HASHIMOTO,Memo

岩手生まれ、ほぼ東京育ち。 英語もスペイン語も手話もほんの少しだけ。 シスでヘテロ。知…

HASHIMOTO,Memo

岩手生まれ、ほぼ東京育ち。 英語もスペイン語も手話もほんの少しだけ。 シスでヘテロ。知識や配慮が足りなすぎて、アライは名乗れない。 私は双極性障害II型と発達障害(ADHD)。パートナーは二分脊椎とてんかん。共に特例子会社勤務。よく笑う活発な第一子を育ててます。

記事一覧

固定された記事

今ある「平和」が起こした奇跡

私たち夫婦は、どちらも精神障害者です。 とりあえずここで取り上げたいこととしては、夫はてんかん、私は双極性障害II型と共に生きているということ。この2つの障害は、…

4

休職しながら保育園に預けてる母親はだめですよね。

10月、10ヶ月になったばかりの子は保育園に通い続けながら、私は休職することになった。職場の上司が話ができなさすぎること、そんな環境で意図的に無神経に働くパートナー…

2

silentの手話について👉🏻💫👈🏻

手話検定3級…という中途半端な手話力の私のつぶやきです。 フルネームではなくニックネーム?のまま手話監修してる方がいるっ😆❣️一度しか会ったことないけど勝手にファ…

1

子を育てて得たいものは、成長ではなかった

子どもがほしいと思った理由はたくさんある。多くは理由になっていない。 ・夫とよりよい人生を歩みたい ・コロナ禍でマンネリ化した毎日を変えたい ・資格取れたし、保育…

2

好きすぎて怖かったあの頃

会うたびに恋に落ちて、またねと言うたびに失恋したかのようだった。 それだけ好きだった人と、彼氏彼女と呼び合うことはなく、自然消滅した。連絡は取れなくなった。 キ…

妊娠すると決めたのは私たちです

小さい頃から、両親の古めかしい考え方に囚われて過ごしていた。東京に30年住もうと、地方から出てきた両親の考え方が変わることはなかった。 女の人は子どもを育てて一人…

3

痛みを少しでも軽くするために①〜注射編

33歳、注射が怖い。 はい、そんな人、ここにいます。 5年ほど続けて、「怖いから」を理由にインフルエンザの予防接種を会社で無料で受ける機会を自ら逃すような、 初めて…

2

"見えない"場合に、頼られる人

もしも、視覚を除いた評価なんてものがあるとしたら、あなたは知りたいだろうか? シチュエーションや関わりの深さはどうあれ、人と関わる時はどうしても視覚情報が圧倒的…

1

栄養管理をパートナーに任せる33歳な私

糖尿病→食事をなんとかしなくては→パートナーに頼まなくては。 これは、ルームシェアに一人暮らしに寮生活に、3度の家出を失敗した私が、33歳になっても切実に感じるこ…

3

血糖値で引っかかった話

妊娠糖尿病。 血液検査で前回も今回も引っかかりながら、2度目の精密検査?を油断し、少しだけ引っかかって内科を受診することに。 私は考えた。 😭揚げ物を食べたのが良く…

1

名付ける側になってみて思うこと

私の名前は、「古風」といわれると自分でも納得するような名前です。ギリギリ昭和生まれ、同年代にはほとんどいないし、漢字まで同じ人には会ったことありません。ただ、日…

1

今ある「平和」が起こした奇跡

私たち夫婦は、どちらも精神障害者です。
とりあえずここで取り上げたいこととしては、夫はてんかん、私は双極性障害II型と共に生きているということ。この2つの障害は、ナチスドイツ政権下では、避妊手術の対象であったそう。ある夏の日、一人でNHKを観ていた時に衝撃を受けたことをよく覚えています。

そんな私のお腹には、私たち2人の子がいます。なんと20週時点で、何一つ異常を言い渡されたことなく、母親である

もっとみる

休職しながら保育園に預けてる母親はだめですよね。

10月、10ヶ月になったばかりの子は保育園に通い続けながら、私は休職することになった。職場の上司が話ができなさすぎること、そんな環境で意図的に無神経に働くパートナーとの関係悪化、それに周りがあきらめすぎていることからくる、ストレスだった。(と、今やっと言語化できた。)
それまではなるべく折半していた、保育園からの呼び出し・皮膚科や内科への受診・総合病院への通院・ワクチンと健診は私がほとんどこなして

もっとみる

silentの手話について👉🏻💫👈🏻

手話検定3級…という中途半端な手話力の私のつぶやきです。

フルネームではなくニックネーム?のまま手話監修してる方がいるっ😆❣️一度しか会ったことないけど勝手にファンなのでまた会いにお店行きたい🥺
俳優さん同様、スタッフさんもフルネーム以外に名乗る名前があることもあるんだな〜✨

