サラkenリーマン

週2冊くらい読書する感じの普通のサラリーマンです。 読書で得た知識と日常で感じたことを…

サラkenリーマン

週2冊くらい読書する感じの普通のサラリーマンです。 読書で得た知識と日常で感じたことを 書いていこうと思います。

最近の記事

その正義って正しい??

 正義の対義語は何ですか?と聞かれると、多くの人は「悪」と回答するかと思います。辞書的には概ね正しい(実際には不義)ですが、僕はこの正義という言葉はかなり深い言葉だと思っています。  どういうことかいうと、数字とか方向であれば、だれがどう見ても同じで、変わることがありません(今日は太陽が西から上るぜ!とかはないので…)が、この「正義」という言葉はかなり基準が曖昧だからです。  この話は、文脈は異なりますが、多くのいわゆる著名な方の作品にエピソードしてありましたので、少し紹

    • ライフシフト的な…

      電子書籍が苦手(左手で残りのページを把握できない感じがイヤ) で、本屋さんへよく行きます。 平積みにされているものは、流行を表すのかなと思っていて、 少し前だとリーダーシップに関する本、最近だと話し方とか コミュ術、あとコロナ関連。 その中で、LIFE SHIFT(リンダ・グラットン著)を代表に 長寿命化に伴う生き方とか、時間術的なものを多く見かけて 面白いので読んでいます。 ものすごくざっくりですが、「生活様式が変わったので備えよう」 ということを伝えるものだと思ってい

      • ミトメテヤラネバ…

        ほめて育てる、厳しく叱って育てるのどちらが良いか、の議論になることは色々な場面でよくあるかと思います。 ただ、「ほめられた(期待された・認められた)人の思考は活発になる」というのは間違いないようですね。 これは、「ピグマリオン効果」と呼ばれ、教育心理学の実験で、期待され、ほめられた子供は成績が実際に伸びたというものから証明されています。 上記のような二元論はどうかとは思いますが、先日読んだ「思考の整理学」(外山滋比古:著)という本に興味深い一説があり、それがこの話の一部

        • スピリチュアル?なのか?

          浅見帆帆子さんの著書、 「やっと本当の自分で生きられる」を読みました。 自分は真面目に、ブータンの国民以上に幸福度がそもそも高いと 自負しているのですが…より生きやすくなる・心が軽くなる 良書であると感じました。 色々共感する事があったので3点ほどにまとめて、 お伝えできればと思います。 ・コロナのおかげで…いきなり不謹慎かもしれないタイトルで恐縮なのですが、 感じている方も多いかと思いますので…。 コロナのおかげで、言わずもがなですが働き方や生活様式が多様化して、

        その正義って正しい??

          敏感期ってなんですか??

          私は子どもが2人いるのですが、平日は子育てを割と妻に頼りがちで、 幼稚園への送り迎えもロクにできない… ややダメ親父です。 最近は自宅で仕事もできる環境が整い、子どもと一緒にいる時間も 増えたので改めて子育てに関して考えてみようと思いました。 モンテッソーリ教育に関しての本を改めて読んでみたのですが、 かなり勉強になったという話です。 モンテッソーリの幼児教育 ママ、ひとりでするのを手伝ってね! 相良敦子 著 この教育方法に関しての予備知識は少しあって、「敏感期 とい

          敏感期ってなんですか??

          働き方哲学

          先日、先輩社員と話していた時の事です。 先輩は現場管理、私は営業という立場なのですが、 「営業は自分で受注した現場は自分でマネージメントを  する方が良いのではないか?」 という指摘を受けました。 (当社の業態は、元請業者から専門の工事を請ける、  いわゆる一事業者という立ち位置です。) 確かにメリットはあります。 いくつか挙げると、 ・現場を良く知れる。 ・自分の責任で一貫した現場管理が出来る。 ・工事の分母が限られるので、仕事量の過多に  会社全体としてなりに

          雑草に学ぶ、多様性尊重の大切さ。

          「日本講演新聞」なる新聞をご存知でしょうか? 私はつい先日まで知らなかった… その切り抜き記事が紹介されていて、とても興味深く 学びがあるなと思ったので紹介させてください。 以下要約です。 自然農(肥料や農薬を使わない農業の方法)をやっている方がいて、 雑草の弱点をつきとめるべく、雑草を種から育てて実験しようと したそうです。 ところが、耕した畑に蒔いた雑草の種は生えてこない! 生えてもヒョロヒョロだったそうです。 自然の雑草はたくましいのに… そこでこの方は、

          雑草に学ぶ、多様性尊重の大切さ。

          頭が良くなりたい。

          小学生の頃、「知能テスト」なるものを 受けた記憶があります。 あまりよく覚えていませんが、かなり賢い友人が 風邪をひいていて、全然できなかったと 話してたのは記憶しています。 その回答結果で知能指数がわかるという話を 聞いたのですが、子供心に 「コンディションで差が出るやん」と 思いました。 先日、「多重知能理論」というものを知りました。 それは、人間は8つの知能が備わっており、 一つの指標で推し量るのは難しいというもの。 長年の疑問に答えが出るような

