中するのは鼻での呼吸、それだけでずっと瞑想をする。
とにかくこれも望んだのは僕だ。旅へ出たのも僕だし、続けたのも僕だ。
しっかり働く事も出来たはずだ。旅をしない選択肢もきっとあっただろう。
そうしたらどんな未来になっていたか。
そんなのは誰にもわからない、わかりようがない。
僕は選んだ。人とは違う道だったかもしれない。普通に働いていた方が何も考えずに楽だったかもしれない。いや、旅に出ていた方が仕事や決まったことをやらなくていい分、気楽だったかもしれない。
どっちだって、死ぬ前に後悔しない方を選んだ方がいいに決まっていると思っていた。そうさ、俺は旅に出たかったんだし、これでいいと思っている。
この段階で、30カ国を旅してきた。百何十もの街に足を踏み入れてきた。
旅は散々してきたつもりだ。
ここから僕が知りたかったのは僕の内部への旅。
外部から内部へ、きっと自分との対話で見えてくるものがあるはずで、僕はそれを捕まえたかった。そこに何らかの答えはあるはずなんだ。そいつにこの先俺の体をどう動かしたらいいか教えてもらう。
わかっちゃいるけど怖くて踏み出せてない。
自分が頑張らなくちゃいけない。少しずつ、本当に実行することが大事。
目を閉じる。毎日ずっと一人だ。考えなくていい、感じる。
ただただ自分に何が起こっているのか現象を観察する。
旅をしてきた。長い旅だった。
長い距離を移動してきた。もちろん時間も経った。数えきれない程、多くの人達に会った。一度しか会えてない人達ももちろんいるし、なんならもう僕の事も覚えてないだろう。僕も忘れてしまった人もいるだろう。そういうもんさ、こういうのの連続に生かされている。
目を閉じるといつでも「チリン」というベルの音が聞こえてきそうだ。
静かにただじっとしてそこにいる。心は平和に保たれる。今でもそうだ。
このままどこまでも行ける。見えてないものはなんだ、見た方がいい物。感じた方がいい物をもっと感じていたい。
見たことがない世界へ羽ばたきたい。
何物にも負けない様に、何事にも動じない様に自分を強く保ち、世界を照らす光を放つ。
そうだ、真っ暗闇の中、ずっと信じていたいことがある。
目を閉じて誰も居ない、どこにも行けない自分の中。
瞼の裏に真っ暗闇が広がる。感覚を研ぎ澄ます。
僕のやりたいことは何だったんだろう。バンド、旅。そして、今僕を動かすこの原動力が欲しかった。今、本が書けている。もう僕は旅に出る前に本を一冊書いていた。そういう風に自分の時間を使う事がどれだけ有意義な事かもう知っていたんだ。
真っ暗闇の中、遠くに光を感じた。
何にもない所に目印みたく。それを追っかけていけば救われるような気がする。何か、よくわからない何かから。例えそれが錯覚だったとしても。そんなんなくてもハッピーなんだけど、さらに、だから、これを続けていたんだ。ほら、もう「50万字」も書いちゃってる。すごく時間がかかった。駄文だらけだろうな。でも著した、現した。ここから繋がっているんだ、全ては繋がっている。時間がかかってもいいんだ。時間がかかるものだと仮定していいんじゃないかな。そんなにすぐ出来るものには感動も少ないし、これからなんだ。これからこいつを整えて世に出す。
真っ暗の中、そんな光を見てここまで来た。
まだやれている。まだ幸い、諦めていない。
そうだ、鼻から息を吸って、観察する。
ドラマみたいには上手くいかない。不器用な文だね。
ありがとう、続けていてくれて。
瞑想が終わって僕等は今まで以上に仲良くなった。
これで俺のインドの旅も、そしてこのヨーロッパ、サウスアジアの旅もケツが見えてきた。手ごたえ十分だ。これからの支えになることだらけの旅さ。
33歳になって、10日間瞑想して新しくなった俺は新しい世界へ羽ばたく。
目に見えるもの全てがきらきら輝き美しい。
カンプールから通ってきた田舎町をもう一度見て帰る。
そして、僕はニューデリー迄の飛行機を捕まえる為、ラクノウという街へ向かっている。カンプール駅で電車のチケットを買う。そんなにここから距離はないはずだ。ありがとうケタン。