想は奈々に東京で習ったはずだから、あれは東京の手話なのかな…私は主に多摩地域で学んだんだけど、結構違うんだよね💦

もっとみる

子を育てて得たいものは、成長ではなかった

子どもがほしいと思った理由はたくさんある。多くは理由になっていない。
・夫とよりよい人生を歩みたい
・コロナ禍でマンネリ化した毎日を変えたい
・資格取れたし、保育士になりたい
・仕事したくない
・人に必要とされたい
・子育てで輝く親友ともっと話したい
・職場の信頼している人に、私たちが幸せに生きているところを見せて、安心してほしい
・職場にいる、私たちの不幸を喜ぶような人たちを驚かせたい
・子育て

もっとみる

好きすぎて怖かったあの頃

会うたびに恋に落ちて、またねと言うたびに失恋したかのようだった。
それだけ好きだった人と、彼氏彼女と呼び合うことはなく、自然消滅した。連絡は取れなくなった。

キリスト教徒のあの人は、悩みながら仏教徒というアイデンティティを家族から押し付けられた私の視野を広げてくれた。
ゲイを自称したあの人は、私を彼女未満として「大切に」扱った。周りもそうみていたと思う。
もらった手紙は今も捨てられない。赤い封筒

もっとみる

妊娠すると決めたのは私たちです

小さい頃から、両親の古めかしい考え方に囚われて過ごしていた。東京に30年住もうと、地方から出てきた両親の考え方が変わることはなかった。
女の人は子どもを育てて一人前、女の子は大学なんか行かなくていい、(進学校に通っていた私が進学するための成績が足りずに悩んでいた時に)結婚すればいい、迷惑をかけない人間になりなさい、人の役に立つ人間になりなさい…私は30年以上に渡り、結婚も子育てもしたくないと強く思

もっとみる

痛みを少しでも軽くするために①〜注射編

33歳、注射が怖い。
はい、そんな人、ここにいます。

5年ほど続けて、「怖いから」を理由にインフルエンザの予防接種を会社で無料で受ける機会を自ら逃すような、
初めてインフルエンザにかかった翌年は、他の社員に見られないようにドアを閉めて接種を受けるような、
世を騒がす筋肉注射が怖くて、「注射苦手なんです」って看護師に言って、落ち着かせてもらうような、
そんなアラサー、私です。

そんな私が妊娠し、

もっとみる
"見えない"場合に、頼られる人

"見えない"場合に、頼られる人

もしも、視覚を除いた評価なんてものがあるとしたら、あなたは知りたいだろうか?
シチュエーションや関わりの深さはどうあれ、人と関わる時はどうしても視覚情報が圧倒的に大きいし避けて通ることはできない。

〜〜〜

私のパートナーの下半身には障害があり、大きな音がする靴を履いて歩くため、すぐにお気遣いいただいてしまう。
観覧車に乗ろうとすれば「そのままで大丈夫です」と言っても止めさせてしまうくらい心配さ

もっとみる

栄養管理をパートナーに任せる33歳な私

糖尿病→食事をなんとかしなくては→パートナーに頼まなくては。
これは、ルームシェアに一人暮らしに寮生活に、3度の家出を失敗した私が、33歳になっても切実に感じることである。
あと、私は未だに座ったまま採血をお願いすることができないくらい、針がとても苦手だ。

妊娠25週の時、妊娠糖尿病を診断された。
と言っても、糖負荷試験という3回の採血の数値で少しだけ疑いがかかったとかで内分泌内科に行き、ゆるー

もっとみる

血糖値で引っかかった話

妊娠糖尿病。
血液検査で前回も今回も引っかかりながら、2度目の精密検査?を油断し、少しだけ引っかかって内科を受診することに。
私は考えた。
😭揚げ物を食べたのが良くなかったのか。
😭先週、採血と内診を1回ずつ頑張ったくらいでパートナーに"栗のクリームチーズケーキ"を作ってもらったのが良くなかったのか。
😭「入籍」と苗字変更の手続きと物件探しを頑張りすぎて、土曜日〜火曜日まで疲れ果てて出勤でき

もっとみる

名付ける側になってみて思うこと

私の名前は、「古風」といわれると自分でも納得するような名前です。ギリギリ昭和生まれ、同年代にはほとんどいないし、漢字まで同じ人には会ったことありません。ただ、日本語話者であれば「そういう名前あるな」とパッと思ってもらえる名前でもあり、なんとか何度目かで覚えてもらえます。
一度だけ、新聞で、同じ読みの男性を見かけたことがあります。

私自身はあまり熱心ではないのですが、祖父母や親のほとんどが某宗教の

もっとみる