前島聡夫/空飛ぶ写真家

写真を撮りながらパラグライダーで空を飛んでいる人|Noteでは写真、パラグライダー、自…

前島聡夫/空飛ぶ写真家

写真を撮りながらパラグライダーで空を飛んでいる人|Noteでは写真、パラグライダー、自分のスキなことなどを書いています|東京⇄愛知|お仕事のご相談はお気軽に下さい|info.akio.mae@gmail.com|http://www.akiomaeshima.com

マガジン

  • 私の写真半生

    どのように写真と出会い、フォトグラファーになったかをご紹介

  • 【毎月写真日記】

    毎月更新の【写真日記】 その月に撮った写真を文章をちょっぴり添えてご紹介

  • シリーズ「パラグライダーで墜落。そして入院」

    パラグライダーの大会でまさかの墜落。硬い地面に叩きつけられながらも数々の奇跡でなんとか生きのびる。手術や治療のことから心の動きまで様々なことを時系列で語っています。

  • みんなに読んでほしい、お役立ち情報

    「先に知っておきたかった」とみんなが思いそうな記事をまとめています。自分の経験から学んだことで是非みんなには知ってもらいたいなと思うことをジャンルを問わずまとめています。

  • シリーズ【会いに行く、そして撮る】

    「会いたいと思った人に会いに行こう。そして写真を撮らせてもらおう。」 私が事故で死にかけてた時、みんなから応援する連絡をもらってそう決めました。その記録です。

最近の記事

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【自己紹介】 空飛ぶ写真家/前島聡夫

はじめまして、前島聡夫(まえしま あきお)です。 私の自己紹介をしたいと思います。 【経歴など】 1986年生まれ (37歳) 東京工芸大学 芸術学部 写真学科 卒業 同大学院 メディアアート専攻 写真領域 博士前期課程 修了 職業:フォトグラファー 趣味:写真撮影・パラグライダー 15才からカメラに心を奪われる。 高校時代の週末は「アルバイトのスポーツ撮影」もしくは「趣味のポートレート撮影」という、カメラに没頭する毎日を送る。 大学時代は「アート写真」を専攻する一

    • 私の写真半生2 大学入学から大学院修了まで

      当初からは写真の方向性が大きく変わっていった大学から大学修了までの話 高校での少年野球や少年サッカーを撮るアイルバイトをきっかけにプロのスポーツカメラマンになると決めて、東京工芸大学芸術学部写真学科に入学しました。ところが大学で学んだこと、触れた価値観、経験で大きく方向性が変わっていくこととなります。 基礎からのスタート 大学での写真の基礎の授業は、白黒のフィルムカメラを使って行われました。時代としてはデジタル時代に突入しはじめた頃。アルバイトで稼いだお金で高3の時には

      • 私の写真半生1 高校から大学入学まで

        今回から数回に分けて私の写真人生を書いていこうと思います。 私がどう写真と関わってきたのか、どんな写真人生を送ってきたかをある人に話したところ、「そんな人生送ってきたの!?なんか、、、想像を遥かに超えてきたわ。それはもっと皆に知ってもらったほうがいい。」と言われました笑 なので、今回から数回に渡り私の写真人生を紹介していこうと思います。 ざっくり言うと、 ・高校から大学入学まで ・大学から大学院まで ・大学院後、とある写真家のアシスタントをした1年の話 ・アシスタント後、就職

        • 毎月写真日記 -24年6月分-【写真60枚】

          バタバタしていて5月分の更新がおくれ、、、結果的に6月分が連続投稿にw 6月。 墜落から10月。もうすぐ1年になる。なってしまうんですね。心境はいろいろ複雑です。 さて、体の方はというと、日常生活でハンデを感じることがほとんどなくなってきたなと感じています。歩く分にはまったく問題がないです。ジョギングの練習もしているくらいです。 変化を感じるのは心の方ですね。取り組もうと思ったことにちゃんと集中して進められるようになってきていると感じます。やっぱり今までは常にどこか無理を

