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メンバーシップ型どうでしょう。

仕事の方針の話ですが、

最近、ジョブ型(専門性のある仕事で
職務や勤務形態を限定させる働き方)

に注目が集まっていますね。


私は建設系の仕事なのですが、いわゆる総合職の中で

こういった働き方をしている人はいません。


特にウチの会社は中途・新卒問わず「最初は現場」を

基本スタンスとしています。

というのも

現場を知らなければ営業できない、

現場を知らなければ手配できない、

現場を知らなければマネジメントできない、

というのが通念だからです。


確かにおっしゃる通りで、基幹業務が現場である以上

否定できない事実ではあります。

私は今営業マンをしているのですが、

新卒採用時は現場で業務に当たっていました、


なので、自分で言うのもなんですが自分が携わっていた

特定の業務に関しては非常に詳しいです。 ハイ。


ですが、営業マン転向直後はそのために色々と

弊害がありました。

知っているが故に、デメリットを過度に

伝えすぎてしまい失注するとか、

見積金額を過度に安全に寄せすぎて競合に負けるとか。


これは私の話ではありませんが、

受注業務でも同じように、石橋をたたいて渡るために

時間がかかりすぎたり。

マネジメント層も現場に口を出しすぎて逆に

顧客の信頼を失ったり。



採用という目線で見ると、

他に希望の職種がある人間が現場に耐えれず

離職してしまったり。

そもそも最初が現場はイヤだと入ってこなかったり。


エキスパート集団というと

聞こえが良いのかもしれませんが、

バランスが大事かもしれません。




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