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【読書記録】『舞踏会へ向かう三人の農夫』リチャード・パワーズ 

13日前

106回目 "The Fixer" by Bernard Malamud を読む(Part 3)。小説の舞台は 1900-1915 年頃の Kiev です。街では未だ馬が引く客車、荷車、そして冬にはソリが人・物の移動を担っています。

マーク・トウェインの傑作短編 「カラベラス郡の名物ジャンプカエル」 新訳

1か月前

青年期との訣別(『パッチワーク・プラネット』論)

4か月前

【洋書のオーディブルで英語力UP】クリスマスに独り身になった女性と花嫁に捨てられた男性の恋の行方

9か月前

85回目 "What Kind of Day Did You Have?" を読む(Part 4、読了回)。読み終え振り返るに、読書中に考えた登場人物の役廻りがことごとく誤り(早計)だったと気づかされます。

78回目 "Tell Me How Long the Train's Been Gone" を読む(第7回)。

74回目 "His Voice Remembered", Toni Morrison's Eulogy for James Baldwin を読む。加藤雄二氏(東京外大 総合文化研究所)のエッセイにこの存在を教えられて。

73回目 "Tell Me How Long the Train's Been Gone" を読む(第3回)。サンフランシスコにある病院のベッドで振り返るニューヨークでの苦労の日々。

72回目 "Tell Me How Long the Train's Been Gone" を読む(第2回)。レオの記憶、10才時の出来事、そしてバーバラと心が通じ合うことになった出来事は "If Beale Street Could Talk" にある「心躍るひととき」そのものです。

75回目 "Tell Me How Long the Train's Been Gone" を読む(第4回)。劇団への加入試験で演じるシーンの候補に挙がった演劇 "Waiting for Lefty"、そしてその脚本家 Clifford Odets を知り学ぶ。

77回目 "Tell Me How Long the Train's Been Gone" を読む(第6回)。理屈をつけてする言い争いのシーンはさすがボールドウィン、見事です。

わたしの好きな本:海外のイヤミス編

1年前

「よし、トミー殺しの話から始めよう.犯人がこの中にいる」とチェット。残り20頁でそりゃないぜ!しかもポーカー仲間の“この中”にはいねぇし...ノミ屋殺しの濡れ衣を被ったギャンブラーは、2大マフィア+警察に追われ,狙撃されるわ恋に落ちるわ列車から飛び降りるわの大活劇ミステリー

1年前

【書評】『老人と海』は、欲望からの開放ストーリー

【書評】『グレート・ギャッツビー』は年を重ねてから読むと本当に面白かった!

アメリカで小説を出版するまでの道のり

日比谷の書店員のリアルな日常、街の情景、本の話――〔マダムと黒猫〕 新井見枝香

11回目 「とんがりモミの木の郷」を原文で読む。岩波文庫の和訳本と併せて。'The Country of the Pointed Firs' by Sarah Orne Jewett

一瞬で消えた一目惚れ

2年前

17回目 "The Bellarosa Connection" を読む Part 2。 Saul Bellow のこの作品ではイサム・ノグチが顔を出します。作品のテーマの一つはアメリカに辿り着いたユダヤ人がアメリカ化せざるを得ない苦悩です。

13回目「とんがりモミの木の郷」を読む、第3回(Chaps 11-15)。 Rudyard Kiplingの "Gardener 墓守" に鳴り響く心情は、Jewettが既に全く異なるストーリーで描いていたのだと感じ入りました。

ティファニーで朝食を

stand by me

グリニッチ・ヴィレッジ・コネクション<下>~ グレース・ペイリー ~

17歳のころ。スカーレット・オハラになりたくて、レット・バトラーに憧れていた。偽善者メラニーは大嫌いだった。ところが「謎解き『風と共に去りぬ』矛盾と葛藤」を読み、読後感が裏返った。まさか!ダブルヒロインだったのだ。映画は前後編の5時間超え、マミーは黒人初アカデミー助演賞。

4年前

『ライ麦畑の反逆児』を観る

『MONKEY vol.15』

109回目 "The Fixer" by Bernard Malamud を読む(Part 6)。無関係な一人を官憲が恣意的に犯人に仕立て上げる。組織の規律がその構成員に加える圧力も併せて権力が犯す罪を考える。

107回目 "The Fixer(修理屋)" by B. Malamud を読む(Part 4)。容疑者への尋問の後は、被害者側の事情見分・聴取。「事実」と「事態の認識」との間を埋めるすべの重要さにハッとさせられます。

105回目 "The Fixer"を読む(Part 2)。ユダヤ人を街・国から排除しようという民間団体が蠢く Kiev に立身出世の機会を求めて移り住んだ男の格闘の日々。

84回目 "What Kind of Day Did You Have?" を読む (Part 3)。世界一の Art Critic を自認する男の議論、そしてこの男に魅せられた離婚訴訟中の女。

82回目 "What Kind of Day Did You Have?" by Saul Bellow を読む (Part 1) ベローの 'Collected Stories' と題された一冊(Penguin Paperback)収載の一遍

14回目「とんがりモミの木の郷」を読む。第4回 (Chaps. 16-21) 読了回です。Jewett が奴隷売買で地域一・二の財力を築いた男の孫として教養と文章力を獲得したことも念頭に作品を読みます。

12回目 「とんがりモミの木の郷」 (Chapters 5-10) を読む,第2回。トッド夫人の生れた島に渡る小舟 "Dory" も、この地方に由来する帆掛け舟です。

【読書ノート】17「アメリカン・スパイ」ローレン・ウィルキンソン