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TVアニメ『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』のヤクザ的抗争を各話170字程度でまとめてみた(1~8話)

スマホゲーを遊んでいなかったので、TVアニメ『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』という作品に初めて触れることとなった。辛うじて前作TVアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』は視聴済みで、どうやらそこと地続きの関係にあるらしい。

それならなんとか理解できるだろうと高をくくっていたら、なんのなんのの大誤算。登場人物が多く内容もややこしいため、大雑把にまとめることにした。現在3つの大勢力があって、それぞれのシマ同士の利害が衝突しあっているので、これをヤクザの抗争みたいな感じに例えてみることにしよう。

※アニメを見た情報で構成したので端折ったり、間違ってたりは多々あると思うし、以下ネタバレになるかもしれないのでご注意を。

↓ 3大勢力紹介

第1勢力:見滝原ヤクザ

『魔法少女まどか☆マギカ』でお馴染みの巴マミ率いる "見滝原ヤクザ" である。しかし、初っ端から組をまとめるはずの組長の様子がおかしい。舎弟を守るために致し方なかったのであろうか、第3勢力 "マギウスの翼" の本拠地キレーションランド城内にある仏壇遊具のご本尊と化していた。どうやら、ハジキでお遊戯するタイプのアトラクションのようだ。

取り残される形となった弓兵・鹿目まどか、剣客・美樹さやか、人間航時機・暁美ほむららが巴組長への心配を募らせる一方、チンピラ輜重兵・佐倉杏子はマギウスの翼に先遣隊として潜入し、シノギ(グリーフシード)の現地調達を行っていた。

第2勢力:主人公いろは属する神浜大ヤクザ

本作の主人公である環いろはは妹・環ういを探しにノコノコと神浜へやって来たのが運の尽きであった。不幸にも、神浜をシマとしているヤクザに弩兵兼鉄砲玉としてスカウト(拉致)されてしまう。こちらは第2勢力、七海やちよ(ヤクザっちょ)率いるチームみかづき荘改め "神浜大ヤクザ" である。

そんな折、所属組員である由比鶴乃・深月フェリシア・二葉さなのバカタレ三銃士は、あろうことかケジメもつけずにマギウスの翼にうつつを抜かし、そのまま帰らぬ人となってしまう。可愛い舎弟を奪われて怒りが収まらないヤクザっちょは、早速マギウスの翼へお礼参り(カチコミ)に単騎で向かう。これを発端として、本物語の抗争は激化、泥沼化の一途を辿っていく。

第3勢力:新興カルト教団 "マギウスの翼"

尊師・里見灯花は「魔法少女の魔女化は防ぐことができる」などと妄言に近い教えを説いてまわる。そんな嘘か真か分からない甘言を疑う思考力も余裕も持ちあわせていないモブ魔法少女たちを続々と取り込み、勢力を急拡大させているのが新興カルト教団 "マギウスの翼" だ。

尊師・里見灯花を筆頭に野生の小説家・柊ねむ、ピーヒョロ奏者・天音姉妹、天才変態芸術家・Alina Gray など多彩な芸人が数多くの団員の上に君臨している。ところが、訳ありの末端構成員・黒江は信心が全く足らず、後に環弩兵の可愛がりに限界化して金魚の糞兼腰巾着になってしまう。

↓ 以下、各話170字程度まとめ

第1話(10年ぶり?だね……)

お帰り『魔法少女まどか☆マギカ』。しかし、見滝原ヤクザ組長・巴マミの扱いの酷さは相も変わらず、その迫真の顔芸に舎弟の剣客・美樹さやかは言葉を失ってしまう。組長蒸発で悲嘆にくれる組員を見かねたシマ(見滝原)の魔女は自己犠牲の精神で組の空中分解を阻止し、弓兵・鹿目まどかしか見ていない人間航時機・暁美ほむらはそこに微かな希望を見出すのであった。

第2話(親方ァ、空からドッペルがァ!)

舎弟を奪われ、怒りが収まらない神浜大ヤクザ組長・七海やちよはカルト教団 "マギウスの翼" へ単騎でお礼参りに向かう。道中、訳あり末端構成員・黒江を見つけて恫喝するが、それに嫉妬して飛び出してきた腐れ縁・梓みふゆに妨害されてしまう。構わず黒江をウワサ結界まで追い込んだ時、枯れた万年桜の空に突如としてドッペル化した環弩兵が降臨するのであった。

第3話(黒江よ、誰や君は?どっちの味方や?)

