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頭が良くなりたい。

小学生の頃、「知能テスト」なるものを

受けた記憶があります。


あまりよく覚えていませんが、かなり賢い友人が

風邪をひいていて、全然できなかったと

話してたのは記憶しています。


その回答結果で知能指数がわかるという話を

聞いたのですが、子供心に

「コンディションで差が出るやん」と

思いました。


先日、「多重知能理論」というものを知りました。

それは、人間は8つの知能が備わっており、

一つの指標で推し量るのは難しいというもの。


長年の疑問に答えが出るような気がして

書籍を購入しました。

「自分の強みを見つけよう 8つの知能で未来を切り開く」

有賀三夏 著

その内容をシェアしたいなと思います。


まず、8つの知能をざっくり書くと。

論理・数学的知能
論理や数字と演算を理解し、使う能力
言語的知能
言語を効果的に使う能力
音楽的知能
音のリズム、高さ、メロディーとハーモニーといった概念を理解し、使う能力
空間的知能
空間やその中にあるものを認識したり、その認識を可視化したりする能力
博物的知能
物事や自然現象を認識し、理解したり分類したりする能力
身体・運動的知能
身体全体、またはその一部を使って身体運動を調整する能力
対人的知能
心にあるものを表現し、他人を理解するために口頭や文字でコミュニケーションをとる能力
内省的知能
自分の考えや感情、好み、利害などを理解し、コントロールする能力

さて、ちなみに知能指数というのは、

知能の発達の程度を、実年齢に適応した知的能力の高低で

数字で表現したものです。

そして、この多重知能理論は数値で測ることはせず、

興味・関心からグラフに落とし込んで使用します。


これは、知能指数は、発達に問題の有る子供の

指導をどのように行うかを目的としているのに

対し、

多重知能理論は、より積極的に

学習等に対しての、良いアプローチ方法を探ることに

目的としているからです。


例えば、「受粉」という学習に対して

言語・論理分野が大きい子供に対しては

本を読んで理解してみるというアプローチを。

空間・身体分野が大きい子供に対しては

実際に植物を育ててみるというアプローチを。

という応用になります。


今後のこどもの学習の手伝いのためと、

自らの勉強のアプローチ方法の検討のため、

この本は何度か読み返してみようと思いました。






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