おもち

一般大学生がぽつぽつと言葉並べて遊んでいるだけなんです。でも、見てくれたら嬉しいですね。

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一般大学生がぽつぽつと言葉並べて遊んでいるだけなんです。でも、見てくれたら嬉しいですね。

記事一覧

暗闇遊園地からこんにちわ~その2~

お久しぶりです。おもちです。 1回目から結構空いてしまいました。誰も読まないエッセイのいいところは締め切りがなく待っている人間もいないので気ままに書けることでしょ…

おもち
2か月前
10

暗闇遊園地からこんにちわ ~その1~

どうもおもちです。 普段はポエムを投稿しています。いくつか挙げていて自分で言うのもあれなんですが、ものすごくbotみたいで無機質なので人間味をアピールしようと『暗闇…

おもち
2か月前
8

眠れぬ夜に あの頃を思ふ

忘れられない過去がある 見慣れた光景になりつつあった君との時間 でも その日はなんだか''オワリ''が見えた 近くで見ることのできた君の横顔 意外にも普通に見えた 目 鼻…

おもち
3か月前
8

備忘録

今日もまたこの窓から外を見る またあの人は庭の花に水を飲ませている 嗚呼 明日も私はここにいる 後ろ指さされて文字を打つ 何も変わらない毎日を恐がるけど 変わって…

おもち
3か月前
6

独りそっと言葉を拾う

独りは自由だ 誰にも邪魔をされずに人生のすべてを自分に使える でもやっぱり寂しい こんな言葉を置いてると 虚無主義や自己陶酔を疑われる そうじゃない 嘘をつかなくて…

おもち
3か月前
9

One Beautiful Day

用事が僕を起こす 僕は用事に起こされる それだけの一日のお話です 外に出ればそこにはゆったりとした幾千の人生が 街を埋め尽くしていた トーキョーに出てきてから しば…

おもち
3か月前
5

グッド・エンディング

大都会での生活にも慣れ、今日この頃 ミンナが寝静まった時間に僕は起きる おはよう、”オワリ” 星も太陽に負けてしまう瞬間 同様にワタシも太陽に焼かれる 太陽は容赦な…

おもち
3か月前
5
暗闇遊園地からこんにちわ~その2~

暗闇遊園地からこんにちわ~その2~

お久しぶりです。おもちです。
1回目から結構空いてしまいました。誰も読まないエッセイのいいところは締め切りがなく待っている人間もいないので気ままに書けることでしょうね。

2回目は「暗闇遊園地」について少し書こうと思います。変な題ですよね。
しかし意味はあるんですよ。最近投稿できていませんが、私実は詩をnoteに載せているんです。いくつか読んでくださってる方もいるのですが、読んでもらえればわかるの

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暗闇遊園地からこんにちわ ~その1~

暗闇遊園地からこんにちわ ~その1~

どうもおもちです。
普段はポエムを投稿しています。いくつか挙げていて自分で言うのもあれなんですが、ものすごくbotみたいで無機質なので人間味をアピールしようと『暗闇遊園地からこんにちわ』と題してこれから日記的なエッセイを定期的に発信していこうと思いましてこれを記しています。

初回のテーマは「無名」についてです。私はnoteに度々投稿していますが、閲覧数は本当に皆無に等しいです。つまり無名であり、

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眠れぬ夜に あの頃を思ふ

眠れぬ夜に あの頃を思ふ

忘れられない過去がある
見慣れた光景になりつつあった君との時間
でも
その日はなんだか''オワリ''が見えた

近くで見ることのできた君の横顔
意外にも普通に見えた
目 鼻 耳

素直になれないね
帰り際に香る「さようなら」を
静かに夜の街に溶かし
その日をアルバムにしまって
思い出に

備忘録

備忘録

今日もまたこの窓から外を見る
またあの人は庭の花に水を飲ませている

嗚呼 明日も私はここにいる
後ろ指さされて文字を打つ

何も変わらない毎日を恐がるけど
変わってしまうのだって恐いんだよ

あの日の気持ちを忘れぬが如く
今宵の気持ちも忘れない

今日は何が残せるかな
きっとそれがワタシを生かす

独りそっと言葉を拾う

独りそっと言葉を拾う

独りは自由だ
誰にも邪魔をされずに人生のすべてを自分に使える
でもやっぱり寂しい

こんな言葉を置いてると
虚無主義や自己陶酔を疑われる
そうじゃない

嘘をつかなくていいよ
君だってそうなんでしょ
この世界は厳しい
僕みたいな若者に

自由は寂しさによってのみ担保される
寂しさを除いた自由は存在しないとまで
僕は思ってしまっている

文才はない
表現力もない
社交性も
情熱も
希望もない

だか

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One Beautiful Day

One Beautiful Day

用事が僕を起こす
僕は用事に起こされる
それだけの一日のお話です

外に出ればそこにはゆったりとした幾千の人生が
街を埋め尽くしていた

トーキョーに出てきてから
しばらく嗅いでいなかった土の匂いに踊り
歩みを進める

ここに来るまで遠かった
太陽くんが大笑いしてご機嫌な頃の
ほとんど無人の電車に揺られて
遥々やってきた
月がひしゃげた顔で僕を見る
大丈夫 忘れてなんかいないさ

コトを済ませて気

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グッド・エンディング

グッド・エンディング

大都会での生活にも慣れ、今日この頃
ミンナが寝静まった時間に僕は起きる
おはよう、”オワリ”

星も太陽に負けてしまう瞬間
同様にワタシも太陽に焼かれる
太陽は容赦ないな
孤独に黄昏ることすらさせてくれないでさ

さて、”オワリ”
君はどうしてそんな風に呼ばれているの
どうして君が”オワリ”で
あの眩しくて仕方のない頃が始まりなの
世界が君を無視しようと
僕だけは君に正面から向き合い云うよ
おはよ

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