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        【自己紹介】 空飛ぶ写真家/前島聡夫

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        • 私の写真半生
          2本
        • 【毎月写真日記】
          8本
        • シリーズ「パラグライダーで墜落。そして入院」
          53本
        • みんなに読んでほしい、お役立ち情報
          4本
        • シリーズ【会いに行く、そして撮る】
          2本

        記事

          毎月写真日記 -24年5月分-【写真34枚】

          色々と優先してやるべきことが山のようにありまして。。。やっと毎月写真日記を更新です。。。。 5月。事故から9ヶ月が経ちました。 体は順調に回復していきているなと思います。違いを感じるのは歩く時です。今までは歩くと今日は足の調子が悪いな、いいな、というのを毎回感じていました。それを最近は感じなくなって来ています。 多分、今までは歩くという動き自体が自分のできる動きの限界に近かったのだと思います。限界に近い動きだから、その日の体の調子の影響をもろにうける。差を感じてしまう。それ

          毎月写真日記 -24年5月分-【写真34枚】

          自分を支えてくれた曲 「You gotta be」の訳について ~第52話 パラグライダーで墜落 そして入院~

          初めて聴いたあの時からずっと自分の中にある曲。 辛い時、苦しい時に聴いてしまう曲。 自分を支えてくれる曲。 そんな一曲が、皆さんにもあるんじゃないかと思います。 自分にとってのその一曲は Des'ree の You Gotta Beです。 入院中から今でもずっと聞いています。 今でも、自分の中で墜落事故のことは終わっていないし、まだまだ消化できていないことも沢山あるんだと思います。戦いはまだまだ続いています。 ステージは段々と変わってきてはいますが、様々な葛藤、苦しみ、

          自分を支えてくれた曲 「You gotta be」の訳について ~第52話 パラグライダーで墜落 そして入院~

          「生きててよかった」がプレッシャーに ~第52話 パラグライダーで墜落 そして入院~

          23年の夏、パラグライダーの大会で墜落し、死にかけました。事故から入院、治療、その後の事などずっとシリーズとして綴ってきました。そして、今回は踏み込んだ内容です。批判覚悟で書いてみようと思っています。 パラグライダーの墜落で死にかけてから11ヶ月が経ちました。色んなことを思い、色んなことを考えました。いっぱい傷付いてきたし、いっぱい涙も流してきました。 事故後、沢山の人に言われてきた言葉があります。 「生きててよかった。」 あんな大事故だったんですからね。生きていたこ

          「生きててよかった」がプレッシャーに ~第52話 パラグライダーで墜落 そして入院~

          死にかける大事故で学んだ保険の話 ~第51話 パラグライダーで墜落 そして入院~

          パラグライダーの大会での墜落事故。 そこで学んだ「保険の話」をしていきます。 踵、骨盤、腰、右肘を骨折して3ヶ月の入院。入院生活の中で実体験として得た学びです。身を持って体験したので余計感じることですが、保険はめちゃめちゃ大切です。 この記事を読んで、皆さんが自分の保険を一度見直す機会になればと思っています。 先に最も良いたいことを言ってしまうと、 ・今はネット保険など、安い保険もあるが重要な保険は少しコストが高くなったとしても、担当者のいる保険に入ったほうがいい。 ・保

          死にかける大事故で学んだ保険の話 ~第51話 パラグライダーで墜落 そして入院~

          「私の考えるパラグライダーのテイクオフの極意」の追記

          前回書いた「私の考えるパラグライダーのテイクオフの極意」ですが、公開後すぐにある方から連絡がきました。私が書いた内容の一部に対して、「ここは違うのでは?」という連絡でした。 その部分は 「無風、微フォロー風の時はいつもの立ち位置より1歩か2歩下がったところから走り出すようにしよう。そうすることでよりAラインが一気に引かれるので、より立ち上がりやすくなる。」 と書いた部分です。その方には 「どうして1,2歩下がったほうがいいの?どうして急激に引かれる事が早く立ち上がる事に

          「私の考えるパラグライダーのテイクオフの極意」の追記

          連載第二弾が公開されました! https://www.paraworldweb.com/shinikake-02/?fbclid=IwZXh0bgNhZW0CMTAAAR2LEIXYvd-p21QxxGjqPsmhhvs7_txFGleXLqFCAAdZ0ADV8DgY6zSFC2g_aem_ZmFrZWR1bW15MTZieXRlcw

