私は、月間時評用として、いくつかの月刊誌・週刊誌を受け取り、目を通しており、時には、違和感を覚える記事もあり、具体的に言えば、『週刊ダイヤモンド』(2024.9.14&24合併号)の佐藤優さん(元外務省主任分析官)の書評欄であり、全73行中48行(66 %)が、本からの引用。
佐藤優さん(元外務省職員)は、『週刊ダイヤモンド』(2024.3.30日号)で、トランプ元米大統領に対し、日本では考えられないようなこと、「トランプはレーニンに似ている。・・なぜ、トランプが支持されるのかを考えると、合理性があると思えるんです」(p.73)と、トランプ人気を分析。
『週刊ダイヤモンド』は、経済性が成立するのか否かと感じさせるくらい資本をかけた取材であり、いつも感心し、疑問に思いつつ、そんな中で、最初に読む記事は、後藤健次「連載 永田町ライブ!」で、現状分析が優れており、現実以上のことも現実以下のこともなく、そのまま受け入れて良い情報です。
(続き)売り上げと利益の違いくらい、編集者は、気づいても良く、難波さんの間違いを修正するのが、編集者の仕事でしょう。
『週刊ダイヤモンド』(2024.2.17日号)は、池上彰さんと難波喬司さんによる対談「JR東海の難題 リニア新幹線」を掲載、難波「リニアは1日10億円、1年で3650億円の利益が出る事業」とありますが、私の計算では、その数字は、利益ではなくて、売り上げであり、利益は、多くて半分。
日本経済新聞、役職につく頃には皆さん購読をはじめます。最近はネット版。でも、株式投資で成果を上げるために、わざわざ購読する必要ないですね。それより、ダイヤモンドと東洋経済の特集号がおすすめ。テーマを絞って深掘りしてますから。SNSで発信してる人の本も成功例なので参考にしてます。