歩行訓練

足に重心を載せる歩行練習は無意味どころか害になる?

歩行練習において、支持基底面と重心の位置関係というのは非常に重要な要素です。

ところで、「もっと右(左)足に体重載せて!」みたいな声かけを耳にしませんか?

また、これを読んでいるあなたはそんな声かけをしていませんか?

本来の歩行では、足に体重が載るなんて場面はほぼありません。

ということは、上の発言は不自然な歩行をクライアントに教えているということになります。

歩行における重心と支持基底

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表面筋電図とは?

 筋電図は、針電極を刺入して筋電を計測する針筋電図と、皮膚表面に電極を貼り付けて筋電を計測する表面筋電図に大別されます。筋電図とは、筋収縮が起こる際に発生する活動電位を記録したものです。(他の投稿で少し解説しています)

 針筋電図は、針電極を刺さなければならないため、侵襲的(体を傷つける)です。1つの運動ニューロンとそれが支配する複数の筋線維を運動単位と呼びますが、その運動単位で生じる活動電位(

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手すりを使った歩行練習はしない

今回は、リハビリテーションの臨床において、歩行練習の際に手すりを使用することの意味について話します。

歩行障害のある患者さんの歩行リハビリテーションにおいて、リハ初期では立位の保持が課題となりますが、そこから徐々に立位の保持が可能になってくると、次のステップとして歩行練習が始まってきます。

その歩行練習について、最初の段階では、まだまだ下肢の支持性が低く、バランス機能が低下しているので、最初か

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動作練習中はたった一つのことだけに注意を集中する

今回は、リハビリテーションの臨床において、動作練習の場面での患者さんの自分の身体への注意の向け方についての話です。

運動障害のある患者さんが、新たな動作を獲得しようとその動作を練習する場面では、ただ、やみくもにその動作を繰り返すのではなく、どのようなところに気を付けて体を動かすのかを教えてあげる必要があります。その注意点の伝え方こそが、効率よく動作学習を進める鍵になってきます。

その注意点の伝

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踵から接地できないとき、どうしますか?

脳卒中片麻痺の方は、歩行中に踵から接地できない場合が多いです。

理学療法士で脳卒中片麻痺の方と関わる機会があれば、このような問題を抱える方と出会うことは少なくないと思います。

この『踵から接地する』ということについて、なぜそれが必要なのか、理学療法士はどう対処すれば良いのか、について考えてみます。

理学療法士のこだわり

理学療法士が有する専門性の一つに歩行の分析と歩行の問題への対処がありま

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「装具なしで歩きたい」と言われたら

「装具なしで歩きたい」

理学療法士を続けていたら、脳卒中者に関わる領域で働いていれば、何度か言われたことがあるのではないでしょうか。

そんなとき、あなたなら何と答えますか?

「わかりました、そのために一緒に練習しましょう」と、すぐに答えられますか?

今回は、どうすればその希望を叶えられるか、考えてみたいと思います。

装具を外すということ

装具には大きく分けて治療用装具と更生用装具の2種

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歩行遊脚期の練習はスタートとゴールを教える

今回は、歩行リハビリテーションにおいて、遊脚期の下肢の動きの練習の仕方について、僕の考えをお伝えします。

歩行障害のある患者さんのリハビリテーションを担当するとき、僕はいつもその歩行を右下肢の問題か、左下肢の問題かに分けて、それをさらに遊脚期の問題と立脚期の問題に分けて考えてアプローチします。
その時、遊脚期と立脚期、どちらか一方にしか問題がない患者さんは少なく、多くの患者さんは両方に改善すべき

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【論文紹介】歩行をイメージするだけでも脳は歩行同様に活動する

今回紹介するのは、実際の歩行と歩行のイメージを行った際の脳活動を比較した研究論文です。

LA FOUGERE, Christian, et al. Real versus imagined locomotion: a [18F]-FDG PET-fMRI comparison. Neuroimage, 2010, 50.4: 1589-1598.

論文の概要

この研究では、実際の歩行時と歩行

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療法士の介助の手が課題の難易度を決める

今回は、リハビリテーションの現場での、動作練習中の療法士の介助の手は課題の難易度調節の役割をする、いう話をします。

コロナの渦が、再度日本列島に接近していますが、そんな中、来週の沖縄旅行の予定を中止にすべきか少し迷っている、そんな今日この頃です

リハの臨床において、患者さんが新たな動作を獲得しようとした時、ほとんどの場合は、それまでに「学習」という過程を通る必要があります。そこで、僕たち療法士

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患者さんを長く歩かせてあげる秘訣は〇〇だった!!

10月より臨床BATONが300円の有料マガジンになります。
以前の記事は臨床BATONより1記事100円で購入可能ですが、有料マガジンを300円で購入いただくと今までの記事が全て読むことができます。
ブログを読んでいただけると評価の意義や治療の新しい視点、リハビリに取り組む姿勢などの変化を感じることが出来ます。
これからも『ブログメンバーと共に学び、成長していくことを目指したブログ』を皆さんに

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