          連載第二弾が公開されました! https://www.paraworldweb.com/shinikake-02/?fbclid=IwZXh0bgNhZW0CMTAAAR2LEIXYvd-p21QxxGjqPsmhhvs7_txFGleXLqFCAAdZ0ADV8DgY6zSFC2g_aem_ZmFrZWR1bW15MTZieXRlcw

          私の考えるパラグライダーのテイクオフの極意

          パラグライダーのテイクオフ。 どちらかというと苦手な人の方が多いと思います。 今回はそんなパラグライダーのテイクオフについての自分が普段から気を付けていること、意識していることを話していきたいと思います。 名付けて、 私の考えるパラグライダーのテイクオフの極意 そう。墜落した私が、自分が考えているテイクオフの大切なことを偉そうに語っていきますw パラのインストラクターがあまり言わないことや、シビアというか厳しい内容も入ってくるかと思います。 あくまで私の考えなので、 「

          私の考えるパラグライダーのテイクオフの極意

          デジカメで心霊写真は撮れないってお話

          大学生時代に「あなた、すごい数の霊を引き連れている。体調が悪くなるから私に近づかないで」と霊感のある先輩からいきなりラインを貰ったことのあるマエシーです。 本日はプロのフォトグラファーから見た心霊写真についてのお話を半分科学的な部分に、半分パロディ的にお話して行こうと思っています。 まず大前提になるのですが、私自身は幽霊などは全く信じておりません。 なぜかって? 人間っていろんな人いると思うんです。なので、もともと人間だった幽霊にもいろんな人(?)がいると思うのですが

          デジカメで心霊写真は撮れないってお話

          集中する日々、、、からの虚無感。

          バタバタというか、集した?日々を過ごしておりました。 主な理由の1つ目は作品制作です。 Noteでもちらちらと触れている、兼六園を被写体にした作品です。 フォトコンテストへの応募を目標にしていたので、期日に向けて追い込みをかけていました。今回は撮った写真が多いです。その分候補の写真も多い。そのため、候補になる写真をA6サイズにプリントして、タイトルの写真の用に並べました。 どの写真を出すかを選び、どういう順番で見せていくか、構成を決めていきます。やはりこういう作業はパソ

          集中する日々、、、からの虚無感。

          パラワールドWEBで不定期連載がはじまりました。 「死にかけた2人だから言えること」 事故から学んだことが沢山ある。 そんな二人だから伝えたいことがある。 https://www.paraworldweb.com/shinikake-01/

          パラワールドWEBで不定期連載がはじまりました。 「死にかけた2人だから言えること」 事故から学んだことが沢山ある。 そんな二人だから伝えたいことがある。 https://www.paraworldweb.com/shinikake-01/

          兼六園へ

          前の投稿で少し書きましたが、退院後は兼六園をテーマに作品を作っています。昨日、今日と時間をつくってまた撮りに行ってきました。 金沢までは電車で行ってきたのですが、3月から金沢〜敦賀間の新幹線が開通したおかげで、、、、、逆に不便になりました(笑) 今までは名古屋方面から金沢までは乗換なしで一本で行ける「特急しらさぎ」という電車がありました。それが新幹線の影響で敦賀までとなってしまったようです。自分としては乗り換えは増えるし、余計に時間かかるようになってしまい不便になってしま

          毎月写真日記 -24年4月分-【写真82枚】

          4月。墜落事故から8ヶ月経ちました。 月の初めと終わりの1ヶ月間で体の方は大きく変わってきたなと感じています。初めのころは「なんとか仕事ができるようになった」くらいでしゃがんだり、中腰になるのがまだまだつらかったです。特に中腰になると腰から「これ以上は、、、無理。」と声がしてくる感覚がありました。それが月の後半になってくると、しゃがむのにあまり抵抗がなくなってきましたし、中腰になった時に聞こえてきた警告の声もしてくることが随分減ってきました。 4月は東京に2回、さらに金沢、

          毎月写真日記 -24年4月分-【写真82枚】