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大切にしておきたい記事

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個人的に大切にしておきたい、自分の記事を残します。読んでくださるかたは、読んでってください!
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記事一覧

ただ、ただ、明日へとパドリング!

パドリングというのは、最初、ぼくの辞書には舟こぎとの載っていましたので、カヌーの舟こぎをイメージしてました。
イメージは、独自のもので良かったのですが。

正しいのは、サーフボードに乗って、こいでいくの意味らしいです。

ちょっと、気が早いかも知れませんが、身の周りのことが片付いたら、エッセイの通信講座を始めようと思います。
もしかして、明日もなにも起こんない、けど、ただ、ただ、永遠のパドリングを
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236、【小説】リプレイに乾杯

236、【小説】リプレイに乾杯

五年前に書いたものです。まだ、書き始めたばかりなので、初々しさが残ってます。

クローゼットの中を整理していると、昔、書いた作文が出てきた。『リプレイに乾杯』という、渉(わたる)が初めてエッセイ風小説のつもりで書いた作品だ。

渉自身が、「ミスターヒッチハイク」という音楽バンドの『リプレイ』という曲を、ギターで奏で終えるまでのことを書いた。今から考えれば、下手くそな文だなあ。よく、こんなもん書けた

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235、孤独な生活を

235、孤独な生活を

今日、女性に
「結婚なんて、そんないいもんじゃないわよー」
なんて、言われました。
正に、ぼくの、持っていた常識を覆すような一言。
「結婚に安定なんてないわよー」
とも言っていました。
そんなこと、言われたってー。結婚しないと、いまの人生が前にすすまないような気がするんです。
「結婚ったって、あなた、離婚されるわよー」
そう言われたときには、ぼくのロマンが音も立てずに崩れ去りました。
そう言えば、

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234、ましてや、この雪の降るなか

234、ましてや、この雪の降るなか

いつものように、バスに乗ろうとすると、この雪のなか、おばあさんが震える声でたずねてきた。
「『四条大宮』に行くには、どうすればいいですか?」
え?と思った。
ここから、離れ過ぎている。バスにでも乗らないとだめだ。しんしん、しんしん、雪は降っている。
ちょうど、良かった。『四条大宮』なら、ぼくと同じバスだ。
でも、このひとの、この様子。バスに乗ったところで、たどり着けるだろうか。ぼくは、途中の駅で降

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233、沈んでほしくない夕陽

233、沈んでほしくない夕陽

気になってた女の子と、やっと!しゃべれた!

家どこですか?と、お互い言い合っただけなんだけど、いま、家に帰ってきて、ドキドキする。

まさか、あのひとと、話ができるなんて。

うれしくて、うれしくて、ドキドキがとまらない。

もう、宙に浮いてしまいそう。

ぼくだけ、道を歩いてて、宙を歩いてるんじゃないだろうか。

商店街を出て、お互い家が反対方向だから別れたが、あのひとの声が聞けるなんて。それ

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232、会いにいく

232、会いにいく

休み!休みと言えば、社会人のひとたちは、家でゆっくりしておきたい!と考えるかも知れないが、それは、仕事をしてるひと。
ぼくは、いま、仕事を辞めて、ひましてるから、休みが嫌いで、嫌いで仕方がない。
休みが嫌いなんて、不健康だ。
仕事して、休み、大好き!と言える、社会人のひとこそ、健康なひとと言えると思う。
でも、最近は、その休みでさえも、愛おしく思えるようになった。
お父ちゃんの面会に行けるからだ。

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232、【小説】冬の王子さま

232、【小説】冬の王子さま

今日は、サークルも午前で終わりで、神社の前の、芝生の公園に来ていた。
冬、といっても、まだ暖かいほうだ。日差しがあって、ほんの少し気持ちいい。
ぼくは、芝生公園の、真ん中のベンチに座って、のんびりと本を読んでいた。
12~13ページにめくるとき、サークルでいつも、となりの席に座る女性が、歩いてきた。きょろきょろしている。誰かさがしているのかな?
ぼくは、そのひとの名前を知らない。
思い切って、その

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231、年男

231、年男

ぼく、今年、年男なんですよねー。

やることがないので、外に出てみました。太陽がほんのり日差していて、なんだか暖かい。春かな?なんて、思ってしまいました。
暖冬でしたね!
結局のところ、秋も遅くやってきて、冬が短かった。いま、春のような心地です。
冬という気がしません。
こんな日に、父を散歩へ連れてったげると、喜ぶのになー、もったいないなー、と思うんですが、父は、いま、尿路感染症で入院しました。十

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230、自分の顔!作ってこ

230、自分の顔!作ってこ

今日は、冬晴れだ!
晴れ渡るそらの真下、公園で、この文章を書いている。
40歳までの顔は親の遺伝、40歳からの顔は、自分の責任!という話を聞いたことがある。
38歳から、45歳まで、母親の介護で顔なんて作ってるひまがなかった。毎日、母に怒り、すべての責任を母のせいにしてた。こんな、ひとの責任にするような顔は、自分が作ったんだな~、とおぼろ気に考えながらも、それを回避する手段がなかった。あまりにも、

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229、風がはこぶ場所

229、風がはこぶ場所

はぁーっと、息を吸い込んだ。
帰り道、少し強い風が吹いた。追い風だった。なんだか、最近、追い風がよく吹く。いっそう、その風にまたがって、未来へひとっとび!といきたいところだが、そう上手くもいくまい。
ぼくには、まだ、たくさん残された仕事がある。
若い頃から、子どもを育てたい!そう考えていた!だから、結婚はしなければいけないんだ、と自分に言い聞かせてきた。
子ども。男の子でも、女の子でもどちらでもい

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228、上達

228、上達

家で、ボーッとしてたら、病んできそうなので、ファーストフードショップに出かけて、ボーッとしてます。

大人や子ども、特に中高生たちに混じって、おっさんが一人、ボーッと。

誰も気にもとめませんが、しょーがないんだよ、家にいても、なにもことが運ばないんだよ!と、言い訳を隠しもって、頼んだジュースを飲んでいます。

いまから、なにしよっかなー。考えてみたら、今日一日、ベッドの上で、ねてたなー。もう、ね

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雪にお任せ

ぼくの住んでる京都は、雪降るのかなあ。
冬は、クリスマスがある。まあ、いいや!今日はクリスマスだー!って、ダイハードの最後のセリフだけど、雪が降ったら、みんな雪に任せちまえ!って、ラストもいいよね!

もし、京都にも、雪が降ったら、そんなこと、雪に任せて、今日は楽しんぢまえ!って、言えるんだけどなー

227、友よ

227、友よ

同級生の友だちが、母親の介護に奮闘していると聞きました。
ぼくの場合、周りのひとより、少し早くやってきた親の介護問題。そりゃ、ぼくだって、介護の最中、施設に行ってくれないかなー、って何度も考えましたよー。ぼくだって、聖人君子じゃないんですからー。
介護の最中は、まったく、ひとも寄り付かなくなりますしねー。
それでも、母のお世話をしたのは、やはり、いままでの恩返しがしたかったからです。
きっと、同級

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226、渇いたスポンジ

226、渇いたスポンジ

仕事を退職してやることがなく、就活サークルにまた、戻りました。
前回の就活サークルとは、また違って、新しい顔ぶれがそろってます。どうせ、すぐ、また就職して、みんなとまた、おさらばするつもりですが、それでも、みんなと仲良くなれるかな、とは考えてしまいます。
そんなところに、好みのタイプの女性、発見!
皮肉なものです。どうして、仕事して、お金を稼げるようになったころには、女性との出会いなどないのに、い

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