近江マイコ

オウミマイコ。男。シスジェンダー・ヘテロセクシュアル。インディペンデント・ヴァーチャル…

近江マイコ

オウミマイコ。男。シスジェンダー・ヘテロセクシュアル。インディペンデント・ヴァーチャル・アイドル・文士。小説や詩を書いて、文学賞に投稿したり、文学フリマで売ったり。清春さんと嶽本野ばらさんとおみむらまゆこさんを崇拝。太宰治になりたい。I have mental hertz.

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  • 「MEDLEY」近江マイコ作品集

    近江マイコの掌編・短編小説、散文詩をまとめたものです。

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逆行

「信仰」  貴方の神様を侮辱しないから、どうか僕のことを放っておいてください。馬鹿にされたっていい、嗤われたっていい。陰口でしたら、耳をそばだてておりません。僕のあずかり知らぬことですから、どうぞご自由に。こっちは中指を立てるなどもってのほか、お邪魔なんかしませんから。密かに呪うこともありません。  僕はどうせ日陰者です。どうあがいたって抜け出せません。実は昔は日向に憧れていました。でも、今になっては抜け出そうと思わなくなりました。ここは底なし沼だったのです。  僕に、僕

    • agápē

      「自分には、生きている『意味』が無い」だとか、 「自分には、生きている『価値』が無い」だとか、 (本当はそれらを否定したくて)、いろいろ考えるだろうけれども、  僕は、その通りだと思う。  ヒトは、例えるならば、河原の石。  其処にただ在るだけ、ただ其れだけ。  意味も価値も無い。  然し、そんな存在でも、意味や価値を見つけてもらえたら、嬉しいのは確かで。  だって、石は意思であり、意志だから。  遺志を気にして縊死する前に、僕のところへおいでよ。

      • Spider in The Brain

         彼女の脳には蜘蛛が巣くっている。そんなこと、僕には容易くわかる。目を見ればいい。そういう人間はまず間違いなく瞳が、梅雨のときの雲のような灰色に濁っている。  然し、彼女はいつ何時でも狂った素振りは見せない。狂っているのは精神だけ。それだからこそ、蜘蛛が住み着いたのだ。そう、狂ったのが先、蜘蛛が入ったのは後。  蜘蛛は住み心地が良さそうな人間に侵入する。具体的に言うと、若く、身長が低く、甘ったるい声をしていて、可愛いものが大好きで、それでいて煙草を吸う女を狙う。煙で濁り、狂っ

        • 2023/08/03(木)

          「生きている価値がない」と自虐をしている人を結構見かけますが、「生きている価値」とは? そもそも「生きる」ことに「価値」を見出す必要が無いと僕は思っています。「生きがい」なら、有ったほうがいいと思いますが。生きているだけで立派なんです。この社会という地獄に生きているのですから。

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        • 「MEDLEY」近江マイコ作品集
          31本

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          2023/07/12(水) or それでも昨日居た場所立つのを拒んでる。

           昨日は、二十一時半から零時までYouTubeのセカンドショットチャンネルを流し聞きしていて、零時からは「鷲崎健のヨルナイト×ヨルナイト」を少しだけ聴いて眠った。と記憶していたが、Twitterの記録によると一時過ぎに寝ている。何をしていたのだろうか。思い出せない。  今日の起床時刻はわからないものの、時間帯は悪くなかったと思う。だが、やはり頭痛がしてしまい、欠勤。悲しくなる。  スクワットとプランクと腹筋を少しずつ何回もやった。とにかく腹の凸を引っ込めたい。最終目標は体

          2023/07/12(水) or それでも昨日居た場所立つのを拒んでる。

          2023/07/11(火) or 見捨てた訳じゃない。

           昨日は二十三時半からの「南條愛乃 Nのラジオ」を聴いて、すぐに眠った。起床は六時前。いつも何故こんなにも早く起きてしまうのだろう。どうせまた眠るのに。どちらにせよ頭痛だったので、欠勤。  外に出るのが怖いほど暑かったのもあり、専らTwitterを見ているだけ。入力も出力もせず怠惰に過ごした。  毎日毎日ラジオを聴いたり、聞いたりばかりしている。メールを送ろうと思うのだが、パーソナリティへの質問も、身近に起こったことも、コーナーへのネタも、何も思い浮かばない。これも課題だ

          2023/07/11(火) or 見捨てた訳じゃない。

          2023/07/10(月) or 不埒な犠牲について迷ってる。

           昨日は二十一時半からの「IDOLY PRIDE コンバンハから始まる物語」を聴いたあと、やることもない為すぐに寝床に入ったが、普段と比べて余りに早い就寝時間だったので、案の定入眠できなかった。諦めてPCに向かい、ぼんやりと制作をする。もう一つ文学賞に投稿しようとしている作品だ。その後、眠気がやってきたので、日付が変わったくらいのときだろうか、漸く眠れた。  起床は六時前。またスマートフォンをいじってからの二度寝。余裕を持って出勤するも、体調はよろしくなく、早退。暑いのが悪

