向日葵

心にじんわり滲んでいくような、 寄り添うような、 抱きしめるような… そんな優しい言葉…

向日葵

心にじんわり滲んでいくような、 寄り添うような、 抱きしめるような… そんな優しい言葉を届けたい

最近の記事

可能性のカケラを拾うとき

私なんのために、この仕事をしているんだろう この仕事で何を得て、将来何に繋がるんだろう ふと浮かんだ疑問をきっかけに、 仕事に対する違和感が大きくなって言った。 . 「この1ヶ月で自分の成長が感じられません」 そう上司に打ち明けた。 「この仕事をしている意味がわからなくなった」 と言いそうになったけど、ぐっと堪えた。 「実は私も同じような相談をついこないだ上司にしたんだ」 上司がゆっくり口を開いた。 - 知識も経験も減ることはない。 目に見えないけど、毎日いろんな

    • 不器用な母娘の愛

      私は子どもの頃から母と買い物に行くのが嫌いだった。 「ママの買い物長い!」と私が機嫌を損ね、気づけばいつも喧嘩になっていた。 . そんな小さい頃からの経験もあって、私は買い物はひとりでするようにしていた。 待たせることも、待つこともない。 自分のペースで動けるから。 でも1週間ひとりで過ごした私は、今日は誰かと一緒に行きたかった。 . 久しぶりの母とのショッピング。 私がひとり暮らしをはじめ、久しぶりの母娘2人の時間を過ごす私たちは、会話が絶えず笑いあった。 その画は

      • ただいま、エッセイストの私

        この本の冒頭を読んだ私は、部屋を片付けはじめた。 誠意を持って向き合いたかった。 この本と、私自身と。 . 去年の夏、私はある人の言葉をきっかけに、エッセイを書きはじめた。 日常の景色が色鮮やかで、 食べ物が美味しく沁みて、 身の回りの物事すべてが"特別"に感じた エッセイを書いている頃の私は豊かだった。 . 私は数ヶ月エッセイを書くことから離れていた。 "考えること"と"言葉にすること"をサボった。 そんな日常は、どこか物足りず、心が寂しかった。 豊かさを感

        • 「昨日のつづき」ができる人

          数ヶ月振りでも、数年ぶりでも、 どんなに久しぶりに会っても、 「昨日のつづき」のような感覚になる 私にはそんな、家族のような大切な仲間がいる . 5歳くらいのときにスイミングスクールで出会った私たち 子供時代、家族より長い時間を共にした。 "学校の友だちよりも水泳の友だち" みんなそんな感じだったから、 私たちは今でも繋がっている地元の友達はほとんどいない。笑 それぞれのタイミングで水泳から離れ、 4月から社会人になる私たち。 卒業旅行のグランピングに行った

        可能性のカケラを拾うとき

          私の一番の味方

          私が今までやりたいことを我慢せずにやってこれたのは、間違いなく母のおかげだ そしてこの先、辛いことや、高い壁にぶつかっても、『私には強い味方"母"がいる』と思うと、頑張れる気がする それくらい私にとって母の存在はとても大きい . 私は昔から"普通"や"人並み"では物足りなくて、漠然と『普通じゃないことをしたい』と思い、そういう道を選んできた 今も、"企業に勤めること"に違和感を感じ、その道を選びたくない自分がいる そんな中、最近、『好きなこと、やりたいことに全力で

          私の一番の味方

          季節外れの向日葵

          運命の花「向日葵」 私は今日、運命の向日葵に導かれ、 人生で初めて、自分にお花を、向日葵を購入した この出会いにはとても大切な理由があった ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 今日は後輩のお祝いにブーケを作りるため、お花屋さんを尋ねた いつもは行きつけのお花屋さんに行くけど、今日はなんとなくいつもと違うお店に行くことにした お店に入ると一番奥にひっそりと置いてある向日葵が目に付いた もうすっかり寒いのに、珍しいなと思って、店員さんに尋ねてみたら、 「最近は

          季節外れの向日葵

          "ありがとう"に心を込める

          "言葉"って1番身近なものだから、大切さを忘れてしまいがちだ 私たち人間は忘れる生き物だから、忘れてしまうことはしょうがない 大切なことはまた思い出せばいい 日常にある"きっかけ"を逃さずに、大切だってまた気づけばいい 私は"ありがとう"の大切さに、改めて気づくことが出来た ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 現在開催中の無印良品週間 無印良品週間の目的はお客様に"感謝を伝えること" 今回の無印良品週間で、私は2つ心がけていることがある 意識的に"あり

