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#時空の輪廻転生物語 第Ⅳ章第46節



リムレ達のネットワークが云々と言っている箇所は、人間以外の生物にもそれぞれ固有のネットワークがあるというところから考えたものです。


(勿論、人間が用いるインターネットという概念も大いに参考にしています)。


例えばアリやハチがそれぞれに役割を持ち、あちらこちらを回って一つの巣に得物を集める習性。


例えばイルカやコウモリが特殊な音声や超音波を放ち、物との距離を測ったりコミュニケーションを取ったりする能力(クジラの歌もこれに該当)。


声や動作は勿論、ウナギやシャケが故郷の川に帰ってくる際に用いるとされる香りの記憶など、目に見えないものも含めて多くの生命体は自らの種を保持する為に様々なネットワークを駆使しているようです。





バルイーラがかなり衝撃的な事を言っていますが、第44節で鏡祐が苦悩の歴史として記憶し見返し考えていた事がここに繋がります。


バルイーラは元々地球の文明を破壊する事を目的として生まれていて、それを鏡祐が見た三つの記憶(正確には四つ)によって思い出したという事。


鏡祐が見た三つの記憶には全て、バルイーラが本来するべきであった「破壊」という行為に繋がる「爆弾」という物体が存在していたのです。





ここからは余談で、今節のお話を見直していて不意に思い出したのですが、元々宇宙生命達の台詞は片言のようにカタカナ主体で書いていました(特に機械的な生命体であるバルイーラは)。


しかしどう考えても読み辛い事この上なかったので、今の形に収まりました。





最後に、本日のニュースでショックだったのが、屋久島の白谷雲水峡にある「弥生杉」が台風10号の影響で倒れてしまったというもの。


樹齢3000年とも言われている屋久杉で、自然の事とはいえ悲しいです。


著者は白谷雲水峡には行ったものの、太鼓岩往復コースしか歩かなかったもので、弥生杉コースは行かなかったのが悔やまれます。


倒木となってしまった後でも、また見に行く事は出来るのでしょうか?


いずれにしても台風の被害に遭われた方や場所が、一刻も早く安心・安全な状態に戻れますようお祈り致します。





今回も、ご愛読いただき誠にありがとうございます m(_ _)m









中高生の頃より現在のような夢を元にした物語(文と絵)を書き続け、仕事をしながら合間に活動をしております。 私の夢物語を読んでくださった貴方にとって、何かの良いキッカケになれましたら幸いです。