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ただいま、エッセイストの私
この本の冒頭を読んだ私は、部屋を片付けはじめた。
誠意を持って向き合いたかった。
この本と、私自身と。
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去年の夏、私はある人の言葉をきっかけに、エッセイを書きはじめた。
日常の景色が色鮮やかで、
食べ物が美味しく沁みて、
身の回りの物事すべてが"特別"に感じた
エッセイを書いている頃の私は豊かだった。
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私は数ヶ月エッセイを書くことから離れていた。
"考えること"と"言葉にする
Happy Birthday
私がエッセイをはじめるきっかけをくれた人は、"高嶺の花"のような高校の先輩だった
高校生の頃、"高嶺の花"のような先輩がいた
彼は野球部で活躍しながら東大を目指していた
それでいて高身長でかっこいい
校内で彼を知らない人はいないほどの人気者だった
体育祭で彼と写真を撮るための長蛇の列
成績トップで名前が載る、職員室前の張り紙
野球の試合で活躍する姿
彼はいつも輝いていて、私には彼に赤や