          2023/07/10(月) or 不埒な犠牲について迷ってる。

          2023/07/09(日) or よぎるのはいつもそう走り始めたあと。

           零時からの「田中美海のかもん!みなはうす」、続いて零時半からの「指出毬亜のさしでがましいようですが」を聴いた。そのあとはすぐに眠ろうと思っていたのだが、tweetによると二時過ぎ迄起きていた模様。何をしていたのか覚えていない。  今、「覚えていない」と書いたが、書いたら思い出した。今月末締切の文学賞に投稿する小説を書いていたのだった。これを今日仕上げて送信した。  それ以外の出来事。今日も頭痛で午前中は使い物にならなかった。抗頭痛薬が効いているのかいないのか。ぐっすりと

          2023/07/09(日) or よぎるのはいつもそう走り始めたあと。

          2023/07/08(土) or 愛してくれる人達に比べ僕は身勝手だね。

           このところ、体調不良とTwitterに対する心配・不安が重なって、この日記を疎かにしていた。なんとか戻していきたい。  昨日は二十三時からAuDeeで配信の「指出毬亜のサシデナブルなラジオ」を聴いて、比較的すぐに眠った。そうしたら、午前四時前に目が覚めてしまった。仕様がないのでスマートフォンをいじっていたら、また眠くなり、寝て、起きたら、出勤時間ギリギリだった。ご飯を食べる間もなく家を出る。仕事には集中できたが、帰りの自転車をこぐのは辛かった。  帰宅後、食事。朝を抜い

          2023/07/08(土) or 愛してくれる人達に比べ僕は身勝手だね。

          2023/06/30(金) or 逃げれる訳じゃない。

           昨日二十三時半からの「上田麗奈のひみつばこ」、零時からの「鷲崎健のヨルナイト×ヨルナイト」(ゲスト:星野源さん)を聴いて、すぐ眠る。寝起き頭痛で辛かったが、今月は休みがちだったし、明日明後日は休みだし、ちょっと無理をして出勤。帰りにはぽつぽつと雨が。帰宅後、雷雨。我が家は二重窓だったが、音が響いてきた。  今日は大いに悩もうと思って、アウトラインプロセッサを開き、腕組み。とにかく何でもいいからメモをしていったり、粕谷栄市の詩集をちまちま読んで想像力を働かせたり。  最近

          2023/06/30(金) or 逃げれる訳じゃない。

          2023/06/28(水) or 僕は進んでたい。

           好みの服のブランドが変わった。  好みの服のブランドが、服を出さないからしょうがない。  とは言え依然、黒づくめではある。  被服に悩むより、だらしない肉体のほうをなんとかしろ。

          2023/06/28(水) or 僕は進んでたい。

          2023/06/27(火) or 近道する人より。

           四十。もう若くない。  何にもできなくて、クソったれな毎日。  富も美貌も名声も、何にも無い。  でも、今が、青春。そして、ずっと続く筈。その為に、書き続ける。

          2023/06/27(火) or 近道する人より。

          2023/06/23(金) or 余計あせっていた。

          ――太宰治「斜陽」  直治の遺書の一部。「これは僕だ!」と雷に打たれたような感覚を覚えた。そして、太宰治が僕の神様になった。この遺書の最後はこうだ。  美意識と愛と。この初期衝動を忘れたくない。

          2023/06/23(金) or 余計あせっていた。

          2023/06/20(火) or からくりを知った時。

           昨日は、桜桃忌だったので、太宰治「桜桃」を読んだ。太宰の駄目なところがありありと書かれているのだが、弱い僕はそんなところに惚れ込んでいる。  今でも、「太宰治になりたい」と思っている。然し、大きすぎる目標なのもわかっている。  現時点の目標は、嶽本野ばらさんの足下に及ぶことだ。  それには、賞を取るなり、文学フリマで名を馳せるなりしなくちゃ。

          2023/06/20(火) or からくりを知った時。

          2023/06/19(月) or 裏がありそうに。

           没文章を供養。

          2023/06/19(月) or 裏がありそうに。

          2023/06/18(日) or 受け答えは素早く。

           自戒。 ・難しいことを「哲学的」と言って、その場を終わらせるな。 ・「抽象」を恐れるな。踏み込め。「具体」ばかりが正しいわけじゃない。 ・もっと悩め。苦しくなるくらい。 ・初心不可忘(しょしんわするべからず)。 世阿彌の「花鏡」にある語。能楽で、若年のころに学んだ芸や、その当時の未熟だったこと、また、時期時期での初めての経験を忘れてはいけないという教え。

          2023/06/18(日) or 受け答えは素早く。