再入手再読。予備知識を得てから読むと、とてもよくまとまっている伝記漫画だと分かる。監修・解説を務める荒俣宏氏のメッセージも貴重。自分流を貫く「エキセントリック」はイギリスで尊敬の対象だったとか。また文士(リテレート)とは叩き上げの在野研究者で、外国でモテると熊楠自身が述べている。
「木を削りパイプを造る。」 趣味を映画や音楽鑑賞の代わりに再開した北方謙三氏(『週刊新潮』6.18号)。白ヒースという砂地に生える灌木の根のブロックを1ミリよりさらに薄く削る。「集中力が高まる」という言葉は書く集中力の衰えを暗に言ったか。自由時間の使い方はまだまだあるのだ。
無頼派とその周辺。絵なんて五億年ぶりに描いたよ……書けてないけど。進捗上げないと駄目なオタクなので上げるよ。
独歩さんの「武蔵野」を今更ながらに読み始めたんだけど、美しすぎて涙出てきた🥲 今感じている綺麗って感覚は志賀さんの「真鶴」読んだ時に感じたものと似ている。これまで本を読んで旅をする、みたいなの理解できなかったんだが、もしかしてこういう事なのかも知れんな。 本当にきれいだ。