環弩兵は神浜大ヤクザの御前で「目玉焼きが生きてるみたい!」などとパワーワードを炸裂させてしまう。五里"夢"中の内ゲバを素早く察知したヤクザっちょは、落とし前をつけるべく明らかなキャスティングミス・黒江をドスの利いた声で使役し、その侠気(おとこぎ)でもってヤンチャが過ぎる環弩兵ドッペルに神浜縦社会のヤキを入れたのであった。

第4話(圧倒的Matrixの世界観!)

環弩兵の可愛がりに限界化した金魚の糞・黒江はたまらずフェントホープの入口を開錠してしまう。誤って召喚した天音姉妹にガンを付けられている隙にスキル「ヤクザっちょの貫禄」を発動し、間一髪で魔曲ピーヒョロの回避に成功。見滝原組員が絡む予感をよそに、教団の直営シノギ養殖場を見学中、お粗相をした秋野かえでは即みたまコレクションとなってしまった。

第5話(黒江よ、主人公枠は満員だぞ?)

カルト臨界に達した鶴乃を除く元神浜舎弟2人組は杏子輜重兵と梓みふゆの話に頭を炸裂させていた。尊師・灯花が人工魔女の覚醒を待望する一方、腰巾着・黒江はスキル「ヤクザっちょの貫禄」を見よう見真似で発動し、殿を引き受けると高らかに宣言。気迫の侠気に手放しで背中を預けた環弩兵は、柊ねむを含めた教団の本丸めがけて鉄砲玉として飛んでいくのであった。

第6話(こんなのただのコマンドーよ!)

シマ(神浜)がドンパチ賑やかになる中、環弩兵はヤクザっちょの震える声に冷静さを取り戻し、単騎特攻を思い留まる。落ち合った杏子輜重兵との合作ロケットランチャー弩で城門を木っ端微塵にし、見事に神浜・見滝原ヤクザの合流を果たしたものの、そこに待ち受けていたのは仏壇アトラクションのご本尊となった巴マミの妖しげなアルカイック・スマイルであった。

第1~6話を振り返って
スマホゲーをやっていないせいなのか、情報の洪水にさらされて理解が追いつかず、見るのに体力が削られた。これからどういう風に話が転んでいくかさっぱりわからない。でも、まどマギブランドの安心感が神作を予感・期待させる。さすがにがっかりで終わるはずがない。そうに決まっている。

第7話(ももみたはすべてを解決する!

ウワサをキメた鶴乃はヤッパ、ご本尊・巴マミはハジキの危険遊具と化す。一時撤収を促してイキる出戻り・フェリシアの醜態にヤクザっちょの面目が丸潰れになる中、みふゆのガテ(手紙)は開かれた。ももこがみたまを口説き落とす神回が生中継され、一気に士気が高まった神浜・見滝原ヤクザは、カルト教団にパクられた危険遊具の回収に再度命懸けで挑むのであった。

第8話(なんだァこの畳み方は?総集編の意味は?

危険遊具【ヤッパ・鶴乃とハジキ本尊・巴マミ】はヤクザっちょ&環弩兵、剣客・美樹さやかそれぞれのコネクトによって無力化&回収される一方、腰巾着・黒江は自ら闇落ちをキメていた。全ては野生の小説家・柊ねむの筋書きなのか、選択的に入城させた鉄砲玉・環弩兵と尊師・灯花の邂逅後に時を止め、この抗争が起こった経緯<真実>を勝手に語り始めたのだった――。

マギレコトータルの感想(感動の最終回でした)

第7話でコネクト失敗したヤクザっちょの絶望感は一体何だったのよ!
何か少女☆歌劇レヴュースタァライトみたいなのが始まる!
ヤッパ・鶴乃とハジキ本尊・巴マミは余りにあっけなく無力化される!
マミさんのご本尊化は一切説明されずに終わる!
黒江は勝手に闇落ちしだす!
かと思ったら黒幕・柊ねむが鉄砲玉・環弩兵だけ城内に入るのを許す!
DIO様みたいに尊師・灯花と環弩兵の時を止める!
残り尺3分で「真実を語ろう」って、あんた何で一回総集編挟んだの!?
お次は『僕だけがいない街』ばりに一方的に ”お別れ” ときたわ!
尊師・灯花が環弩兵の記憶を失って話が噛み合わなくて訳が分からないわ!
一体何があったのか教えてちょうだい!
to be continued「ダメだ」
(  'ω'  ;  ).。oO( ダメぇ!?そんなぁ!


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