福山貴義 @株デビューコンサルタント|『ビビリ投資家が考えた、買ったら永遠に売らない株投資法』著者

株デビューコンサルタント。投資家。1979年神戸生まれ。 日本株専門の投資家として活…

福山貴義 @株デビューコンサルタント|『ビビリ投資家が考えた、買ったら永遠に売らない株投資法』著者

株デビューコンサルタント。投資家。1979年神戸生まれ。 日本株専門の投資家として活動しながら、一人でも多くの方に株式投資の魅力やメリット、楽しさをお伝えし、株デビューを果たしていただくことを目的にコンサルタントとしても活躍。初の著書が10月25日に発売。

記事一覧

勝利か、それとも成長か。

梅原大吾さんのご著書「1日ひとつだけ、強くなる。ー世界一プロゲーマーの勝ち続ける64の流儀(KADOKAWA・2015)」のなかに、このような記述があります。 『対象が…

私たちは、過信しやすくできている

人間は、とにかく自分の力を過信しやすい生き物であるといわれます。 そして、株式投資においては、過信というのは非常にやっかいな敵となります。 とくに、今日のような…

株は人生の縮図

人生、生きていると、何があるか分からない。 これは良い意味でも悪い意味でも、そうだと思います。 予想外の喜びが訪れ、狂喜乱舞したくなるようなことがあるかもしれな…

フルパワーフェーズ終了

明日で拙著の発売からちょうど一か月! 発売してから今日まで、無我夢中で駆けてきました。 ありがたいご感想などもいただき、とても充実した一か月でした。 フルパワー…

予想通りに不合理な私たち

人間という生き物は、感情的な生き物です。 合理的な選択肢を必ずしも選ぶとは限らない。 感情が私たちの決断に影響を与えるからですね。 論理的思考によって導き出され…

お金との向き合いかた

お金というものは、良くも悪くも人の心をざわつかせるものです。 「人生へのチャレンジとは、逃げ出したり溺れたりせずにお金の問題と向き合うことである」 随分前に読ん…

株がきらいなひとたち

普段本を読まない人たちに、本を手に取ってもらう。 これはなかなか大変なことのように思います。 同じように、 株には興味がないという人たちに株に関する本を手に取っ…

消えたレビューの怪

アマゾンの拙著ページを開くときは、いつも「レビュー増えてないかな~」という淡い期待を抱いてしまうのですが、今見たらなんと、増えるどころかひとつ減ってました💦 い…

貯金が苦手なんだよなぁ

株式投資を行うには、まず元手となるお金が必要です。 株に興味はあるけれど貯金が苦手だという人は、この事実が最初のハードルとなってしまうかもしれません。 しかし、…

CUBE

ずいぶん昔の映画ですが、「CUBE」という映画があります。 謎の立方体の中で目覚めた男女が、そこから脱出しようとするなかで繰り広げる協力と裏切りの物語です。 ホラー…

日本株にビッグウェーブがやって来る!

今日、書店さんへご挨拶に伺ったとき、担当の方が休憩から戻られるまで10分ほどお待ちすることになったのですが、その際にふと手に取ってパラパラと読んでみたのが渡部清…

音速の貴公子と、雨の…

日経新聞の「私の履歴書」を毎日楽しみに読まれている方は多いことと思います。 今月は元F1レーサーの中嶋悟さんが取り上げられていますね。 私は小学生のころにF1ブーム…

希望の船出

投資家とは、経験を重ねるにつれてより思慮深くなっていくものだと思います。 そういった意味においては、ここ2,3年で株投資を始められた方は非常にラッキーだったと言…

米国株と日本株

書店回りをしていると、自著が置かれることの多い株式投資・資産運用のコーナーに自然と詳しくなっていきます。 そこで感じるのは、米国株人気の高まりですね。 ツイッタ…

青いアンダーライン

久しぶりにゆっくりする時間ができたので、昔買った大好きな本* を読み返していました。 「ふむふむ」 「そうそう、そうだったわ」 「やっぱり面白いなー」 なんて思い…

プロフェッショナルのお言葉

先日、某大型書店にてご担当者様にご挨拶させて頂いたところ、ありがたいことに、書店員さんならではの知見と現場経験に基づいたいろいろなアドバイスを頂戴することができ…

