東南浅葱@夢と絵と物語に関する記録

【夢物語】【抽象画】【ラジオ】【動画】等、夢と絵と物語に関する記録。「宿命物語 正編・…

東南浅葱@夢と絵と物語に関する記録

【夢物語】【抽象画】【ラジオ】【動画】等、夢と絵と物語に関する記録。「宿命物語 正編・続編」「時空物語 正編」完結。現在「時空物語 続編」連載中。【Artgene】https://www.artgene.net/azumaminami_asagi/ にてイラストを出展中。

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連載 #夢で見た中二物語 69 &「夢というもの」についての考察らしき何か

こんにちは。 いつもお世話になっております。 今回は久しぶりに #夢で見た中二物語 と、それに関連して「夢というもの」についての考察らしき何かを投稿したいと思います。 いわゆる自分用のただの思いつきメモ的なもので、初めは論文っぽく書こうかと思わないでもなかったのですが、別に研究者でも研究論文でもないので簡易なものにしました。 たまにはラジオ配信にしても良いかとも思ったのですが、思いのほか長くなりそうだったので文章の形に収まりました。 ひとまず #夢で見た中二物語 か

    • #時空の輪廻転生物語 第Ⅴ章第55節

      ケアルビムは存在自体が(ティアの力によって)影のようなものになってしまっているので、光と影による陰影が付けられず、のっぺりとした姿になっています。 ケアルビム自身は少しややこしい言い方をしていますが、元々第Ⅳ章に出てきたバルイーラ達が地球を支配していた頃、ケアルビム達の種族も同時代を生きていたという事です。 そしてティアが地球にぶつかった際に宇宙空間に投げ出され、後に月となる地球とティアの破片(月のジャイアント・インパクト説参照)に移動させられてしまったといったところです

      • #時空の輪廻転生物語 第Ⅴ章第54節

        今節では少しネガティブな内容が展開されておりますので、そういったものが苦手な方はご注意ください。 夢考察の記事を読んでくださった方にはお分かりいただけたかもしれませんが、今節にて薫楼が迷い込んでいる世界はLiminal SpaceやThe Backroomsの空間を意識しています。 (あとは孤(独)地獄のようなイメージも、少しだけ取り入れています。) もし著者がこんな空間に放り出されたら、あっという間にSAN値がピンチになってしまう事でしょう。 Liminal Spa

        • #時空の輪廻転生物語 第Ⅴ章第53節

          今節では誓也が色々と話をしてくれているので、解説としてわざわざ書く事があまりないので、ちょっと雑談を。 何の話かというと、時空物語も半分まで来ましたので、この連載が終わった後に何をやるつもりなのかという事の雑文ですね。 一応予定としましては、前々から時々書いておりました「ゲーム制作の話」が中心になるかと思います(まだ確定ではありませんが)。 実は「ゲームを作りたい」と考え始め、ウルフRPGエディター(ゲーム制作ツール)をインストールしてから、既に4、5年ほど経つ気がして

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        連載 #夢で見た中二物語 69 &「夢というもの」についての考察らしき何か

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          #時空の輪廻転生物語 第Ⅴ章第52節

          時空物語も半分まで来て、実は続編では初登場(少なくとも挿絵では)の葵さんですが、見た目が結構変わっております。 多分、服装から見るに仕事から帰ってきたばかりといったところでしょうが、とにかく髪が重そうですね; ヴィンテージもののテディベアの中には、ものすごい値段がつくものが存在しているそうです。 織姫さんがテディベア好きなのはシンプルに趣味というだけなのですが、彼女達が本当にただ"普通"の人間であるという事を示しているような部分でもあります。 (何か超常的な力を生まれ

          #時空の輪廻転生物語 第Ⅴ章第52節

          #時空の輪廻転生物語 第Ⅴ章第51節

          今章は、前節の段階で分かったかと思いますが、薫楼がメインのキャラクターですね。 冒頭から早速不穏な空気が流れていますが、しばらくお付き合いいただけますと幸いです。 今回も、ご愛読いただき誠にありがとうございます m(_ _)m

          #時空の輪廻転生物語 第Ⅴ章第51節

          #時空の輪廻転生物語 第Ⅳ章第50節

          鏡祐が初めてバルイーラと出会った直後に見せられた草原と青空の風景は、もしバルイーラが本来の仕事を果たした未来があったとしたら見る事が出来たかもしれない、再生された自然の風景(の予測)みたいなものです。 そしてサク大佐やサットヴァが生きていた世界は、その再生された自然の中でも尚争いを止めない人間が存在し続けている別のパラレルワールド的な世界でした。 (この辺りの話は、第6節の後半部分で雅が言っていた「かつて〜」云々の件とも通じています。) ティアが地球にぶつかる前にバルイ

          #時空の輪廻転生物語 第Ⅳ章第50節

          #時空の輪廻転生物語 第Ⅳ章第49節

          神護の元の目や髪の色が茶色なのは、精錬された鉄ではなく、鉄の元になる鉄鉱石が黒みがかった茶色(鉄鉱石の色は産地や環境などによって様々)である事をイメージしているからです。 あともう一つ、雷が落ちた場所に極稀に出来る閃雷岩というガラス質の石のイメージもあります。 (聖の目の色が灰色なのは、土そのものというよりも冥土や冥界、地下世界などをイメージしているからです。) 正編の第32節で書いたような奇妙な現象によって神護の元にやって来た雷の力は、状況と雰囲気から察するに龍"神"

