マガジンのカバー画像

何度も読み返したい素敵な文章の数々・・・!!!

81
運営しているクリエイター

2018年1月の記事一覧

エネルギーがない人が新しいことをはじめる時のコツみたいなやつ

昨日書いたブログが思ったよりもよく読まれました。ありがとうございます。

簡単にいうと「今がこれからの人生で一番若いんだから、今から何か行動するとよくなる可能性ってまだまだあるよ」的な感じです。

で、いろいろな反応を見させていただいたんですが、出てきた話として、「人生詰んだと思っちゃう人は、新しいことをするエネルギーが足りていないため、何も始められないのでは?」という指摘です。

これはその通り

もっとみる
どんなふうに、大切な人とやりとりしている?──君のいまがより良くなるように。

どんなふうに、大切な人とやりとりしている?──君のいまがより良くなるように。

11:20 [PM]
「拓郎くんと全然コミュニケーションとれてないね」

突然の彼女からの連絡に、共感した。

チャットツールを使ったコミュニケーションはこれまでと変わらないくらいしているにもかかわらず、どうして不足感があるのだろう…。

正直に言うと、今のままでもこの関係に変化はないと思うが、「別居婚」をはじめてお互いが物理的に離れたことで、むしろ彼女のさらなるおもしろい一面を見られたら……と

もっとみる
どこかで、きっと関係は生まれている

どこかで、きっと関係は生まれている

1995年4月。

わたしは大阪に引っ越してきた。無職だった父の再就職先が大阪だったから、愛知県から引っ越すことになったのだ。

その数ヶ月前、1995年1月17日。阪神淡路大震災があった。

愛知県に住んでいたわたしは、ふだんと同じように眠っていた。朝起きてニュースを見てはじめて、「こうべ」というところで大きな地震があったのだということを知った。高速道路がなぎ倒された映像を憶えている。

ただ、

もっとみる
安定しない書き文字と、ホルモンバランス

安定しない書き文字と、ホルモンバランス

女性の心とからだというのは、本当にうつろいやすい。

気圧の高い低いとか
季節がスライドしていくその隙間とか
生理が近づいているかその最中か

などなどのいろいろで感情もゆさぶられるから

「世界よ、いますぐ爆発しろ」と身の回りの全てを破壊したくなる衝動にかられたり
「世界よ、優しさをありがとう」と感謝のあまり天を仰ぎたくなったり、とかく忙しい。

外的要因やからだの変化によって、気分のアップダウ

もっとみる
可処分時間を、いかに「まとめて」とるかの時代へ

可処分時間を、いかに「まとめて」とるかの時代へ

現代は、可処分時間の奪い合いだといわれます。

スマホにはSNS、ゲーム、ニュース、ショッピングとあらゆる機能をもつアプリが入り、それぞれが消費者の細切れの時間を奪い合っています。

これからもこの傾向は続いていくと思いますが、競争が激化しすぎた結果、これ以上広告を投下しても費用対効果が見合わないという分岐点がもうすぐそこまできているように思います。

最近話題の動画も、面白くなければ10秒ほどで

もっとみる
必要なのは、ガマンじゃなくて想像力。

必要なのは、ガマンじゃなくて想像力。

先日、ほったらかし温泉で富士山を眺めながら温泉に入っていたら(最高)、職場の同僚らしき二人組の女子(推定20代後半)がおしゃべりをしていた。要約すると「結局仕事は、楽だけど薄給か、つらくて高給かのどちらかでつらい。せめてやりがいのある仕事をしたい」という話だった。

わかる、わかるよ。わたしもそう思ってた!と思いつつ、そういえばその考えからどうやって抜け出したんだろうと思い返してみた。

わたしは

もっとみる
駅のホームで一歩下がる感覚

駅のホームで一歩下がる感覚

むかしからの癖というか、習慣というか、とにかく何て呼べばいいのかはわからないけれど、どうしてもしてしまう行動がある。

それは、駅のホームに電車が入ってきたとき、一歩下がること。

それを始めたのは確か中学生の頃。

野沢尚という作家が好きだった。

野沢尚は、享年44歳で自殺をした。才能を惜しまれながらの、突然の死だったという。

遺作である「ひたひたと」の巻末に、告別式での北方謙三の弔辞が載っ

もっとみる
「才能」の定義

「才能」の定義

先日、とあるコピーライターさんとお話しする機会があった。その話の中で、「ある若手の面倒を何年かみているが、どう考えてもコピーライターの才能がない。でも本人に自覚がなく、どうしたものか考えあぐねている」という話を聞いた。