勝利か、それとも成長か。

勝利か、それとも成長か。

梅原大吾さんのご著書「1日ひとつだけ、強くなる。ー世界一プロゲーマーの勝ち続ける64の流儀(KADOKAWA・2015)」のなかに、このような記述があります。

『対象が自分にとってその場だけのことでないのであれば、やはり成長することを頭のどこかに意識して事を進めたほうがよい』

この記述があるのは113ページで、まさに今、この箇所を読んだところです。

この箇所を読み、全身にガツーンと衝撃を受け

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私たちは、過信しやすくできている

私たちは、過信しやすくできている

人間は、とにかく自分の力を過信しやすい生き物であるといわれます。

そして、株式投資においては、過信というのは非常にやっかいな敵となります。

とくに、今日のような、社会が大きく変わろうとしている(AI、EX、DX、ESG、SDGs、ダイバーシティ、米中新冷戦下の国際情勢、その他)激動の時代には、このことを肝に銘じておく必要があります。

このような激動の時代に株式投資を行っていくうえでまず大切な

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株は人生の縮図

株は人生の縮図

人生、生きていると、何があるか分からない。

これは良い意味でも悪い意味でも、そうだと思います。

予想外の喜びが訪れ、狂喜乱舞したくなるようなことがあるかもしれない。

反対に、なにかおそろしく強大な逆境に直面し、生きる気力さえも失いそうになるようなことがあるかもしれない。

「まさかそんなことは起こらないだろう」

これは、人生における禁句だと私は思っています。

人類の歴史を紐解いてみれば、

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フルパワーフェーズ終了

フルパワーフェーズ終了

明日で拙著の発売からちょうど一か月!

発売してから今日まで、無我夢中で駆けてきました。

ありがたいご感想などもいただき、とても充実した一か月でした。

フルパワーで駆けずり回るフェーズは一旦終了とし、明日からはより落ち着いた形での発信を行っていければと思っています。

まだまだたくさんの人に拙著をお届けしていきたいと思っていますので、これからも応援してくださるとうれしいです。

個人投資家層の

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予想通りに不合理な私たち

予想通りに不合理な私たち

人間という生き物は、感情的な生き物です。

合理的な選択肢を必ずしも選ぶとは限らない。

感情が私たちの決断に影響を与えるからですね。

論理的思考によって導き出された、最も合理的かつ最善の選択肢であっても、感情がそれと相いれない場合は拒絶してしまう。

そのような経験は誰もがお持ちのことと思います。

これは必ずしも悪とは限りません。

たとえば、この感情こそが私たちの人生を彩る様々な人間ドラマ

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お金との向き合いかた

お金との向き合いかた

お金というものは、良くも悪くも人の心をざわつかせるものです。

「人生へのチャレンジとは、逃げ出したり溺れたりせずにお金の問題と向き合うことである」

随分前に読んだ本の中にこんな言葉があり、とても腑に落ちたことを覚えています。

お金があるからといって偉ぶることなく、お金がないからといって卑下することもなく、私たち一人一人が冷静にお金と向き合うことができれば素晴らしいと思います。

愛とお金どち

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株がきらいなひとたち

株がきらいなひとたち

普段本を読まない人たちに、本を手に取ってもらう。

これはなかなか大変なことのように思います。

同じように、

株には興味がないという人たちに株に関する本を手に取ってもらうというのは、相当に難しいことであると思われます。

特に拙著は、株に対するマイナスのイメージを払拭することに力点を置いて書かれていますから、もっとも読んでほしい人たち(ターゲット)は当然、株に対してネガティブな印象を持つ人たち

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消えたレビューの怪

消えたレビューの怪

アマゾンの拙著ページを開くときは、いつも「レビュー増えてないかな~」という淡い期待を抱いてしまうのですが、今見たらなんと、増えるどころかひとつ減ってました💦

いったいなぜ !?

