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採用のこと

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#コラム

まわるまわるよ時代はまわる バブル期氷河期繰り返し

昨日、Twitterで「内定辞退」というワードが盛り上がっていた。

6月1日解禁前にもうみんな内定辞退で盛り上がってるの!?と焦って開いてみたらちょっと別件だったようで。

日経新聞に掲載された記事が炎上してたようです。(もうリンク先には飛べなくなっていたので記事は読めず)

「内定辞退するときは直接会って、まず感謝を」これがものの見事に炎上していた(笑)

「受ける側も選ぶ側だ!何様のつもり!

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私の可愛い19卒(あのこは可愛いヘビイチゴ風に)

20卒の活動がいよいよ佳境にむけまっしぐらだ。
6/1内定出しに向け、活動真っ只中。

そんな胃が痛い時期に何よりも救いになるのが

「ぎんさーんヽ(^0^)ノ」

と、職場で顔を見かける度に手を振ってくれる19卒のみなさん(笑)

みんなの1つ後輩の争奪戦に苦しめられつつ
でも、1年後こうやって手を振ってくれる人が必ずいる…!と信じて今日も頑張ります(笑)

私の可愛い19卒。

20卒、21卒

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新入社員と採用担当の不思議な空気感

昨日のお昼休みのことだった。
いつも通り彼氏(現場社員)と一緒にお弁当を食べようと休憩室に行くと
そこには集団で盛り上がる新入社員が。

私を見つけるや否や
新入社員「ぎんさーん!一緒に食べましょうよー!」

まだ彼は来てなかったのでその輪に加わった。

聞いてくださいよー、とか、仕事覚えらんなくてマジヤバいーとか、そんな話を聞いてる間に彼氏到着。
新入社員との輪に入ってきて

彼氏「じゃあ俺も一

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プレゼンと先生は立ち方が違う話

つい最近気付いた話。

私は塾講師歴5年で、生徒を前に話をするときはだいたいこんな感じでした。

冷や汗は関係ないです(笑)

立ち方の話です。

黒板に沿って立つ向きと生徒側との向き90度の角度を、45度の斜めの角度で板書しながら、生徒の方にも目を配り

板書が終わったら生徒の真正面を向いて話す。もちろん授業中は立ちっぱなし。これが身に染み込んでいたようで…

時は流れ、塾講師を辞めて7年を経て

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入社してくる人のキャラは、採用担当のキャラ次第

ついに。ついに。まもなく4/1がやってくる。
一年半前からインターンで接し、内定を取ったそれはそれは思い入れのあるメンツがついに社員となる。

しかし、今年の社員は現時点で既に
「創設以来初の濃さ」と評判だ。

はーい。私が原因でーす。(笑)去年の採用活動は、広報部分がある程度終わり、面接の段階ぐらいから関わり始めた。

ゆえに、入り口は私ではない(そのあとはめっちゃ関わったけど)

今年は、大学

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発達の凸凹に思うこと

私は精神障害(気分変調症)だけれど、発達障害はない(ことになっている)。

しかし、障害者採用と言う仕事を始めて8年目。ここ2~3年、「発達障害です」と言う方に会う機会がメキメキ増えた。

私は専門家ではないのでこの認識が正解かは分からないが、肌感覚で

発達障害=発達の程度に凸凹がある障害と言う印象を持っている。

例えば、私ではとても入学できないような難関大学に入学する「受験突破能力」は持ちつ

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サイレント辞退

欅坂の歌のタイトルとは少し違う
学生の売り手市場が顕著になり、「普通」になってしまった現象だ。

私は2013卒採用からガッツリ採用を担当するようになった。
2013卒の大卒有効求人倍率は1.27、そこから上昇の一途を辿り、今(2019卒)は1.88だ。

こうなると学生の態度も顕著に変わってくる。

かつては、電車の遅延などで面接に遅刻するだけでも電話でお詫びの連絡が入った。

最近はサイレント

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いつか雇用率制度を無くせるかも、と希望を持てた話

昨日、画力が無いのは承知で始めて絵日記をUPした。

元芸人&元塾講師が役立った話

ハッキリ言って、健常者向けの就活イベントに特例子会社が出展するなんて、予算の無駄遣いなのでは…と乗り気では無かったのですが

いざ行ってみると色々発見がありました。

①健常学生の反応は2通りにクッキリ分かれる私「うちは障害者がメインに働いている会社でね」

と説明のヒトコトめを言った瞬間、苦笑して去っていく学生

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お金はいいから同情しないで

タイトルの元ネタが分かる方は一定の年齢を重ねた方ですね(笑)

おはようございます。ぎんです。

ここ何日か、障害者手帳取得のメリットや障害者の働き方についてつらつら書いてきました。

どれも、大学の就職課でお話をして感じたことを書いたのですが、

先日、明らかに「いや、それはやめて!」と思ったことがありました。

いつもの話の流れで

就職課担当「最近は親が手帳取得を認めなくて…」

と言う話題

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クローズ/オープン/特例 3パターンそれぞれのメリット・デメリット

昨日、「親が障害者手帳取得を認めないお話」を書きました。

そこで「手帳取得は選択肢を広げる」と書きましたが、その詳細を今日はお話します。

(精神・発達障害で手帳申請を検討してる学生から働き方について凄いよく聞かれる且つ「本当に役立った!」と言われることが多いので、誰かの役に立てば、と思い、まとめて記事にすることにしました。)

障害者手帳を取得して「就労」するには、ザッと3つのパターンがありま

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障害を「親が認めない」お話と、精神障害者からのお願い

最近2020卒の営業と情報交換のため、大学の就職課を訪問しまくっている。

そこで、「どこに行っても必ず聞く話」があるので今日はご紹介しようと思います。

まず。ここ2・3年のトレンドを紹介します。

【一昨年】・障害学生の就活早期化

・軽度身体障害の学生はすぐ決まる

・重度身体、精神が課題

【昨年】・更なる就活早期化

・軽度身体は1度イベントに行けばオファー殺到

・重度身体も普通に活動

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制度って一番変えやすい物のはずなのに

今日の私は怒っている。

おはようございます。ぎんです。

昨年夏。マネージャーと役員を前に怒り狂ってる私がいた。

「時短勤務で活躍できる人なら、時短制度を作れば良いじゃないですか!(怒)」私としては「良い人材、活躍できる人材であれば可能な限りの制度や設備は用意する」のが障害者雇用の基本だと思っている。

逆に言えば、設備や制度に合わないことだけが理由で「不採用」にするなんて、あってはならないこ

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【発達・精神】障害者手帳のメリットはこんなにある!

「発達・精神障害の学生が、手帳を取るのをためらう」

「本人は取りたいのに親御さんの反対で取れない」

就職課の方にお会いする機会があると、こういう相談を受けることが最近本当に多い。

はぁ~もったいない!( >_<)

そこで今日は

障害者手帳のメリットを山盛りご紹介します!大学在学中に鬱を発病、親の反対で障害者手帳を取らずに非正規雇用で働き続け、

やっぱり無理!と、発病から10年後に手帳を

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可視化はいいこと?

可視化。この言葉を聞いてマイナスイメージを持つ人は少ないだろう。

数字の羅列がグラフになれば分かりやすく

なんとなくの肌感覚だったものがデータになれば分析もしやすい。

しかし

「可視化」することで危機に立たされている人がいることをご存知でしょうか。おはようございます。ぎんです。

日本唯一の視覚障害者・聴覚障害者の国立大学「筑波技術大学」。

こちらの視覚障害学生が通う学部を訪問したのは昨

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