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桜街スピカ
2023年1月30日 21:48
雪が降り、夕焼けが照らした町で。これまでとこれからを思い出す。往来する人々を見つめる。契約期間と愛の深さ。たくさんの暖かさをもらって。たくさんの嬉しさを知って。息の仕方を教わった。孤独が生きる方法を。ほんの少しでも、勇気を出す方法を。そして、「好き」を貫く心を。間違っていてもいいんだ。正解なんてないんだ。集う鳥が、寄せ合って寒さを抑え
2023年1月29日 20:21
多くの時間をここで過ごして。多くの想い出をここに感じて。音、脳内地図、苦いらしさ。全部、全部覚えてる。想い出は宝石のように輝いて。縫い合わせた傷痕。助け合って、笑いあった記憶。色んな人にあったけれど。運命は何処に転がっていくやら。遊んでてビー玉がどっかに消えて。大切は確かに失った。セーブポイントは移っていく。変わんないものなんてないよ。
2023年1月28日 07:36
心の中のぐちゃぐちゃ混沌。思考の中、静謐に。浸ってはまた、落ち着き払って。一日が終わり、意識を落とす。その先で夢を見る。求めるものは、あったりなかったりで。暗闇の先を行けば、そこには明晰の端末が眠っている。その端末は、全てを知っている。全てを見透かしている鏡だ。文字列と映像が地図を示す。今いる空間を把握する。感情を見透かす鏡。反射した感情
2023年1月26日 22:40
幻覚の中、私は動けない。遠くを見つめるごとに視界が霞む。思考が奪われ、体に空気が滲んでいく。とおくで。アイスみたいな香りがした。冷たくてあまいそんなかんじ。焼き菓子みたいな香りがした。あたたかくてふわふわそんなかんじ。掻き鳴らす自分。理想の中の自分は綺麗で。腕になんか傷はない。心になんか傷はない。絆創膏になんか頼らなくても。包帯な
2023年1月23日 22:20
旅の始まりはいつも。好奇心か何かを求めて。ひたすらに歩いている。浸る空は綺麗で。逸る心は命の灯火。幸せを目指す。最期を目指す。鮮やかに笑うために心を捧げよう。赴くまま多くを失い、多くの人を傷つけた。その分だけ、幸せに生きることを誓った。切り取った写真の飛行機雲。雲に隠れた最果ては、きっと見ることはないだろう。ガラクタをデタラメに積
2023年1月21日 22:41
言葉がまとまらない。仕方ないことでも心は痛む。息をついてはフラストレーション。思い通りにはいかないんだ。楽しいだけは、一人だけ。 ハイリスクな人間関係。ハイリターンな人間関係。誰かと関わることはつまり、痛みを覚悟する行為だ。それを何故か強制されることにひたすら戸惑う中で。状況は目まぐるしく変化する。見知らぬうちに隣人は弱っていく。
2023年1月18日 22:44
きっと。人間なんてこんなもんで。きっと。自分なんてこんなんで。思い込みと事実が混ざる。心が光彩を放つ。見惑う光は自分か他人か。他人と自分は案外似ている。個人差ってものはあるが、苦しみがある。嬉しさがある。悲しみも楽しさもある。もっとなんかある。感情がないのはきっと寂しい。残るものは何もない気がするんだ。覗く人の一面。大
2023年1月14日 21:52
目の奥が焼けるように。痛みの雫が溢れるように。苦しさを抱き抱え愛してたいつの日かを覗く。今も昔もきっと苦しい。今は笑えてる昔は笑えなかった昔は笑えてた今は笑えなくなった過去を生きる未来を生きる終わりのない文章にピリオドを。人生が本となる。厚みと苦しさと幸せと鮮やかさを詰める。(……他人には、どう見える?)揺らぐ心。タナトスが微
2023年1月11日 22:25
鮮やかに感じた思考。犯した罪の数々。悪いと思うが、思うまいが。結論は変わらない。間違っていたと思っても、間違ってないと信じても。生きるしかなくて生きる。生きたいから生きる。「罪人だって、生きてていいだろうが。」悔いを改めて前を向くなら。犯した罪の分、言い訳でも他人を助けようとするなら。きっと間違っていても誰かに感謝される日が来る。自分か他人か
2023年1月8日 01:56
虹色の欠片バラバラな想いを拾い集めて。砕けた光が自身の心臓を作る。夜に目が覚めて不意に考えている感情は。爽やかな涼しさとか夜空に見えた欠片だとかで。それを見るたびに心が踊る。小さなセカイ離れて見る街で息をして。水面に揺れる海の心臓の鼓動。失ったものを取り戻すように読みかけの本のページをめくる。栞の先の言葉。「虹色の海」「コロンブス
2023年1月5日 00:25
着飾った心の痛み。精神崩壊に追い詰められた誰かにとっては、どう足掻いても僕は滑稽だ。目の前の他人を傷付ける魔法。呟いた言葉のナイフで知らない人を刺して蔑む。周りの人への態度。自分と相手の違いなんて分からない。他の人がダメで、僕が許されるだけの意味が分からない。「……飽きるまで、僕を刺せよ。」心の深く、ひび割れた傷に痛みが走る。他人の目の前を遮った
2023年1月2日 01:23
終わりはいつも突然に。 1日、また1日。僕らは古くなる。後ろめたさは加速する。悩み、悩んで。本当に信じれるのは自分だけなのに自分一人だけはちっぽけだ。だから、疑いながらでも僕らは他人を信じなければいけない。仲良くなって、幸せを噛み締めるたびに。終わりが来るのが、やっぱり苦しくて。(……こんな日常が、続けばいいのに。)言葉が出ない。木簡に描かれ