最初こそ「才能がないのではなくまだ未熟なだけなのでは?」「1人の師匠がダメ出ししたからといってその人に才能がないとも限らないのでは?」と思ったのだが、いくつかの「ダメだと思った」

もっとみる

メーカー型思考とコンシェルジュ型思考が決定的に違うところ

新卒で百貨店に入ろうと思ったとき、そのきっかけは「たくさんのブランドが扱えること」でした。

大学時代にGODIVAでアルバイトをしていたのですが、立場上どうしても自社ブランドの中からしかお客様へご提案ができないフラストレーションが大きく、「百貨店にいけば全部扱えるやん!」という短絡的な発想が、百貨店に興味をもったきっかけだったのです。

GODIVAは昔から大好きで、学生アルバイトは雇用していな

もっとみる
イメージを編む

イメージを編む

ミケランジェロの、彫刻にまつわる面白い話がある。

誰かがミケランジェロに尋ねた。
どうして、このように素晴らしいダビデ像を彫ることができたのですか?
するとミケランジェロはこう答えた。

大理石の中には天使が見える、そして彼を自由にさせてあげるまで彫るのだ。

この話は、尋ねる人もシチュエーションも様々なパターンがあり、答え方も少しずつ違って興味深い。尋ねたのが王だったり、弟子だったり、大理石の

もっとみる
見えすぎないくらいがいいのかも

見えすぎないくらいがいいのかも

先週、眼科に行った。ひどい眼精疲労がずっと続くので、眼精疲労外来へ。

サクッと終わるだろうと思っていたけれど、裸眼でもメガネでもあれこれ検査を重ね、数時間かかってしまいヘトヘトになった。その上、肝心の原因が「メガネの過矯正」だったのだ。

お医者さんは「そのメガネは”見えればいい”という値の5〜6段階くらい強く矯正されてるから、しばらく使わないでね」と言っていた。そして、目の緊張をほぐす目薬が処

もっとみる
ノイズを除いた先にあるもの

ノイズを除いた先にあるもの

実家から自宅に帰ってきました。帰宅早々、疲れなのか何なのか、貧血時の立ちくらみのような症状に襲われて、ぼんやりと横になって一日を過ごしました。

車中睡眠だったので、睡眠不足解消のために幾度かうつらうつら眠りにもつきつつ。

夢と現実との狭間を行ったり来たりしているような感覚が、どこか非現実的で心地よい。さっきまで頭の片隅にあった思考が、自分のものなのか、はたまた夢で感じたものなのかわからなくなる

もっとみる

STEAM教育は抽象的すぎると思う

STEAM教育

STEAM教育(スティームきょういく)とは、 Science(科学)、 Technology(技術)、 Engineering(工学)、Mathematics(数学)を統合的に学習する「STEM教育(ステムきょういく)」に、 Art(芸術)を加えて提唱された教育手法である。

昨今話題です。STEMだけだったのですが、Aのアートも必要ということで、アートが足されてます。他にもあ

もっとみる

今会えてる人には会えてるうちに沢山話さなきゃ

(このタイトルは、平山さんのツイートを引用しました)

昨日の夕方17時から、祐天寺にあるもつ焼き屋さん「ばん」で待ち合わせ。きっかけは、山脇くんが誘ってくれたWIRED合宿だった。

合宿の帰りに一緒に帰った人たちと「来月飲みに行こうよ」と誘って、それが昨日実現した。

普段、飲みに行っても割とすぐに帰るタイプだけど、この飲み会は楽しくて楽しくて、いつの間にか3件はしごしてた。全員会ったのが2回

もっとみる