1. レオ Leo が 10 才、兄のカレブ Caleb が 17 才のある日、夜道を帰る二人は警官の尋問を受けます。
夜遅い時刻に夜道を急ぐ二人を不信に思った複数の警官に呼び止められ、恐ろしい、腹立たしい、ハラハラドキドキの時間を過ごしますが何とか逮捕されず自宅に帰ることができたのでした。
めったにないことながらラム酒を飲みながら、上機嫌でアメリカに移りくる前のバルバドス島での生活を思い出していた父と、いつも通りに冷静で有能な母とが迎えいれます。Leo と Caleb は事の顛末をすっかり話し終えました。それを聞き終わった父の一言に始まる部分は次の通りです。
2. Barbara とのペアで演劇界の有名人と交わる Leo。そんな Leo を励ます Barbara
まだ 20 才の手前の Leo にとって、演劇役者になるなんて、遥かに以前、幼かった頃に見た夢でしかなかったのですが。ニューヨーク市の一画、スラム街の廃墟の一室に同様の若者数人と雑魚寝するようにして暮らしていた時の出来事です。Barbara はケンタッキーの家族や結婚予定の相手から逃げ出してきた白人女性。Leo はこの近隣のスラム街で生まれ育った黒人男性です。Jerry はあまり遠くはない処に親たちが住む家もある白人男性です。
3. Study Notes の無償公開
今回の読書では、 Book 1, 2, & 3 からなるこの小説(全 376 頁)の Book 1 (1 頁から 98 頁まで)から、前回に続く部分 24 - 61 頁を読みます。
A-5 サイズの用紙の両面に印刷しステープラで左閉じすると冊子ができるスタイルに調整しています。必要なページのみを印刷される方には便利かと考えました。