見出し画像

「あの人が許せない!」「…そりゃ病気かもっすね」

賛否ありますが…マスクをつけてのランニング。

正直暑いし、息もしにくいのですが、

私は好きなんです。


というのも、砂や虫が鼻と口に侵入しないんです。

海沿いや河川敷をメインに走るので、

今まで正直結構ムカついてたのです。

虫だけに無視してましたが…


さて、マスクの話に限らずですが近頃「正義中毒」

なる言葉を知りました。

これは「人は、なぜ他人を許せないのか?」 中野信子 著

で定義されている言葉です。

人の脳は、裏切り者や社会のルールから外れた人といった、
わかりやすい攻撃対象を見つけ、罰することに快感を覚える
ようにできています。
他人に「正義の制裁」を加えると、脳の快楽中枢が刺激され、
快楽物質であるドーパミンが放出されます。
この快楽にはまってしまうと簡単には抜け出せなくなってしまい
罰する対象を常に探し求め、決して人を許せないようになるのです。
こうした状態を、私は正義に溺れてしまった中毒状態、いわば
「正義中毒」と呼ぼうと思います。
この認知構造は、依存症とほとんど同じ状態だからです。

私の感想なのですが、

この「正義中毒」、他人の心身を傷つけることが

無ければ、ほどほどは許容されて良い。だと

感じます。

(本書の中にもありますが、正義中毒から発生した

言葉や思想自体は言論の自由であり、それを断罪しようと

する行為もそれ自体正義中毒症状ではないか…と。)


ただ、問題として挙げられるのは、

こういった正義中毒はとかく議論の場になると、

人格攻撃に発展しがちということ。


そうなると建設的な議論は発展せず、

粗探し・保身といった短絡的な個人の利益を追求してしまう。


集団の利益を追求するのであれば、

正義中毒的な思考はしまっておいた方が

良さそうですね!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?