記事一覧
考える技術 大前研一(2/100)
論理的思考に関するおすすめ本を調べていて、コンサルとして有名な大前さんの本を一度読んでみたいと思い、この本を手にとってみた。
著者:大前研一
出版日:2004年11月
読んで感じたことは大前さんはとにかく厳しいことを言う人だった。徹底的に考えさせるし、それも1日中考えろ、それができないなら論理的思考を身につけることを諦めろと平気で書いてしまう人だった。
ただ、愛のある人だと思った。厳しいこと
「具体⇄抽象」トレーニング(1/100)
将来を見据え、ビジネス書を中心に先輩方の知恵を漁ろうと思い、始めに前から気になっていたこの本を手に取った。
仕事において、問題の本質を見抜いたり、メモの魔力の著者である前田さんのように新しいアイデアを生んだりするのに、抽象化力は重要なスキルだと思っていた。また、先輩で巧妙な喩え話をする人がいて、その人に比べて物事の共通点を見つけたり、そこから新しい具体例を想起したりするのが苦手だなと思っていたの
プレイスブランディング
地域ブランディングの重要性が叫ばれている中、ブランディングの基礎を学ぶために手に取りました。この本を通して、沿線開発をしていくときにエリアごとの歴史や文化、人の特徴を把握した上で取り組むことがいかに重要か、なぜ重要なのか、どう取り組んでいけばいいのかの概要を掴むことができました。
なぜプレイス論が必要なのか(背景)
ITの発展により人々は様々な情報に触れるようになり情報過多社会になった。また移
強さってなんだろうか
色んなことが重なって、ふと強さってなんだろうと思ったので書いてみる。
強くなりたいと思う自分昔から自分は負けず嫌いで勉強、空手、サッカーなど色んなことで強くなりたいなぁと思ってた。
中学生ぐらいの頃だろうか。強くなる為には強靭性を高めればいい!って思うようになった。例えば風邪ひいたかもって思ったら気持ちの問題だ!で片付けて、感度をできるだけ鈍感にする。怒られても自分の心に相手の言葉が届かないよう
2020年12月29日 ばあちゃんと最後かもしれない時間
初めに先月は元気とは言えないけど、簡単な会話ぐらいは出来て、俺のことも認識できて何か話しかけたら微笑んでくれてたばあちゃんが、昨日あたりからご飯も水も摂取できなくなり、もういつその日が来るかわからないとの連絡を母から受け、休みを使って実家に帰った。
家に帰るとふっくらしてた身体が細く痩せこけていて、穏やかに寝てたばあちゃんがいた。話しかけると初めは左手だけ動かして目は開けられなかったが、こちらも
これからの「正義」の話をしよう
高校3年生かな?コロナが蔓延している中で、国ごとに異なる様々な政治の在り方を目の当たりにするが、正義ってなんなのかを道徳的、倫理的にこの本なら教えてくれるかなと思って手に取ってみた。
作者のサンデルは、宮台真司も語っているように共同的自己決定主義者である。様々な思想を題材に批判を繰り返すが最終的に行き着く先がこれだった。功利主義でも、実力主義、平等主義でもなく、共同的自己決定主義。多元化し、価値
「シェアをデザインする」
シェア社会の背景部分、その可能性、今後の社会の在り方を考えさせる一冊だった。
大切な部分を箇条書きで。
・固定化と流動化のバランス
・シェア社会での農耕民族と狩猟民族
・シェアドスペースの多機能性。経済的合理性だけではない
・行政の今後の役割
西村幸夫 都市から学んだこと
大師匠である西村幸夫の講演会及び、都市から学んだ10のことの本を読んだその感想。
まず印象的だったのは、西村先生の人柄。都市についてあそこまで笑顔で楽しそうに語る人は初めて見た。まさに都市、まちづくりオタク。俺もあんな風に自分の専門とか趣味とかを語れる人になりたい。
都市プランナーにとって必要なのは「都市に住む人の想いを感じる感性」と「まちを深化して見る専門性」である。自然発生的に表出したよう
サピエンス全史の感想
世界的に話題となっているサピエンス全史を読んだ。全人類にとって必読書である理由がよくわかった。訳者があとがきで言っているように、「読書の醍醐味は、今までの先入観や常識が覆され、視野が広がり新しい知識によって世界の見方が変わることであり、この本はそれを可能にしてくれる。」
この本の面白さは、何と言っても様々な分野を切り口にして人類の歴史を語っている点である。特に、歴史と幸福感を語っていることに感銘