          "ありがとう"に心を込める

          Happy Birthday

          私がエッセイをはじめるきっかけをくれた人は、"高嶺の花"のような高校の先輩だった 高校生の頃、"高嶺の花"のような先輩がいた 彼は野球部で活躍しながら東大を目指していた それでいて高身長でかっこいい 校内で彼を知らない人はいないほどの人気者だった 体育祭で彼と写真を撮るための長蛇の列 成績トップで名前が載る、職員室前の張り紙 野球の試合で活躍する姿 彼はいつも輝いていて、私には彼に赤やオレンジのような明るいオーラを感じた 彼と接点のないその頃の私は、"住む世界が

          Happy Birthday

          人との繋がりは、儚く、脆い

          親友、仲間、恋人、、 人との繋がりはとても儚く、脆い どんなに強い絆で結ばれていたとしても、 どんなに愛し合っていても 呆気なく終わってしまうことがある 私たちの身の回りの人間関係はいつでも崖っぷちだ ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 私には大切なコミュニティがある "欲しい暮らしは自分でつくる" を実現する地元の仲間だ そこにいる仲間は、 経営者 教育家 芸術家 技術者 大学生 など、年齢、性別、性格、職業、価値観、 何もかも違う 正に"異

          人との繋がりは、儚く、脆い

          内定式でみつけた夢

          私は入社する会社が大好きだ 穏やかな雰囲気の社員さんが好き 素敵なデザインの商品が好き 街を、伝統を、大切にした取り組みが好き 同期の中で1番会社のことが好きなのは、私だと思う 私は内定式で、大好きな会社でやりたいこと、叶えたい"夢"を見つけた ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 私は来年の春、まちづくりをしている会社に入社する (具体的には言えないのでフワッと) 小学生の頃からずっと憧れていた会社で、 説明会やインターンに行く度に入社したい気持ちがどん

          内定式でみつけた夢

          『東京郊外』

          都心より郊外がすき 都会過ぎず田舎過ぎない、"その中間"みたいな場所が好き 今日、私はお気に入りの場所をまたひとつ見つけた ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ どうしても気になる喫茶店のパフェを目当てに、今日私は、亀戸へ訪れた たまたまインスタで見つけた、 『かぼちゃとほうじ茶のパフェ』 私が大好きな組み合わせ 喫茶店らしいシンプルなパフェがとても印象に残った そして何より、お店の名前がとても魅力的 それなのに、私はその投稿を保存するのをすっかり忘れて

          『東京郊外』

          一生忘れない「ありがとう」の話

          初夏の風が気持ち良い季節 その頃の私は失恋のモヤモヤした気持ちを抱えながらも、 「私全然平気なんだよね」 と、強がっていた。 でもその日は、次の日の検査の不安もあって、 "なんでこんなにいいことないんだろう" と、落ち込んだ気持ちでバイトのレジをしていた そんな気分の晴れない日に、 私は1人のお客さんに、一生忘れられない 「ありがとう」をもらった ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ そのお客さんは車椅子に乗った女性で、旦那さんと思われる男性と一緒に

          一生忘れない「ありがとう」の話

          気分が晴れない日は、散歩に出よう

          何もやる気が出ない日がある 私は昨日の夜から無気力で、 毎日の楽しみの、寝る前に読む小説も 全然頭に入ってこない 試験勉強も、やっとの思いでテキスト開いて、ため息をして、気づけば閉じていた (理由はわかってるけど、言葉にしたくないから、今は心にそっとしまっておく…) 人は感情の生き物だから、何も手につかない日があるのは当たり前のこと でもそれは私たちが毎日頑張っているから、 一生懸命生きてるからだと思う。 嬉しいことがあって、幸せな日があれば、 頭を抱えるほど悩

          気分が晴れない日は、散歩に出よう

          エッセイ、はじめます

          私、『言葉』が好きなのかもしれない そう気づいてから、私の中にある"モノ"を言葉に表現して、誰かに届けたいという想いが溢れて、今このnoteに綴っています 私は幼い頃から、今日あったこと、考えたことを家族や友人に積極的に人に話す習慣がありました。 話しながら自分の考えや気持ちの整理をしていたり、共感して欲しいという気持ちもありました。 でも"それだけじゃなにか足りない"と何となく感じていました。 そのモヤモヤした気持ちがある人の言葉をきっかけに解けていきました。

          エッセイ、はじめます