          頭が良くなりたい。

          自分がワクチンを打つ理由

          昨日、新型コロナのワクチン(1回目)を打ってきました。 接種後は、少し腕が痛いかなー程度で済んでいます。 コロナワクチンについてはネガティブな意見も散見され、 読むと「確かになぁ」と思う記事もあったり… なので、今回自分がワクチンを打った理由 について整理しておこうかなと思いました。 話はとびますが、生きている中で最も辛いことは 何でしょう? 何となく、自分が死ぬことと思うかもしれませんが、 私はこれは違うと思います。 実は私、高校生の時に自転車事故で死に

          自分がワクチンを打つ理由

          糖質どうでしょう

          久しぶりに、健康関連の書籍を買ってみました。 「図解 眠れなくなるほど面白い糖質の話」 牧田善二 著 三大栄養素(タンパク質 脂質 炭水化物)の中で、 タンパク質は趣味の筋トレをする中で そこそこ調べたり。 脂質は、最近流行(?)のオメガ3を意識して 摂るようにしたり。 ただ、炭水化物に関しては糖質と食物繊維 に分かれてて、 GI値がどうかなー程度の知識しかなかったので 軽めの本書を手に取ってみました。 読んでみて、なるほど!と思ったことと、 正直どうなんだ

          糖質どうでしょう

          視点の違いで柔軟に生きてみる?

          前回に引き続き、ドラッカー大先生による 「マネジメント」の話からです。 組織には、人を間違った方向に持っていく要因がある という文脈の中で、その要因の一つとして 三人の石切り工の話を挙げています。 三人の石切り工は、何をしているかを聞かれて、 「暮らしを立てている」 「最高の石切りの仕事をしている」 「教会を建てている」 と答えた。 ドラッカー大先生は 第一の男はマネジャーではなく、 将来もマネジャーにはなれない。 第二の男は最も問題となり得る、 技能の重要性

          視点の違いで柔軟に生きてみる?

          「手段と目的」の話。(マネジメントより)

          特定の事を意識すると、その情報ばっかり目に付く 心理効果があり、「カラーバス効果」と呼びます。 で、そのカラーバス効果のせいなのか、 最近タイトルの「手段と目的」の話をよく聞きます。 内容は割とネガティブなんですが、手段に固執するあまり 目的を見失っていませんか? という話で… 先日から、ドラッカー大先生の「マネジメント」を 読み返していたのですが、「事業は何か」という 有名な問いの中にこれに類似するものがあるなと 感じました。 引用しますと、 企業の目

          「手段と目的」の話。(マネジメントより)

          おとなもこどもも「なぜなぜどうして?」

          「小学生の勉強法」 石田勝紀 著 を読みました。 小学生の子供がいるわけではありません。 (写真の5歳 1.5歳です 可愛いです、ハイ) 本屋で見かけて、 なぜか教えてもらえない「覚え方」「勉強法」 という表紙が気になったので購入してみました。 …私は教えてもらった記憶が、そういえば無かったです。 漢字の覚え方とか、勉強の楽しいこなし方とか。 (ひたすら書け!くらいは言われたかな…) で、内容かなり参考になりました、 私も資格試験には参考にしようと思いま

          おとなもこどもも「なぜなぜどうして?」

          「あの人が許せない!」「…そりゃ病気かもっすね」

          賛否ありますが…マスクをつけてのランニング。 正直暑いし、息もしにくいのですが、 私は好きなんです。 というのも、砂や虫が鼻と口に侵入しないんです。 海沿いや河川敷をメインに走るので、 今まで正直結構ムカついてたのです。 虫だけに無視してましたが… さて、マスクの話に限らずですが近頃「正義中毒」 なる言葉を知りました。 これは「人は、なぜ他人を許せないのか?」 中野信子 著 で定義されている言葉です。 人の脳は、裏切り者や社会のルールから外れた人といった

          「あの人が許せない!」「…そりゃ病気かもっすね」

          メンバーシップ型どうでしょう。

          仕事の方針の話ですが、 最近、ジョブ型(専門性のある仕事で 職務や勤務形態を限定させる働き方) に注目が集まっていますね。 私は建設系の仕事なのですが、いわゆる総合職の中で こういった働き方をしている人はいません。 特にウチの会社は中途・新卒問わず「最初は現場」を 基本スタンスとしています。 というのも 現場を知らなければ営業できない、 現場を知らなければ手配できない、 現場を知らなければマネジメントできない、 というのが通念だからです。 確かにおっし

          メンバーシップ型どうでしょう。

          「心理的安全性」って万能らしいっすよ

          少し前にパワハラ問題が取り沙汰されて、 いわゆる職場の脅威とか危険は減った気がします。 これによって、職場の環境による生産性が、 マイナスからゼロになりました。 これを、 ゼロからプラスにするのが表題の 「心理的安全性」だと思います。 この言葉、最近よく聞くのですが、 何となくぼんやり、 「あぁ、周囲の人にそこそこ気を遣えば良いのね」 程度に考えていたのですが、 具体的に何をしたら良いの? と思って本を一冊買ってみました。 「心理的安全性のつくりかた

          「心理的安全性」って万能らしいっすよ