#エッセイ
美味しかったおかずの、塩ひとつまみ分のしあわせ。
ギリギリに家を出て、改札をくぐるのに手こずって、そんな日に限って階段降りる調子も不調で目の前で電車のドアが閉まったりする。
アー、つくづくツイてない。
ツイてない日ってとことんツイてない。
でもそんなマイナスしかない日があるもんか!とここで開き直る。周りを見渡すことさえ忘れなければひとつはいいことあったりする。
電車で一緒になった赤ちゃん。泣いている、おなか空いたんかな、顔であやす、泣き止
[再掲]大学生活で一番大切にすべきこと。
2015年に書いた古いブログから転載。改めて読んでも、そう思えるな。
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北海道を離れたのは、もうだいぶ前のことだ。
桜も咲ききらない3月の中頃、地元である北海道を離れ京都へ。
18歳の若者に13年後のいまを想像することなど1mmもできない。
初めての一人暮らし。大学生活。今までとは違う自分の人生の始まりの合図のようだった。
高校生だった僕の想像をはるかに超えて、
大学生活4年間は、自由
1000円で限りなくご機嫌になる
1000円というお金の、可能性を考えるのが好きだ。たいした額ではないかもしれないけれど、考えようによってはたいした額にもなる。軽いランチだったら人にごちそうできる。ちょっとした美味しいお菓子が、ちょっとだけ買える。単行本は無理でも文庫本は変える。映画の日だったら映画が観れる。普通のスーパーならちょっと良い果物も買えそうし、千疋屋のショートケーキを買ったらお釣りがくる。
この前新宿に久しぶりに行っ
10年間海を漂ったボトルメールのようなデザインの話
昨年の夏、嬉しい再会を果たした。
話は今から11年前に遡る。
2007年8月。
当時20歳だった僕は、大学3年の夏休みを利用して1ヵ月間インドを旅した。
暗闇と、危うい空気を孕むオレンジ色のライトが溶け合う夜明け前。
到着したインディラ・ガンディー国際空港で一緒に降り立った日本人乗客のうちの1人に彼女はいた。
互いに学生だとひと目見理解した僕たちは他の学生数人と一緒に到着ロビーで夜明けを
ひとつの物事は、着させた服で白にも黒にもなる
同じ内容であっても、伝え方次第で全然本意ではない伝わり方になってしまうことって、あるよね。
言いたいことは同じなのに、表現のしかたひとつで、ポジティブにもネガティブにもとらえられてしまう。「この人、ネガティブにとらえられてしまうような伝え方ばかりをしているなあ」と感じるとき、わたしは「もったいないなあ」と思っている。
「あの人はああいう風に言うけれど、本当はとてもいい人なんだよ」というセリフが