彼にそれと彼に

貴方の新しいさ
今の私の新しさ
私は遡ってきっとあなたを探すでしょう
もしかしたらいつか出会えるのかな
私の服と貴方の至高の音楽が
いつか完全音程の和音を奏でる日は来るのかな
あなたの魂がまだ余韻を保っているように
私の服の透明な裾はどこまでも伸びて行くの

貴方の本質を求める好奇心は
私を苦しめて最高の命題を与えた
どこまで貴方の彫刻のような
空間の広さを私は創れるのだろうか
貴方とは少し似ている
資本主義に眼を向けずに
ただ自分との対峙に命を賭けるの

最高のギャンブル

私の周りにある芸術はいつまでもどんな時でも
私に語りかけて貴方とそれとで会話ができるから
タイムマシンなんかよりそれだけあれば私は十分

甘美な旋律、両義的な彫刻

いつか私もそこに並びたい

絶対に並ぶからお願いそこに居て


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