ありがたいレビューを頂いたと思って喜んでたのですが…

自分が本を出してみて、レビューを頂くというのはそう簡単なことではないのだなと実感するとともに、多くのレビューが集まっている本というのはやはりすごいなと、以前にも

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貯金が苦手なんだよなぁ

貯金が苦手なんだよなぁ

株式投資を行うには、まず元手となるお金が必要です。

株に興味はあるけれど貯金が苦手だという人は、この事実が最初のハードルとなってしまうかもしれません。

しかし、何とかお金を貯めて、株式投資のはじめの一歩を踏み出してしまえば、そのあとはお金を貯めるのがどんどん楽になっていきます。

私の些細な経験から言えることですが、株に投資することによってお金が増える様子を目の当たりにすれば、考え方がガラリと

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CUBE

ずいぶん昔の映画ですが、「CUBE」という映画があります。

謎の立方体の中で目覚めた男女が、そこから脱出しようとするなかで繰り広げる協力と裏切りの物語です。

ホラー的な要素もあるサスペンス、といったところでしょうか。

私はこの映画のシナリオが示唆するものがとても哲学的で深いと感じ、初めて観たときからとても印象に残っています。

*以下ネタバレ注意

出口を求めてキューブの中を動き回る一同です

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日本株にビッグウェーブがやって来る!

今日、書店さんへご挨拶に伺ったとき、担当の方が休憩から戻られるまで10分ほどお待ちすることになったのですが、その際にふと手に取ってパラパラと読んでみたのが渡部清二さんとエミン・ユルマズさんの共著「ウィズコロナ 日本株にビッグウェーブがやって来る!」という本。

私はもともとエミンさんのファンであり、彼が日本株に対して強気なのは十二分に存じ上げていたつもりでしたが、この本を読んでみてビックリしました

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音速の貴公子と、雨の…

音速の貴公子と、雨の…

日経新聞の「私の履歴書」を毎日楽しみに読まれている方は多いことと思います。

今月は元F1レーサーの中嶋悟さんが取り上げられていますね。

私は小学生のころにF1ブームを体験した世代です。

当時同級生の誰もが読んでいた小学生のバイブル「週刊少年ジャンプ」でも、よくF1特集が載っていました。

アイルトン・セナやアラン・プロスト、ナイジェル・マンセルといった人たちは今でも胸が熱くなる永遠のヒーロー

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希望の船出

希望の船出

投資家とは、経験を重ねるにつれてより思慮深くなっていくものだと思います。

そういった意味においては、ここ2,3年で株投資を始められた方は非常にラッキーだったと言えるかもしれません。

なぜならば、コロナショックという数十年に一度の大暴落を早いうちに経験することができたからです。

とはいえ、ラッキーなどと表現するのは不謹慎であるといえるほどの暴落であったことは確かなので、もう株投資はコリゴリだ、

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米国株と日本株

米国株と日本株

書店回りをしていると、自著が置かれることの多い株式投資・資産運用のコーナーに自然と詳しくなっていきます。

そこで感じるのは、米国株人気の高まりですね。

ツイッターを通して米国株が人気なのは知っていましたが、リアルの書店でも米国株関係の書籍は数多く並べられています。

実際に足元の米国は強いですし、資産運用という観点からすると、強い市場、儲かる市場に資金を置くのは当然のことといえます。

アップ

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青いアンダーライン

青いアンダーライン

久しぶりにゆっくりする時間ができたので、昔買った大好きな本* を読み返していました。

「ふむふむ」

「そうそう、そうだったわ」

「やっぱり面白いなー」

なんて思いながら楽しく読んでいると、青いラインマーカーで線が引かれている箇所を見つけました。

もちろん、過去の自分が引いたものであることは間違いないのですが、そんなことはすっかり忘れていたので、

「ほう、こんなところに線を?」

と新鮮

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プロフェッショナルのお言葉

プロフェッショナルのお言葉

先日、某大型書店にてご担当者様にご挨拶させて頂いたところ、ありがたいことに、書店員さんならではの知見と現場経験に基づいたいろいろなアドバイスを頂戴することができました。

書店員さんはとてもお忙しいので、訪問させて頂く際は極力お時間を取らせないようにするというのが私のモットーとなっているのですが、この日は先方がとてもプロフェッショナルで情熱的な方で、大変ありがたいことに株本を取り巻く状況等について

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