人となり 人と生まれし 花なれば 我が世の春に 散らましものを 暑さが和らぎ、熟した種を採取し終えたら、朝顔がまた咲き始めました。 盛夏と比べ半分ほどの小さい姫です。 花びらも薄く透けていて、いっそう儚げ。 夏の花も秋めいてきました。
脳髄で考えるのをやめた。 筋肉で動くのをやめた。 全身全霊で地球を転がす。霊的散歩。 半身半霊で時空間に入り浸る。霊的局在。 太陽がある。いと面白し。悦ばし。 川は水がなければただの溝。 流れがあるから川なのだ。 川は流れない。流水が川。 肉体は生きていない。生命が肉体。
本気で思っている。 知るのではなく出会うのだと 食べるのではなく巡るのだと 寝るのではなく迎えるのだと 愛するのではなく委ねるのだと 忘れたのではなく別れたのだと 読んだのではなく書いたのだと 生まれたのでも生じたのでもなく 生んだのでもなければ生きてすらいない ただあるのだと
日本神話の「国産み」を生物に比定すると「時産み」になる。 理に適った情交は「子孫」という形の「時」を産むのだ。われわれの感覚も経験もすべて時そのものだとわかるでしょう。 これがプレートテクトニクスに次ぐ転回、 プシュケーテクトニクスさ。 女がプレート、男がマントル、他は核