台風19号

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 また台風がやってくる。どうか、無事で通り過ぎますように。  台風という言葉に身構えるようになったのは、2019年10月の台風19号からだ。山間地の我が地区は完全に孤立した。ヘリコプターが上空を何機も飛んでいて、なんだか落ち着かなかった。救助される人や、支援物資のためなら仕方ないが、撮影用のヘリも多数飛んでいて、まるで見世物みたいだった。孤立していても我々の生活はさほど変わらないので、ちょっとした迷惑だった。落とし便所が大雨であふれてしまい、汲み取り業者も道が寸断して上って

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のんちゃん体験談 #台風19号 #停電 #雨量300ミリ越え #軽井沢町の防災 #子育て真っ最中

のんちゃん体験談 #台風19号 #停電 #雨量300ミリ越え #軽井沢町の防災 #子育て真っ最中

生活クラブ軽井沢防災チームです。このnoteでは、のんちゃん(ペンネーム)が体験した、2019年の台風19号による「停電」「雨量300ミリ越え」について、綴っていきます。 【当時の状況】-では、当時の状況を教えてください。 2019年10月11日の夕方から降り出して、翌日12日の夕方から停電が始まりました。台風の情報はあり、備えをする時間はありましたが、近隣スーパーは、水・麺・パンなどは品薄でした。ガス、水道はずっと動いていました。 -その時の、ご家族の状況を教えてくだ

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2019年台風19号はたまたま自然が助けてくれた、自然災害に備えあり

2019年台風19号はたまたま自然が助けてくれた、自然災害に備えあり

6月も気がつくと下旬。暦の上では初夏。 夏と言えば台風、気候変動の影響で風水被害が大型化しています。 あと53センチで「氾濫危険情報」荒川水系の水位は、いわゆる標高とは異なるA.P.という水準で示されるようです。 2019年10月13日午前9時50分にA.P.7.17mというのが、台風19号の最高水位。国土交通省と気象庁は様々な種類の「洪水予報」を出す。荒川水系では、A.P.7.70mになると「氾濫危険情報」を出すことになっているが、そこまであと53cmだったとのこと。

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追記 - After Reports - 常陸大宮・久慈川

追記 - After Reports - 常陸大宮・久慈川

 久慈川の最大の氾濫地域は大子町と言ってよいが、久慈川沿いには他にも多数の決壊した街がある。その一つが常陸大宮市だ。  常陸大宮市は以前の記事で那珂川の氾濫について触れたが、同市内富岡地区において久慈川による氾濫も発生した。  国道293号線が久慈川を跨いで東進するところに富岡地区はある。この橋から50mも離れていない地点から久慈川は決壊した。2019年10月12日から13日の未明にかけてのことだ。久慈川の左岸、東側の堤防が崩落。その被害延長は400mにものぼる。浸水は堤防

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渦巻、君の名は?台風のおなまえ

渦巻、君の名は?台風のおなまえ

1947年9月に日本に接近し、関東地方や東北地方に甚大な浸水被害をもたらしたカスリーン台風、2012年10月アメリカ合衆国ニュージャージー州に上陸し、大都市であるニューヨークを直撃したハリケーン・サンディ、2019年に千葉県に停電をもたらした台風15号はFaxai(ファクサイ)、同年に発生して多くの河川で氾濫が発生した台風19号はHagibis(ハギビス)……。 台風の名前って、英語で人名、男女交互ってかつて聞いた気がしましたが、最近の名前はどうもアジアンテイスト……。どう

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自分も地球も使い捨てないために『14歳からの脱炭素社会』で学ぼう

自分も地球も使い捨てないために『14歳からの脱炭素社会』で学ぼう

2021年5月26日「2050年までの脱炭素社会の実現」を明記した #改正地球温暖化対策推進法 が参議院・本会議で成立しました。 成立した改正地球温暖化対策推進法は「2050年までの脱炭素社会の実現」が基本理念に明記され、都道府県などには #再生可能エネルギー の導入目標を定めることが義務付けられます。また、再生可能エネルギーの導入の拡大に向け、自治体が「 #促進区域 」を設ける制度も創設されました。 改正法は2022年4月に施行される見通しになっています。 エネルギーと

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地震さん またきておくれ

地震さん またきておくれ

地震さんの歌「地震さん地震さん、また来ておくれ、私の代にもう一度、孫子の代に二度三度」こんな唄があるのを知り、びっくりしました。 この唄は、安政地震の際、断層がずれ土地が隆起したことから、耕作地を得た民衆が唄ったものだそうです。場所は富士川の西側、旧富士川町の岩淵~旧蒲原町あたりです。安政といえば、NHK大河ドラマ「晴天を衝け」の時代でもあります。 立場によって見方は変わる地震といえば、私たち人間に被害をもたらす恐ろしい災害という見方が一般的ですが、こんな見方のあるのだと

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千曲川堤防の「桜づつみ🌸」

千曲川堤防の「桜づつみ🌸」

長野市の千曲川堤防の「桜づつみ」です。2019年10月の台風19号の豪雨により決壊した堤防付近の、今月4月7日時点の写真になります。 災害当時の長野市長沼地区の浸水は、高いところで約4m。私たちのりんご畑や実家も約2mの浸水被害にあい全壊になってしまいましたが、約1年7ヶ月が経過して泥水にかぶった畑の果実が実ることができ、家の修理は少しずつ進んでいます。 両親が大切に作り続けてきてくれた、大正時代から100年続くりんご農家のキタイチ果樹園。みなさんの心あたたかな応援と大自

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爪跡と生活  - Life with Disaster - 大子・久慈川篇・後編

爪跡と生活  - Life with Disaster - 大子・久慈川篇・後編

 観光とはつまり移動である。  2019年10月12日に日本列島を襲った台風19号は、家屋や農地への浸水だけではなく、道路や線路へも把握しきれないくらいの被害をもたらした。水が豊富な日本という国土にあって、道は川を渡らねば目的地に到着できない。そのために重要な役割を果たすのが「橋」である。  今回の台風19号では大小合わせてあまたの橋が崩落した。栃木篇でもお伝えしたが、宇都宮市の川田橋や小山市・佐野市の生活道路に架かる橋が崩落し、無残な姿を川底に横たえていた。  それらの橋

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爪跡と生活  - Life with Disaster - 大子・久慈川篇・前編

爪跡と生活  - Life with Disaster - 大子・久慈川篇・前編

 「失われた街」という表現が正しいのかどうかはわからない。  バブル華やかなりし1980年代、日本全国には大型宿泊施設を伴った温泉地が文字通り氾濫していた。当時は慰安旅行全盛の時代で、同じ会社の従業員や地域の集まり、あるいは農協などのつながりから結集した50人100人規模の団体客が同じ宿に泊まり、宴会場で一堂に会して酒を飲みながら無駄話に花を咲かせ、近隣の温泉街に繰り出しては狼藉を働くなど、今の時代では考えられないような過ごし方をさも当たり前のようにしていた時代だった。  

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