明日の飛行機で僕は飛ぶ。15:21分。僕はそこにいたんだね。
列車はいい具合に混んでいた。でも座れない程じゃない。
窓の外を眺めていた。ラクノウへ。
編集後記
先日、新しいノートパソコンを9年ぶりに買いました。
今俺が使っているこのノートパソコンは、オーストラリアのワーキングホリデーに旅立つ前に買ったから、約9年くらい使っていたことになる。
旅の時もいつも持っていってました。
『光の中を旅してた』もこいつのデータと共に綴ってきた。
終章のラストまでお供して、データ移行して新しいPCと共に来年を迎えます。動画の編集や、写真の編集もやりやすくなると思います。
親父が仕事くれって言っていたので、古くなったパソコンは初期状態に戻して実家で使ってもらう。らくらくホンの文字が小さくて見えずらいって言っていたから、新しい大きめタブレットも実家に届けた。
さりげなく親孝行をする男を観察。
今も、精神と時の部屋にいるようだ。
タイムテーブルを設けて、ずっと編集やら勉強やらしてた。
集中力、ある方だと思う。
瞑想してるからかもしれない。普通がわからない。
すっごい自分に正直にやりたい事を追っかけていって、夢を叶えるのがあなたの仕事で、周りの人々もハッピーになるんだったらいいよね。
そうした方がいいんじゃない。
僕達、向かった方が良いよね。
変化を観察して、自分自身をフォローしよう。
ジャストビーハッピーたくさん集める旅をしていたのかもしれない。
小さなメダルがたくさんあったら、なにかと交換できる感じかな。
よくわからないけど、なんか豊かだ。
ゆっくり瞑想していたらさ、サウナ後に水風呂入った後、ぼーっとしてるくらい整うかい。
気持ちいいことしあいましょう。
なにもしない。呼吸がある。
沈没より深く、瞑想をしよう。
未熟な僕へのスキ、フォロー、勝手にやってろ、お勧め、マガジン追加、推し。
全部ありがとうございます。
内部への旅もたまにはしてみよっか。
次回は、なんでもない話です。スキです。またね。
半月だぞ!! あ、そうだった!!
いろいろここからお知らせです。
『光の中を旅してた』-終章 ネパール&インド編-
帰国後の普通の社会人の旅じゃん!! な、それから編も含んでます。
Kindle Unlimited会員の方なら読み放題で読めます。
変な事いろいろ書きすぎてて恥ずかしかったから、今回けっこーカットしたんだよなぁ。
表出んだぞ!! 頼むぜ。
物語を書いていた当時の気持ちを掬った裏ダイジェスト版。
仕事をするのは、大変なこともあるさ。
一緒に働く人がとても大事って話をこの前、新宿で皆でしたんだ。
状況を良い方に変える。地道にいきましょう。
『光の中を旅してた』-Only Time Will Tell-
『光の中を旅してた』-The World Needs You-
こちらは旅のダイジェスト版。noteの各ストーリーで、濃い字で表示してある部分を主に集めて202話収録してます。満月までに編集でもう少し短くカットしていこうかなとも思ってます。
バンドの新曲アレンジのような感じです。
変化、前向きにとらえてます。
もうすぐ、『光の中を旅してた』完全版でたいよぅ。
来年は『光の中を旅してた』詩集もくるかなぁ。
イメージ、遥か上空で漂ってます。
バンドマンに憧れた事がない人だっている。
人生いろいろ。人それぞれ。
次回大きめのライブ、頑張ります!!
2022年1月15日(土)
K's Dream presents
新春2マンSHOW!
「爆音初詣2022」
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TICKET取扱/K'S DREAM
『光の中を旅してた』さんもバンド齧ってます。
また、明日お会いしましょう。
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