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こころの栄養達

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心やこころを揺さぶってくれた、素敵な言葉の宝箱。 いつも素敵な言葉を紡いでくださってありがとうございます。
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2024年3月の記事一覧

死にたかった小学生時代。
中学、高校時代、なんでこいつらのために死ななきゃいけない!段々とあいつらが阿呆に見えてきて負けるもんか!と意地張りの性格が現れた。凄いという言葉を聞いた時、ざまぁって思った。死んでたら存在すらも忘れられてだろうからね

「水平線」

「水平線」

海の光上
先頭切って走りゆく白い帆

立ち昇った水蒸気
あなたの面影

空を分ける飛行機雲
貴方への道

両足で立った水平線。
線の向こうを光が跨いだ。

【詩】産みの苦しみ

【詩】産みの苦しみ

産みの苦しみ

いつもいつも私は苦しむ
苦しむことなく産むことはできない
何度となく描いて消去して
何時間もそれに費やす

それは苦しむことで産まれてくるが、産まれた時の喜びは大きい

何度も何度も読み返す
何度も何度も消去する

そうして産まれたそれは

我が子と等しくかわいい
我が子と等しく素敵で
我が子と等しくいとおしい

作品たちに命があるとするならば
私を全力で支えることだろう
私を全力

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「翳」

「翳」

葉の隙間から溢れた光は、他のどんな光よりも眩しいらしい。

エルフくんが秘密基地に来た!

エルフくんが秘密基地に来た!

~皆様、伝えたいのに相手に上手く伝わらないって経験はありませんか?~

言葉って難しいですよね。

伝えたいことがあっても
思っていることと
真逆に伝わってしまう
なんてこともあります。

でも時には
相手の心と自分の心が繋がり
言葉なんかいらない
なんてこともありますよね。

そんな言葉ではなく
心と心が繋がりあった経験を
小学生の頃にしましたので
どうか皆様聞いていただけないでしょうか?

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【短編】ラグジュアリーホテル

【短編】ラグジュアリーホテル

投げ捨てたい。なにもかも。ラグジュアリーホテルの窓からあれもそれも、果てしなく、確実に、抜かりなく、ひとつ残らず投げ捨てたい。傷ついて哀しいわけではない。いらだちが抑えられないわけでもない。ただあらゆるものを投げ捨てて、宙を舞う姿に自分を重ねたい。そう、私は解放されたかった。

パパの服を適当に投げ捨てる。自分の服も程よく投げ捨てる。ルームフレグランスを投げ捨てて、リファのドライヤーも投げ捨てる。

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【575】このプリンのように二人、仲良くね。

前に『優しい人は環境を信頼しすぎる』というつぶやきをした。だけどやっぱり僕はそういう人が好きだ。
優しい人は美しい花に似ている。周りの環境も優しいと思い込んでいるから、儚い形状で花を咲かせ、そして厳しい環境によって散る。だけど、その生活環で見せる切ない美しさは他に類を見ない。

彼にそれと彼に

貴方の新しいさ
今の私の新しさ
私は遡ってきっとあなたを探すでしょう
もしかしたらいつか出会えるのかな
私の服と貴方の至高の音楽が
いつか完全音程の和音を奏でる日は来るのかな
あなたの魂がまだ余韻を保っているように
私の服の透明な裾はどこまでも伸びて行くの

貴方の本質を求める好奇心は
私を苦しめて最高の命題を与えた
どこまで貴方の彫刻のような
空間の広さを私は創れるのだろうか
貴方とは少し似てい

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カカオの響き

カカオの響き

チョコレートに合う音楽で思いついた曲。

"Norah Jones -Sunrise"

この曲を縦糸に、チョコのビターな甘さを横糸にして、想像上の織物を作るティータイム。タイトルはsunriseだけど雨上がりの空にも優しく馴染む曲。

この曲を聴きながらロイズチョコレートを食べると、なんともいえない至福の時間が訪れた。

ROYCEのチョコレートを食べると、天国行きの瞬間エレベーターに搭乗できた

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3月7日の詩

3月7日の詩

2月の沖縄を思い出してた。
風は生ぬるく
観光客も少なくて快適だった。
確か琉球村で
ぶくぶく茶を飲んだ。
暖かい泡いっぱいのお茶は
珍しいけど懐かしい味がした。
妙にわざとらしく流れる
ゆっくりとした園内放送の沖縄民謡が
ゆったりゆったり流れていた。
スッキリと晴れていない空が
絶妙な気怠さを
良しとしたお昼前の事だった。

おはよう、世界。

詩「好き」

詩「好き」

 好きだと想ったら
 ハートからひょっこり
 芽が出てきた

 好きという想いが
 つのればつのるほど
 芽はのびていく

 水をあげよう
 肥料をあげよう
 太陽をあびよう

 もっと もっと 育って
 ぼくの
 わたしの
 「好き」

↓ 前回の詩もぜひご覧ください!