          #時空の輪廻転生物語 第Ⅳ章第49節

          #時空の輪廻転生物語 第Ⅳ章第48節

          今章のお話に登場したバルイーラとリムレは、例の如くA.E.ヴァン.ヴォークトの作品に登場する宇宙生命体をモデルにしています。 バルイーラは短編集『終点:大宇宙!』に載っている「休眠中」という物語に出てくる、イーラという自身の存在意義を忘却してしまった奇妙な生命体(?)から。 リムレは『宇宙船ビーグル号の冒険』に出てくる、リームという精神攻撃(これが悪意あるものだったのか好意から行なったものだったのかは不明)をしかけてくる人間の姿にも似た生物から。 特に「休眠中」の方は終

          #時空の輪廻転生物語 第Ⅳ章第48節

          #時空の輪廻転生物語 第Ⅳ章第47節

          今節では、普段どちらかと言うとあまり言葉を発さない傾向にある神護が話しまくっています。 宿命物語の方でも今回のものに少し近い場面があったのですが、著者が書いている物語では「魂の力を通して他者に意思を伝える」ような事が度々行なわれます。 (余談ですが、今回初めて描いた白黒の挿絵も味がある感じになって楽しいですね。  あと神護が持っている現実に存在する有名な絵本『100万回生きたねこ』に関するお話は、また後ほど書く予定です。) 今回も、ご愛読いただき誠にありがとうございま

          #時空の輪廻転生物語 第Ⅳ章第47節

          #時空の輪廻転生物語 第Ⅳ章第46節

          リムレ達のネットワークが云々と言っている箇所は、人間以外の生物にもそれぞれ固有のネットワークがあるというところから考えたものです。 (勿論、人間が用いるインターネットという概念も大いに参考にしています)。 例えばアリやハチがそれぞれに役割を持ち、あちらこちらを回って一つの巣に得物を集める習性。 例えばイルカやコウモリが特殊な音声や超音波を放ち、物との距離を測ったりコミュニケーションを取ったりする能力(クジラの歌もこれに該当)。 声や動作は勿論、ウナギやシャケが故郷の川

          #時空の輪廻転生物語 第Ⅳ章第46節

          #時空の輪廻転生物語 第Ⅳ章第45節

          今節は(龍神事件の前の)幼い頃の織姫さんの回想から始まり、平和だった日々と苦悩の日々の思い出が展開されます。 今でこそ気持ちの強さを全面に出している感じのする織姫さん(子供の頃から気が強いのは間違いありません)ですが、誰しも困ったり悩んだり悲しみを覚えたりするものなので。 (余談ですが「宿命物語」と「時空物語」をどちらも含め、著者の全メインキャラの中で一番描くのに時間がかかる(絵的な意味で))のは織姫さんです。  髪型がどうなっているのか著者にもよく分かっていないのと、

          #時空の輪廻転生物語 第Ⅳ章第45節

          #時空の輪廻転生物語 第Ⅳ章第44節

          今節は残酷なシーン(もあるけど)と言うよりは、精神的にかなりキツい描写が続きますのでご注意ください。 (今までも書いてきた通り、あくまでも現実の出来事とは関係ありません。) 鏡祐が正編の第95節で考えていた火の粉とは、実はこの戦時中に体験した焼夷弾などから発生した火の事を指していました。 そして続編第9節でチラッと見えていた右肩の傷は、この時に受けた銃痕が残ったものです。 (鏡祐のプロフィールで「頭上を通る飛行機の音が苦手」となっていたのも、この頃の体験の影響。)

          #時空の輪廻転生物語 第Ⅳ章第44節

          #時空の輪廻転生物語 第Ⅳ章第43節

          今節では鏡祐の事は一旦置いておき、一方の現実では…といったところのお話です。 現実世界でも色々と進行していて、鏡祐が出会ったのとはまた別の宇宙生命が織姫さんと顔を合わせています。 こちらもなかなか厄介な感じですが、今章中にはそれぞれの事情というか状況が分かってくるかと思います。 (リムレの話では、地球がティアとぶつかる前に既に地球にバルイーラのような機械生命体(?)が存在していたようですが、パラレルワールド的な発想なのであまりお気になさらず。  これもまた後ほど、色々

          #時空の輪廻転生物語 第Ⅳ章第43節

          #時空の輪廻転生物語 第Ⅳ章第42節

          今節も残酷なシーンがありますので、そういったものが苦手な方はご注意ください。 あと「戦」というものについて色々と書いてある部分がありますが、特にそれについて議論などしたいわけではありませんので、一つの物語として読んでいただけますと幸いです。 (今節のタイトルについて、とある曲を思い出したという方は勘が良いかも。) 【サットヴァ】とは、仏教用語で「生きとし生けるもの」「命ある者」「心を持つ者」「一切の迷いの衆生(生類)」の事を指します。 これには人間だけでなく動物や、六

          #時空の輪廻転生物語 第Ⅳ章第42節

          #時空の輪廻転生物語 第Ⅳ章第41節

          今章の鏡祐のお話(主に章の前半部分)では、場面の切り替わりがよく起こります。 今節の舞台は異世界ですが、この戦乱の地がどういった世界線にあるのか、また後々書いていく予定です。 今回も、ご愛読いただき誠にありがとうございます m(_ _)m

          #時空の輪廻転生物語 第Ⅳ章第41節