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「心理的安全性」って万能らしいっすよ

少し前にパワハラ問題が取り沙汰されて、

いわゆる職場の脅威とか危険は減った気がします。

これによって、職場の環境による生産性が、

マイナスからゼロになりました。

これを、

ゼロからプラスにするのが表題の

「心理的安全性」だと思います。


この言葉、最近よく聞くのですが、

何となくぼんやり、

「あぁ、周囲の人にそこそこ気を遣えば良いのね」

程度に考えていたのですが、

具体的に何をしたら良いの?

と思って本を一冊買ってみました。


「心理的安全性のつくりかた」 石井遼介 著

かなり勉強になりましたので、ざっくりシェアしたいと思います。


まず、心理的安全性とは4つの因子から成り立っていて、

これにより生産性の高い職場を作る事を目指します。

その4つの因子は、

・「話しやすさ」因子
これは、仕事と相手の状況を把握し、多様な視点から状況を把握し、
多様な視点から状況を判断し、素直な意見とアイデアを募集する
ための因子
・「助け合い」因子
トラブルに迅速・確実に対処・対応する時や、通常より高い
アウトプットを目指すときに重要な因子
・「挑戦」因子
組織・チームに活気を与え、時代の変化に合わせて新しこと
を模索し、変えるべきことを変えるために重要な因子
・「新奇歓迎」因子
メンバー一人一人がボトムアップに才能を輝かせ、
多様な観点から社会・業界の変化を捉えて対応する際に
重要な因子

とのことです。


この四つをみて感じるのですが、これを妨げる

最大の要因として、現状維持バイアスがあるのでは

ないかなと感じました。

再度自分を見つめなおすことが大事なのかと思います。


また、本書の中で「自分も気を付けなくてはな」

とおもった箇所がありました。

それは、助け合い因子に寄与するのですが、

誰かがミスをしたときに、原因究明をする際の

聞き方として「なぜ」「どうして」の代わりに

「なにが」「どこが」という聞き方をしましょう。

というものです。

前者の聞き方だと、確かに攻められている

という感覚になりますね、


質問の範囲を意図的に狭めると、原因特定の

ために質問しているという意図が伝わりやすいかと

思います。


全体的にこの本、わかりやすくて読みやすいし、

マネージメント層でなくても読むと勉強になると

思います!

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