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身体障害者に"別れ"を告げるために書きました!! vol.6

 こんにちは。”番長の見聞録!”です。

 2011年に脳出血で倒れてから本当に多くの人に、お世話になっています。2年程前は、”番長の見聞録!"を書いているなんて、"信じられない"です。(詳しくは、バックナンバーをご覧下さい。)自分が思った事、思い出した事を、少しずつ紹介して行きますね!


理学療法士と作業療法士とは


 
大まかに言えば、"理学療法士"は"座る"や"立つ"といった基本的動作能力の回復をする人や、日常生活や社会復帰を支える人で、私個人的には""の人と言うイメージです。一方"作業療法士"は、"食事"、"入浴"や"仕事や学習"などを助ける人です。私個人的には"手"の人と言うイメージです。

 私は右手が使えないので、"右利きから左利きへ"と練習しました。本来はとても苦労すると思うのですが、私の場合、箸も直ぐに使え、文字も漢字を除けば問題なく左手で書けました。妻に言わせると、それが良い面もあるけれど、微妙な面もあると… 私には妻の考えは分かりませんが… しかし、右手が使えないという事は、"袋を開けたり出来ない"し、"輪ゴムで止めたり"、増して"身体を洗う"のも大変です。

 ネットの受け売りですと、"作業療法士"の仕事の中で特に強調しておきたいのが、"精神分野のリハビリ"を行うという事があります。精神科と言っても幅広いので、"作業療法士"の仕事内容は、その"作業療法士"が所属している組織によって変わります。すなわち、"リハビリ施設"なのか、"医療機関"なのか、"障害者支援施設"なのか、それとも"特別支援学校"なのか、いろいろです。

 "作業療法士"は、"統合失調症"、"うつ病"や"認知症"などの疾患や障がいを持つ方に対し、リハビリを通じて生活のしづらさを改善していくことが主な役割の人なんですね。


作業療法士は幅が広いね!


作業療法士の鈴木弘樹さん

 
 リハビリを始めた初期の頃(10数年前)、妻に聞くと、よく"作業療法士"さんを怒らせていたらしいです。何でだろう…? ただ、覚えていない… 

 私の今の担当は、LE(エルイー)の"作業療法士"の"鈴木弘樹"(ヒロキ)さんです。二年半位前に初めて会った時から、"ただならぬもの"を感じていたのは事実ですが、何がそう感じさせていたのかは、分からなかったのです。今回、"作業療法士"の紹介文を書くに当たって、"あっ、そう言うこと"と、初めて合点が言ったのです。気づくのが遅くてゴメンネ…

 例えば、二年程前の話なのですが、トム・クルーズの最新作で、『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』が公開されました。(続編は、来年ですかね…) 私は、このようなストーリーの映画が好きなので、スパイ物やCIA、特殊部隊、工作員などが出るものは良く見ます。本編(Part1)の話は、二人で結構盛り上がりました。そして、終わり際に宿題を出されました。有名俳優、女優の名前を5人、書いて置くようにとの事でした。しかし…出来ない… 顔は浮かぶ… 10人位はすぐに浮かぶ… 日本人でもすぐに浮かぶ… 頭がガンガンしてきた… でも出来ない… そう、"名前が浮かばない"のだ… 時間や日にちを空けても、同じだった… 


作業療法士の鈴木弘樹さん


 後から考えてみれば、高次機能障害のある私にとっては、当たり前の事なんです。実は脳の中では、"顔は視覚で見た画像によって右脳で記憶し、名前は言葉によって左脳で記憶する"ため、それぞれの情報がバラバラに保管されています。なので、"名前と顔が一致しない…" 倒れてから年月を取る程に、良くなってはいるような感じはするけれど、逆に自分も年を重ねるのでと、笑って誤魔化しておきましょう… "人間の脳"ってやつは、難しいね…

 もちろん、私の殆ど動かないし感じない右手が、固まらないようにマッサージをしたり、物をつまむ練習を始めとして、"作業療法士"はいろいろとやっているんですね。"奥深いなあ…" 私の場合は、少しでも改善していると思っているが、これからもお手柔らかにお願い致します… 鈴木君、いつもありがとう❗️


次回は

 一週間で最も多く通っている"元氣ジム"です。さて、どうなりますか…


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