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#エッセイ

愛と光?

愛と光?

愛と光?

いまだ名も成さぬ
あなたのような人から
そんなこと語られてもね

説得力ないんだよ。

それはそうだ

けど、愛と光に
成功は関係ないんだよ

はじめからそれは
ただ、あるものなんだから

べつに
成功してみせなくても
いいんだよ

強いんだぞ
すごいんだぞ

そんな証明は
いらぬことなんだ

名も成さぬぼくにも分かる

ただ、ここにある。
それが愛なんだ

愛を知れば
それだけで

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輝く言霊

輝く言霊

愛するって

泣きながら

笑うこと

ああ、ほんとうに・・・。
その通りだね。

少し前、この胸に。

空から落ちてきた。

輝く言霊。

ツリーに飾っておこう。

忘れないようにね。

⭐︎

なんて温かみのある美しい輝きだろう。

高い高い天井につくほどの大きなツリーに施されている品のあるオーナメントの数々。

中でも短冊のような白いレースが目に留まりました。

ああ、この飾り。とても好きだ

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螺旋

螺旋

わたしたち

表と裏ね

追いかけて

くるくるまわる

二人の輪舞

いつだって

ひとつになれるのだけど

今は知らないふりをして

回っているの

⭐︎

知っていても、知らなくても。
 
もう、どっちでもいいじゃん、笑!
 
わたしたち、くるくる回る、ただの表と裏なんだから。

そう思えたら、ただただ面白い、この世界!
 
なんか、楽しい言葉が出てきたなぁって嬉しくって。
 
先日、訪れた

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愛とは一体何だろう

愛とは一体何だろう

愛から
覚めてしまった時

世界は色褪せる

そんな時は、もう一度眠り

愛を取り戻す

色褪せそうになるたび、眠る

何度も、何度も。

不思議と愛は
わたしを強くしあわせにする。

しかし、愛とは一体何だろう

この世界のあること

あなたのあること

わたしのあること

生きていることに

感動していることだ

忘れる

忘れる

もう、いっそ。
すべてに光を注いでしまおう

我を忘れて

もう、いっそ。
すべてを忘れてしまおう

愛になって

寝転んで。

重さを感じる。

背中はまるで船底。

ふっくらと大地の海に浮かび上がる。

ゆらりふわりと広がる意識の中。

不意に生まれた感慨。

ファンファーレ

ファンファーレ

たからかに

宇宙のラッパ

わたしという点から広がる

ファンファーレ

軽やかに、高らかに。

どこまでも広がっていく意識。

いま、わたしが楽器なら、とてもいい音がするだろうな〜✨

湯船の中で、宇宙の息吹と通いあう感覚を味わっていたらそんなイメージがうかびました。

存在の輪郭

存在の輪郭

採れたての朝日

迷いなき空

あたらしき地平線

浮かび上がる

我という

存在の輪郭

⭐︎

先だっての長雨で大地が冷やされたのでしょうか。

朝の緑地は爽やかで、昔の夏の朝を思い出しました。

すっきりと青い空に、耀くばかりの朝日の中で。

わたしという存在の輪郭がくっきりと浮かび上がるような、清々しいひととき。

迷いがないって、こういうことなんだと思いました。

午前2時

午前2時

安らぎが
息をしている
午前2時

わたしの隣で
あなたが眠る

あなたの歯軋りの音で目覚める午前2時。

手を伸ばし、歯軋りのする左の頬にそっと指先を添える。

その、こわばった筋に触れたそばから、それはふわりと緩んで。

歯軋りは形を失って行く。

「ああ、これは、あなたの無意識に触れているんだな。」

ぼんやりと確かに思う。

一瞬、目覚めて。またすぐに深くなるあなたの寝息。

残された無意

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ピカリ!

ピカリ!

細胞が
ピカリ!とある日
目覚めては

世界征服
愛の楽園

ピカリ!がたくさんたくさん重なって。

細胞がつらなる網の目を伝う光が強まって。

下から上へと密やかに、世界征服。

湯船に浸かって、ぼんやりと。

わたしから言葉が消えた時、ピカリ!と光ったイメージの。

楽観に微笑む夜。

遊ぼう、ぼくは永遠を抱きしめているから

遊ぼう、ぼくは永遠を抱きしめているから

ぼくは無視する
すべての残酷は食卓に宿る、だからこそ
右手にナイフを、左手に愛を
だれかひとりを犠牲に、
または英雄にすることばかりが横行している
それはフォーカスのしすぎ
ぼやけること
そして点たちを適当に繋いでゆくこと

これはnoteをはじめた理由にも繋がるんだけど
と、ふたつめの前置き

ぼくは言葉をつかって
きみに(あるいはぼく自身に)聴いている
「きみはどう思う?」
いまやぼくの使う言

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涙と微笑み

涙と微笑み

涙があふれる時
押さえていた自分が声を上げる

やっと会えたね
もう離れたくない
ずっとここにいたい

大丈夫
僕はいつだって君を見ている

君をこの両手の中に
包んで温めている

どんな時でも
生きていけるように

人生という道を
最期のその日まで
歩き続けられるよう

微笑んで君を見ている

本当はいつだって

僕と手を繋ぐことができるんだよ

⭐︎

探し求めるというのではなくて。

おすす

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ちいさなともだち

ちいさなともだち

背丈はまだ ふとももくらい
1才になった ちいさな友と
あるひ さんぽに 出かけました
紅葉 まっさかり!
すてきな森に かこまれた 
神社の小道を のんびりゆっくり あるきます

おおきな おおきな こけむした岩
たかく たかく そびえる木々
ちょろちょろ ながれる きよらかな 湧き水
はらはら おちてくる 色づいた 葉っぱたち

うわあ! うわあ! うわあ!
そのすべてに こころ うばわれて

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くらやみが歌ったとき

くらやみが歌ったとき

すべてを なげだしそうになる
そんな闇(よる)に のみこまれるとき
生きることへの 情熱をなくすとき
こころもからだも 迷子になる

くるしみ かなしみ いたみ
それは自分の頭が つくりだすもの?
すべてはわたしたちがつくる まぼろし?

そんな闇(よる)を かかえたまま
雨あがりの朝 森をあるく
静謐(せいひつ)な空気と 雨粒をまとう 葉っぱたち
はりつめていた きもちも からだも 
一歩一歩 

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白い蝶が舞う

白い蝶が舞う

七月もあと三日を残すところとなった。
郵便局で用事を済ませ公園へ向かう
酔芙蓉は緑に包まれた蕾になった。
懐かしい嬉しい気持ちが湧き上がる。

斜面に視線を向けると小さな花
白い花の周りを蝶が舞う
蝶は変化と再生の象徴
動かぬものから空を舞うものへ

白き蝶は純粋と浄化の象徴
思いの汚れを教えにきた
想いを浄化せよと教えにきた
転機と始まりは心しだいなのだ。

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